120608 連続セミナー「日本のエネルギー政策の基本問題」第３回 「どうする！日本の環境・エネルギー政策」

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【IWJ・UST】 ただ今、Ch6では「連続セミナー『日本のエネルギー政策の基本問題』第３回 『どうする！日本の環境・エネルギー政策』」の模様を中継中です。Ch6 → ( #iwakamiyasumi6 live at http://t.co/2nSJcScc)

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はじめに、中下裕子氏による開会挨拶。中下氏；電力システム改革をどうするか議論になっている。教登壇される方は、渦中で戦っておられる方ばかり。とりまとめに向け大詰めを迎えている。私どもも国民の一人として議論を。講師の顔ぶれから、白熱した議論になると思う。#iwakamiyasumi6

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浅岡美恵氏（日弁連公害対策・環境保全委員会特別委嘱委員）による、エネルギー基本計画見直しの現状と課題について報告。浅岡氏；選択肢議論の原子力35％案は何だったのか、選択肢は何か、原発とエネルギー起源CO2削減は。#iwakamiyasumi6

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浅岡氏；委員会や会議の基本問題、原子力委員会は震災で対抗策定会議が止まっていたが、再開。震災前と同じ構図と体質。秘密会議も行われていた。官僚支配も感じられる。#iwakamiyasumi6

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和田氏；ここで調整して安定化をしている。このようなノウハウ、テクノロジーが伸びてきている。日本でもどのように安定化を目指すか議論をしていくべき。#iwakamiyasumi6

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菅澤氏；バイオマス発電、木を原料としたコジェネレーションが行われていた。2000年に行ったときはガランとしていたが、今回、住宅がたくさんできていた。他にも緑を多くして風の道を確保する政策も取られている。オフィスも100％再生エネでやろうと。#iwakamiyasumi6

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菅澤氏；冷房が使えないため、夜の間に特殊なドアを開けておいて放熱すると、翌日には冷えている。燃料代を設備投資に回し、手工業者の雇用増大。フライアムト村では200％再生エネでやっている。#iwakamiyasumi6

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菅澤氏；1億円の投資をし、熱供給をできるようにした。80度のお湯が地域出まわって、熱交換機を経て30度で出てくる。風車もある。各屋根にはべったりと太陽光パネル。搾った牛乳を殺菌した時の熱を回収するほど徹底している。#iwakamiyasumi6

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菅澤氏；ベルリンでは緑の党の連邦議会議員の話を聞けた。最終処分場はこれから議論を。東ドイツの2基、廃炉決まっているがこれからだという。日本では地層が安定していないから地層処分は無理なのではとヨーロッパは認識しているという。#iwakamiyasumi6

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パネルディスカッション、パネリストは植田和弘氏、金子勝氏、高橋洋氏、浅岡美恵氏。#iwakamiyasumi6

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植田氏；福島事故原因と責任を明確にしてから、エネルギー政策を考えるべきだが、まだできていない。誰か責任をとったか。そのもとで、再稼働をしようとしている。どういう正当性があるのか。環境エネルギー政策の一番の問題点は事故の見直しをして出発しなければ。#iwakamiyasumi6

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植田氏；技術的なエネルギー政策にしぼった議論が行われている。情報制御、通信技術の進歩をあわせて、電力システムも発展する時期を迎えているが、転換期ととらえないことが、日本のエネルギー政策を正しい方向に向かわせない原因に 。#iwakamiyasumi6

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植田氏；立脚点を明確にしないまま進んできたことに問題がある。菅前首相が白紙から見なおすべきとして、基本問題委員会を。飯田哲也氏は第一回に議論する資格があるのかと問うた。枝野大臣はそのとおりと答えた。それをやるということはエネルギー行政を改革が必要、#iwakamiyasumi6

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植田氏；いまのままで議論をと言われた。根本の問題を解決しないと引きずる。いろいろな委員が入ることで議論は進んでいる面もあるが、根本が解決していない。#iwakamiyasumi6

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金子氏；植田氏は獅子奮迅の活躍、座長も務められてイライラつのっている、私もそれほどではないけどイライラすることも。新対抗策定会議、基本問題委員会、本当はたくさん議論すべきことがあった。例えば東電事業計画の問題点など。ダミー的なものを次々と投げてきて、#iwakamiyasumi6

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金子氏；政権交代したにも関わらず軽はずみなことをやっている。東電に経営責任や過失責任を問うていない。環境省は除染をやる気がない、除染をしないと人が住めなくなり、反対運動もなくなる。福島の被害を放置して、一方、経営責任を問わない。#iwakamiyasumi6

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金子氏；ボーナスなど電力料金の問題になっている。関電も経営問題で老朽原発を新しいルールが出来る前に動かしたい。原子力村の癒着体質は深刻な様相を呈している。23回の秘密会議が行われていて、事務局側に原子力事業者とメーカーがいる。#iwakamiyasumi6

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金子氏；想定外の津波ということで電力会社が踏ん張ったかというと、免責されたかった。誰も認識していなかったという答弁を続けるのは国策でやったとしたいから。保安院や安全委が安全対策を妨害したことが出てきている、その保安院の判断で再稼働。#iwakamiyasumi6

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金子氏；秘密会議の資料が出れば、メーカーなどが国策にコミットしたことになり、損害賠償を免れる理由は一切なくなる。癒着の体質を明らかにすべき。規制機関は独立か環境省に置くかという議論に矮小化されている。#iwakamiyasumi6

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高橋氏；エネルギーミックスの議論になって反省しなければならないが、おかしいと何度も行ってきた。ガスが何％と国が言っても、事業者によるところがあり、政府が計画経済のように決めるのはおかしいと議論してきた。どういう経済構造にするかという議論が必要。#iwakamiyasumi6

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高橋氏；それが電源を決める。電力会社が支配していることがおかしいと、皆さんも実感したのでは。電源を選べないことなど明らかに。インセンティブを与えてくれれば節電できるのに、そういう料金体系にはなっていない、自家発が売買されない状況になっている。#iwakamiyasumi6

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高橋氏；電力システム改革の話しなので、原発を維持したい人たちは数字の話をする。何度もそういう議論をしたのに、取り上げられず、申し訳ない。だからといってあきらめず、電力システムを変えること、それが脱原発につながっていくと訴えたい。#iwakamiyasumi6

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高橋氏；国民が電力会社を選ぶことを、それで脱原発が実現するのでは。#iwakamiyasumi6

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浅岡氏；基本問題委員会でたくさんの意見が出たが、新規のことは出なかったのでは。振り返ると、そもそもの出発ができていない。今までのシステムを維持したい方の意見が反映された。こういう構造を突破しなければならないと痛感している。#iwakamiyasumi6

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植田氏；エネルギー政策は総合性を持たなければならない、総合性はどこで担保されるのか。エネルギー政策の見直しはエネルギー政策の決め方の見直しが必要。いまは官僚機構と政治がやろうとしているが、国会がやるべきだ。そういう問題を持っている。#iwakamiyasumi6