劇団野の上『ふすまとぐち』について(直接)聞いてみた。
考えてみると、役者の百次さんじゃなく、脚本演出の百次さんを観るのは初めてですね。ざっくり言って、どんな芝居、どんな劇団なんですか? @nono_ue_momo
2012-06-05 16:48:40@trmkkt おっと!?質問ありがとうございます!僕の作品は、劇団員が僕以外、女優(しかもアラフォーアラフィフ)ばかりなので、女性のえげつない会話が多いです。多いというか好んで書きます。そして、題材が重いモノを扱うので、それをどれだけ軽く見せられるかという演出をします。
2012-06-05 16:59:37そうそう!あれで、オレ入れて三人ですね。“@narita329: そういわれると男性キャスト1番多かったのが臭う女ですもんね(; ̄ー ̄A”
2012-06-05 17:14:50@nono_ue_momo 今回の題材も重いモノなんですか?それを軽く見せる工夫ってどんな感じなんですか?ざっくりと言って、どんな感じでしょう?
2012-06-05 18:36:58@trmkkt 今回の題材は、ヨメ姑問題です。どこにでもある事ですが、そこには無関心、同調圧力、ちょっとした思い違いからの齟齬等、日本のコミュニケーションの問題が沢山つまっていると思います。今回の「ふすまとぐち」は、家族が一番コミュニケートできてないという前提から始まります。
2012-06-05 18:50:58@trmkkt それらを軽く見せる為に、それまでディテールにこだわり、リアルに作った演技を一転してデフォルメします。 それと、方言の濃さが観る人の印象をやわらげるみたいですね。 要は、「怒ってるのは分かるけど、何を言ってるか分からない」状態を作ると笑えます。
2012-06-05 19:00:58@trmkkt もちろんホームの青森や、方言が分かる人には、何を言ってるか分かります。でもデフォルメしたものを見せるとシリアスなシーンでも笑えます。段々、笑えないシーンでも笑ったりするようになり、観客が自己嫌悪に陥る事もしばしば。これは「観客の悪ノリ」状態を引き起こします。
2012-06-05 19:19:45@trmkkt これらは、役者に説得力がないと通用しません。なので稽古は 徹 底 的 に行います。役者のアドリブに任せるシーンは一切作りません(今のところ)。
2012-06-05 19:21:41RT @kosabe_atelier: 男性が描くのは、同情の余地ある男性と男性にとって魅力のある女性。女性が描くのは、たくましい女性(あるいは報われる女性)としょうもない男性(または女性を思ってくれる理想的な男性)。男性は女性にある種の理想があるし、女性は男性にある種のあきらめがあると思う。
2012-06-05 18:44:30僕が描く女性は、この方のツイートから行くと、完璧に後者です。たくましい女性と、情けない男性です。 僕自体が、「男が思い描く理想の女性を描いて、それを観客に提示する」その事にそんなに意味がないかなと思ってまして。
2012-06-05 21:06:34という事は、モモジさんは女性だったのか… RT@nono_ue_momo:僕が描く女性は、この方のツイートから行くと、完璧に後者です。たくましい女性と、情けない男性です。僕自体が、「男が思い描く理想の女性を描いて、それを観客に提示する」その事にそんなに意味がないかなと思ってまして
2012-06-05 21:11:02お!コサべはどう思うかな?RT @nono_ue_momo: 僕が描く女性は、この方のツイートから行くと、完璧に後者です。たくましい女性と、情けない男性です。僕自体が、「男が思い描く理想の女性を描いて、それを観客に提示する」その事にそんなに意味がないかなと思ってまして。
2012-06-05 21:11:18僕は女性をひどい扱いで描く脚本家と言われたことがあります。安易に男に騙された上に、借金取りにボコボコにされる話とか。それも裏返しの女性崇拝ですけどね(自己分析)
2012-06-05 21:17:05僕もそんな感じかな?でも男性像、女性像にある種の諦めがあるというか、「こんなもんでしょ?」感あり“@trmkkt: 僕は女性をひどい扱いで描く脚本家と言われたことがあります。安易に男に騙された上に、借金取りにボコボコにされる話とか。それも裏返しの女性崇拝ですけどね(自己分析)”
2012-06-05 21:36:09偶像化しない、て大切ですよね。RT @nono_ue_momo: 僕もそんな感じかな?でも男性像、女性像にある種の諦めがあるというか、「こんなもんでしょ?」感あり“@trmkkt: 僕は女性をひどい扱いで描く脚本家と言われたことがあります。それも裏返しの女性崇拝ですけどね。
2012-06-05 21:39:19そこから、どう前向きなモノにするかとか、人間礼讃にするかが作品を作る上での課題というか。 “@trmkkt: 偶像化しない、て大切ですよね。RT 僕もそんな感じかな?でも男性像、女性像にある種の諦めがあるというか、「こんなもんでしょ?」感あり“
2012-06-05 21:52:50@trmkkt そんな事を考えながら書いてますけど、僕の芝居は難しい話題や主張は特に無いので、非常に観やすいと思います。老若男女が観るに耐える芝居ですよ~。方言が分からないと、逆に「何を言ってるんだろ?」って観客側の積極的な参加性(こんな言葉ないか?)が生まれます~。
2012-06-05 22:07:19@trmkkt そして、逆のお客さんも出てきます。それはその人の異文化に対する姿勢がどういうものかが、皮肉にも出ちゃうんだと思います。積極的に理解しようとするか、それとも排他的になるか。
2012-06-05 22:09:07