2012.06.16 マスコミ倫理懇談会 第25回公開シンポジウム「大震災から500日 被災地の記者が考えたマスコミの役割」@日本プレスセンターホール

マスコミ倫理懇談会 第25回公開シンポジウム「大震災から500日 被災地の記者が考えたマスコミの役割」@日本プレスセンターホールの実況ツイートをまとめました。 須田善明・宮城県女川町長による基調講演と、震災報道に携わった宮城・岩手のメディア関係者によるパネルディスカッションの2部構成となっています。
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天谷窓大|デブカリ・熱波師・焼き芋アンバサダー @amayan

マスコミ倫理懇談会 第25回公開シンポジウム「大震災から500日 被災地の記者が考えたマスコミの役割」@日本プレスセンターホールの模様を実況でお送りします。

2012-06-16 13:13:46
天谷窓大|デブカリ・熱波師・焼き芋アンバサダー @amayan

須田町長「自分に委ねられている権限の中で何が出来るか。避難所へ行って激励することも大事だが、我々としてやるべきことは制度を改善して実現すること。」

2012-06-16 13:15:37
天谷窓大|デブカリ・熱波師・焼き芋アンバサダー @amayan

「復興は我々の世代だけではなく、次の世代に引き継いでいくもの。女川町は街の7割の建物を失い、1割の人口を失った。1から作るからこそ、将来に引き継げる街にしていかなくてはいけない」

2012-06-16 13:19:18
天谷窓大|デブカリ・熱波師・焼き芋アンバサダー @amayan

住民アンケート。自由記述の部分もふくめて全職員に共有する。いまはネットでも見れる。「人口が減ったのに職員を減らさないのか」などといったネガティブな意見にも向き合う。

2012-06-16 13:21:16
天谷窓大|デブカリ・熱波師・焼き芋アンバサダー @amayan

「事実はひとつ。これをとりまくさまざまな人による「真実」がある。」

2012-06-16 13:25:02
天谷窓大|デブカリ・熱波師・焼き芋アンバサダー @amayan

「非可住地域からの避難には補助金が出るが、そうでない地域からの避難には補助金が出ない。」

2012-06-16 13:28:50
天谷窓大|デブカリ・熱波師・焼き芋アンバサダー @amayan

「女川に瓦礫堤防を作るとなると、港をまるごと塞ぐかたちになってしまう。」

2012-06-16 13:30:33
天谷窓大|デブカリ・熱波師・焼き芋アンバサダー @amayan

「事実から、当事者毎の真実が生まれる。ただ事実の曲解や捏造が見受けられることがある。メディアには、正しい事実と正しい知見を形作っていただきたい。」

2012-06-16 13:31:46
天谷窓大|デブカリ・熱波師・焼き芋アンバサダー @amayan

「被災地以外の方にお願いしたいこと。是非被災地をともに育て、育んでいただきたい。子供を育てるように、いいことをすれば褒める、悪いことをすればしかる。たまには小遣いをあげる。これからのプロセスを一緒に歩んでいただきたい。」

2012-06-16 13:34:48
天谷窓大|デブカリ・熱波師・焼き芋アンバサダー @amayan

「あと20年経てば還暦になる。その時我々が社会全体に責任を負う世代となる。中核になる世代となるからこそ、我々が先頭に立って復興して行かなければいけない。その後ろ姿を子供達に見せていくことで、将来のふるさとを担ってくれると思っている。」

2012-06-16 13:42:44
天谷窓大|デブカリ・熱波師・焼き芋アンバサダー @amayan

第二部はパネルディスカッション。震災報道の当事者である記者たちの話。

2012-06-16 13:43:42
天谷窓大|デブカリ・熱波師・焼き芋アンバサダー @amayan

河北新報記者 大友庸一氏。「震災当日は牡鹿半島の漁協事務所で取材中。コンクリの建物だから無事だろうと思いつつ、漁民の人たちが次々逃げ出していく様子にただごとではないと感じた。海を見ると色が変わっていて、大きな津波が来ると直感した。」

2012-06-16 13:45:44
天谷窓大|デブカリ・熱波師・焼き芋アンバサダー @amayan

大友「避難時にペンとノートとカメラを建物に置き忘れた。取りに帰るべきかと悩んだが、取りに帰らなかったときにどう怒られるかという考えが浮かんで、取りに戻った。」

2012-06-16 13:46:20
天谷窓大|デブカリ・熱波師・焼き芋アンバサダー @amayan

大友「高台のグラウンドに避難すると地割れが。命の危険を犯して取材するか・・・、というより「会社に帰ったらなんと言われるだろう」と思いながらシャッターを切っていた」

2012-06-16 13:47:55
天谷窓大|デブカリ・熱波師・焼き芋アンバサダー @amayan

大友「(被災した人の)話を聞くと、追体験してしまう。わが子と同じくらいの子を亡くした人の話を聞いた夜は眠れなかった。」

2012-06-16 13:53:06
天谷窓大|デブカリ・熱波師・焼き芋アンバサダー @amayan

大友「幼稚園に通う子を亡くした親の話。「この出来事を残して欲しい」と、電話をかけてきて話をしてくれた。」

2012-06-16 13:53:59
天谷窓大|デブカリ・熱波師・焼き芋アンバサダー @amayan

岩手日報 磯崎氏。震災直後、災害マニュアルに沿って全記者が出社。まず沿岸部の支局員の無事を確認するところから始まった。

2012-06-16 13:59:03
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「伝えられた情報は3日間で8ページ。被害状況を伝えるダイナミックな誌面にするか。後世に被害を伝える記録を全面に出すか。こうしている間も行方不明の仲間が頭からはなれなかった」

2012-06-16 14:01:02
天谷窓大|デブカリ・熱波師・焼き芋アンバサダー @amayan

岩手日報 磯崎「被災者が避難所の壁に貼られた名簿で必死に家族を探していた。取材相手から「離れて暮らす家族に自分の無事を伝えてくれ」。何を伝えるかは明らかだった。避難所に貼ってある名簿をデジカメで撮影し、総動員体制で入力し、5万人分の避難者名簿を紙面化した。」

2012-06-16 14:03:12
天谷窓大|デブカリ・熱波師・焼き芋アンバサダー @amayan

磯崎「活字だらけの誌面で、被害状況を伝える写真は少なかった。しかし、水や食料の有りかといった生活情報の量はどこよりも充実していたと思う。」

2012-06-16 14:04:18
天谷窓大|デブカリ・熱波師・焼き芋アンバサダー @amayan

磯崎「避難者500人にアンケート。震災から2週間、2ヶ月、半年の避難者ニーズを調査し報道した。人々の関心が衣食住から生活不安、復興の具体策へと変化していくのがわかった。」

2012-06-16 14:05:53
天谷窓大|デブカリ・熱波師・焼き芋アンバサダー @amayan

磯崎「2012年3月11日付から、犠牲者・行方不明者一人ひとりの人生の一端を紹介する追悼企画「忘れない」を連載。犠牲者の生きた証を後世に伝えることが被災地の地元紙の使命と思った。これまでに2000人の話を掲載。」

2012-06-16 14:07:44
天谷窓大|デブカリ・熱波師・焼き芋アンバサダー @amayan

磯崎「犠牲者の死亡状況、場所を調査。遺族から聞き取り。遺族の言葉を借りて、津波への教訓となるエピソードを掲載。二度と津波で人が死なない街を作ることが願い。」

2012-06-16 14:09:45
天谷窓大|デブカリ・熱波師・焼き芋アンバサダー @amayan

岩手日報 磯崎「犠牲者一人ひとりが歩んだ人生を活字として後世に伝え、決して忘れないことで、あの日「生かされた」私達が犠牲者に誇れる古里をつくり上げる力にしていきたい。」

2012-06-16 14:11:53