佐藤友哉の1000ドル小説の旅。
- Kagamikimihiko
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フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人(2001年7月)
エナメルを塗った魂の比重 鏡稜子ときせかえ密室(2001年12月)
水没ピアノ 鏡創士がひきもどす犯罪(2002年3月)
鏡姉妹の飛ぶ教室 〈鏡家サーガ〉例外編(2005年2月)
青酸クリームソーダ 〈鏡家サーガ〉入門編(2009年2月)
ちなみに1000ドル小説の中身は、『鏡家サーガ』という、事実上封印していたシリーズの完全新作です。本編の執筆はなんと10年ぶり。購入予定者の中に新規読者はいないかもしれませんが、シリーズを未読でも楽しめるように書きました。
2012-06-08 00:07:15佐藤は以前、『1000の小説とバックベアード』(新潮社)という本で、「片説家」なる職業を創造しました。「片説家」の仕事内容は、「読者ではなく依頼人のための、たった1人のための物語を書く」というものです。ステキでしょ?
2012-06-08 00:17:40「片説家」なんて仕事は、もちろん理想論。現実には無理。「あなただけの物語」を読者に届けるのは不可能。だからって、小説に願望を投影して満足…というのも情けない。なので、無理矢理やろうかなと。それが男の子ってものですよ。何もしない男の子は中2病じゃないね!
2012-06-08 00:25:19自分が「片説家」となったとき、では依頼者は何を求めるのだろう? 思い浮かんだのは、悲しいかな嬉しいかな、「鏡家サーガ」という封印したシリーズ。ただそれのみだったのです。
2012-06-08 00:38:19じゃあ鏡家本編10年ぶり書くわ、と。そして1000ドル払うような愛すべき「依頼者」に、「あなただけの物語」という感覚をより強く持ってもらうため、マルチエンディング方式を採用するわ、と。限定10部、すべて後半から内容が違うの。登場する兄弟がもう違うの。
2012-06-08 00:49:262012年6月段階の佐藤友哉の著作を1000ドルで買うのは、勇気のいる作業だと思います。でも僕はみんなに、マイケル・ジャクソンの遺品を高額で買うような人になってほしくないんだな。伸るか反るかの冒険心を100歳まで維持しようぜ、お互い。
2012-06-08 01:01:01色々書きましたが、僕が云いたいことは2つだけで、「破産しないでね」ということと、「鏡家サーガを嫌いになっても、佐藤友哉のことは嫌いにならないで下さい」ということだけです。
2012-06-08 01:13:111000ドル小説どうしようかな。世界広しと言えど、ユヤタンとHYDEどっち取るかで悩んでるのは私くらいだろう。はっはっは。
2012-06-07 23:10:07しっかし、LIVEのために有給取るとか普通にあるし、10万くらいの限定イベント(ホテル代込みとかだけど)とかもあるし、なんで小説だと超ハードル高いみたいな感じになっちゃうんだろうね。
2012-06-07 23:25:37作家が文字の価値を低くしたからさ。RT @nyanbaru: しっかし、LIVEのために有給取るとか普通にあるし、10万くらいの限定イベント(ホテル代込みとかだけど)とかもあるし、なんで小説だと超ハードル高いみたいな感じになっちゃうんだろうね。
2012-06-07 23:49:33