縁あって三条会の「ひかりごけ」の通し稽古を観る。前に観たのと全く違っていたが、武田泰淳の台詞の一つ一つが新鮮に響いて、何かもう、すっかりやられてしまった。
2012-05-29 22:24:24今日、劇団三条会の最新演劇「ひかりごけ」を観に行った!とーっても素敵な作品なので、 ぜひオススメです。公演は下北沢ザ・スズナリで6月4日まで!
2012-05-30 21:04:13三条会[ひかりごけ]下北沢スズナリにて本日初日。濃密な1時間20分、すごい好きな作品のひとつになりました。6/3くらいまでやってますのでお近くの演劇好きの方は是非。
2012-05-30 21:35:06新しい、触れたことのない『ひかりごけ』の誕生を見届けて昂奮。のっけから鷲掴み、いきなり佳境のような張力が漲ります。緊張と弛緩…閉塞と開放…真冬と早春…「正義」と悪…死と生…の混在。何十年も経ったホンなのに甦生するテキストの力強さと新演出の破天荒。三条会/ザ・スズナリ初日。
2012-05-30 21:44:43三条会『ひかりごけ』古参の役者がほとんど辞め、キャストに女性が4人も並んでいるので、以前の上演とはかなり変わるだろうと思ったが、その予想をさらに上回るほどの変わりよう。前のヴァージョンは影も形もないと言っていいくらい。全くの新作。でもこれはこれで凄い!
2012-05-30 22:25:39三条会「ひかりごけ」@スズナリ たしかに”新しくなった~”ですね ”古いコケ”は観ていたので知った気になっていましたが、こういう話しだったのかー、とあらためて思いました。 船長の”我慢”が、そのままストレートに自分の生活につながってくる感じがしました。
2012-05-30 22:26:11三条会『ひかりごけ』自分としては三条会の全てが肯定出来るわけではなく、イマイチな作品も多いのだが、これだけ大きく変わっても『ひかりごけ』だけは断固として傑作にしてくるあたり、関美能留の『ひかりごけ』という作品に対する執念のようなものを感じてしまう。
2012-05-30 22:32:02三条会『ひかりごけ』昔のヴァージョンに比べると、テキストは(読んだことがないけれど)原作にずっと忠実になった感じ。いきなりマクドナルドから始まったりしない。前半は少々地味だが、今や役者として三条会を一人で背負って立つ状態の榊原が登場する後半は、息もつかせぬ緊迫感。
2012-05-30 22:40:17三条会『ひかりごけ』ただそれだけに、榊原と他の役者の熱量の差が歴然としてしまった感は否めない。全く同じ構成・演出でも、役者が以前の三条会のメンバーだったら、さらに面白くなっただろう。だがそれは、今後このヴァージョンがさらに成長していく可能性も示している。今はその可能性を買いたい。
2012-05-30 22:44:43三条会『ひかりごけ』ともかく以前とは全くの別物なので、前に『ひかりごけ』を見ている人も、今回は見逃し厳禁。同じ題材を扱いながら、全く別の傑作を目撃することになるはずだ。
2012-05-30 22:53:33三条会「ひかりごけ」、関美能留にとっては愛着深いこの作品を全面的に改訂したバージョンの上演が、新しい三条会の力強いマニフェストとなっている。独創的なギミックによるグロテスクなデフォルメは控え目。原作に内在する象徴の核となる部分を抽出し、再構成した美しい舞台だった。
2012-05-30 23:59:53そして夜はスズナリで三条会『ひかりごけ』観劇。俳優の強度、場の張力。拡がる範囲が圧倒的。何もかもが真摯な舞台。演劇ともっかい出会ったようなこの気持ちのまんまずっといきたいと思った。
2012-05-31 09:11:11三条会「ひかりごけ」スズナリにて。音と絵とバラバラで美しかった。人肉を喰らう、状況はあっても、その事実の衝撃が落ちなくて、ふわふわ。
2012-05-31 21:48:17三条会「ヒカリゴケ」面白かったなぁー!! 昨日はシネクイントでお客様に「4があるかないか、こっからは俺ら客に託されたと思ってますから!」 って言ってもらえたの嬉しかったなぁ!!本当、作品を楽しんでもらって更に応援してもらえる事は心底嬉しいです。簡単には出来ないからやるんだな。
2012-05-31 22:04:48こんばんは。今日は、小夏さんのかわりに、スズナリでやっている三条会「ヒカリゴケ」を観てきました。演出や演技は勿論のこと、舞台美術や照明が感涙モノ。美しかった。
2012-05-31 22:30:22劇場入りの前に、三条会『ひかりごけ』@スズナリを観劇。こんな風に空間を包む言葉にならない感情に出会いたくて演劇をやってるんだよな。何処までも手脚が伸びていけそうな程自由で、でも決して飛べない感じ。今も感動しています。 http://t.co/84EJgye0
2012-06-01 16:14:25三条会『ひかりごけ』作品の時代を身体の記憶に持たない俳優が演じるにあたり「おらたちばっかだべか?」の問い(武田泰淳の原作通りだが)含め、普遍化を志向していて興味深い。美術など印象的だったが所々俳優が弱く残念。延々と続くバイオリンのパッへルベルのカノンが私には「我慢」の発動装置に。
2012-06-01 16:39:00