秋葉原案内所さんが退職届！？　想いを切々と訴える

@akiba_guide

秋葉マップも今号で50版を迎えます。

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2006年の1月に、ゲーマーズの店長さんの心意気で店頭の一角をお借りすることができ、案内所を開設させて、4年半がたちました。

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この秋葉マップは1版ごとに3万部発行してて、なるべくひとりひとりに手渡しができるようにっていう方針でつくられています。

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イベントなどで特別版もいっぱい出しましたが、3万部×50で、150万人のご主人様・お嬢様にマップを渡せたと言ってもいいかなと思ってる。

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開設した前年は、TXやヨドバシカメラがオープンしたり、今は懐かしいドラマ版の電車男が放映されて、買い物じゃない目的の人がたくさん増えたころでした。

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いま、私はこのTLをふとんのなかでぷちぷち打っているわけですが。

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まあ、ぶっちゃけ変わってるコ扱いで子供の頃は完全に浮いていたなーと。

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いろいろリプライもらって嬉しいけど、少し書ききってしまうね。

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だからね、ブームのとき、たとえ若干のアキバイメージに対する誤解があっても、アキバに女子がきてくれること自体がすっごく嬉しかったの、今でも鮮明に覚えてる。

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この仕事やって、何にもないところから信頼を得るってすっごく難しいことなんだって、身に染みてよくわかった。

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いま、こうやってtwitterやってて、フォローしてくれてるご主人様・お嬢様がこんなにたくさんいるっていうことに心から感謝しています。

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ちょっとでもいいから、振り向いてほしい、たぶんそんなシンプルな思いからメイド服でインフォメーションやるっていう発想になったんだと思う。

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見た目がメイドで、ガチでアキバのことに詳しかったら、頭の片隅にでも残ってくれるかなっていう。当時はまだメイド服で外歩いてるの珍しかったからね。今はぜんぜんだけど。

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私ね、小さい頃、ずっといじめられてたの。自分の世界の中に篭っちゃうほうだったから。今でもその困った傾向は変わらないんだけど。私らしくあれる居場所が秋葉原だったんだよ。

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アキバはさ、インドアで楽しめる趣味もけっこうあるから、ハンディを持ってる人もたくさんきてくれるんだよね。それは身体だったり心だったり色々なんだけど。

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なんだろ、うまく言えないんだけど、ごめんなさい。学校じゃあまり目立たないんだけど、アキバにきたらそのコはちょっとしたヒーローになれるかもしれない・・・。アキバはいい場所だなーって。。ぼんやりと思ってたんだ。

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この仕事して、たくさん友達っていえる人に出会えた気がするの。

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学校の休み時間のときに机に突っ伏して寝たふりして、ひたすら時が流れるのを待ってたような、いてもいなくてもどーでもいいような存在だった私が、アキバのインフォメーションっていう人前に出るような仕事をできて、話しかけてくれる人がたくさんできたことは、私にとって奇跡だと思ってる。

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アキバはね、私を救ってくれた場所なの。私のもうひとりのお母さんです。

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ダメ子の私をしからずに、お帰りっていってくれるの。アキバはそういう場所で、みんなにとってもアキバはお母さんだと思ったの。

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アキバはね、こどもしかいないんだよ。小さいコと、大きなコと、大きくておませなコしかいない。

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歩行者天国のアンケートとか、アキバMIKOSHIとか、色々案内所としてお仕事して「あんた何もできないくせになにしゃしゃってるの？何を勘違いしてるの？あんたに何ができるの？」って私について感じたひといっぱいいると思う。

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実際にわたしはひとりじゃ何にもできません。誰かの力がないとお仕事ができない、とっても情けないおとなです。

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何もできないくせに、アキバのこと好きになってっていうわがままだけで暴走して、会社のひとにも、クライアントさんにもいっぱい迷惑かけました。

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バカな私をみて、「まったくアンタってコはしょうがないね」って、手を差し伸べてくれた人がいっぱいいて嬉しかったです。