くるるさんが『数学ガール/乱択アルゴリズム』についてつぶやく
もともとプログラミングに関する本で名を馳せていた結城さんが、せっかく得た新しい場でプログラミングのことをやるというのに最初違和感がありまして、どのように受け止められるのかが心配だったのですが、なんかそんなことはなかったみたいです。
2012-06-08 13:41:48それと、リサっていう根っこからネガティブなキャラが出てきて、ずいぶん毛色がちがうけど大丈夫かな、受け入れられるかなと不安でした。いらない心配だったようですが。
2012-06-08 13:48:08リサの母親に対するコンプレックスが重要な要素となっているにもかかわらず、母親が出てこないというのがすごいというかなんというか。このあたりが作家としての結城さんの怖さというか。
2012-06-08 13:51:35生と死を描くのに死んでいく人が要らない、偉大な親へのコンプレックスを描くのに親が登場する必要がない、それが結城さんの物語作りなんですよね。
2012-06-08 13:53:38クイックソートがよくわかっていなかったのだけど、一発でわかったので、やっぱりわかりやすいなあと。一応腐っても数学者なので、数学についての部分はだいたい知っているかすぐわかるかなので、わかりやすさに関しては判断しづらいです。
2012-06-08 13:56:20モンティホール問題の解説で、私たちが「ボールはAの裏にあると仮定しても一般性を失わない」とか言ってしまいそうなところで、きっちりと書き切っちゃつているのがさすがというか。
2012-06-08 13:59:53最終章のテトラちゃんの言葉に全く感銘を受けないのは、私がすれすぎているのか発達障害なのか。むしろあの章はリサの「コンティニュー」が泣き所でしょう。
2012-06-08 14:04:15しかし、私のTLを見ると、理論にも詳しいプログラマって少なからずいるのに、それだけ乱択アルゴリズムがよいものならなぜもっと使われないのかなと思うのですが、どうしてですかね。
2012-06-08 14:07:13しかし、テトラちゃんは親とか親戚のにおいが本当にしない子だなぁと私には思えます。これはページ数の制限からそうしているだけかと思っていたのですが、そうでもないようで。
2012-06-08 14:28:05