陸自車両の防護能力と、その根拠となる防衛省の試験規格について
「PANZER」7月号特集:軽装甲機動車。ニュース等でよく目にするものの意外と詳細について公表されてる部分の少ない車両について、開発経過・運用・配備される中隊の編成までわりと充実した?内容。
2010-06-26 23:22:40特筆すべきは防御力についてで、耐弾試験において正面はガラス部も含めて.50機関銃の弾丸に抗し、側面は.30の弾丸に耐えたとのこと。ネット上では以前より噂されてましたが、商業誌で明記されたのはひょっとして初めて?ちなみに車体は防弾鋼板ではなく民生品ながら強靭なハイテン鋼を使用。
2010-06-26 23:29:15・・・5.56mmで抜けると豪語していた清谷さんはどうする気なんだろ?RT @miduse 特筆すべきは防御力についてで、耐弾試験において正面はガラス部も含めて.50機関銃の弾丸に抗し、側面は.30の弾丸に耐えたとのこと。
2010-06-28 01:11:47ただ今月の「コン・マガ」でも「国産兵器のカタログ性能は信用できない」とゆー意味の事書いてたぐらいですから「耐弾試験の条件が甘いのだろう」ぐらい言いかねないような気も…(^_^;) @obiekt_JP 5.56mmで抜けると豪語していた清谷さんはどうする気なんだろ?
2010-06-28 01:18:59防衛省の試験規格やMIL-STD(米国)を調べればいいだけ。取り寄せることができるし。それができない時点で… RT: @miduse: ただ今月の「コン・マガ」でも「国産兵器のカタログ性能は信用できない」とゆー意味の事書いてたぐらいですから「耐弾試験の条件が甘いのだろう」ぐらい〜
2010-06-28 01:46:26@miduse 清谷センセが信奉するNIJ規格のなんとも穴の多い事か。冗長性(複数弾被弾等)皆無の軽量、安価かつ「最低限」の防護材料・構造を決めるだけの試験であって、軍用品にそれを当てはめた日にはメーカーの人間がブチ切れ必死な規格をよくもまあ言えるもんです。
2010-06-28 01:50:29もっとも、防護材料・構造の規格を「深く読む」ためには、弾道学の基礎知識を必須とするのだけれども。後は品質管理論とか。
2010-06-28 01:52:14大体にして防衛省規格の入手方法は、ちゃんと公表しているのです。例えば http://bit.ly/brxDQo とか。
2010-06-28 01:57:46そして、存在もその番号も公開している。こんなふうに http://bit.ly/aAyYUq
2010-06-28 01:58:27そこには弾薬類の威力試験方法だけでも、Y 7109(小火器弾薬の貫通試験方法)、Y 7406(徹甲弾の威力試験方法)、Y 7407(成形炸薬弾の威力試験方法)、Y 7408(破片式弾薬の威力試験方法)、というのがあり、
2010-06-28 02:02:46入手すれば、どのような考え方の試験なのか、参考にした規格は何か、等解説含めて載ってます。なぜか、自称軍事評論家の皆さんは入手することなく、いい加減な試験をやってると言い切りますが。
2010-06-28 02:04:02面白い事に、そういう試験方法があるし、入手可能であることを提示すると、①何故*.pdf形式で完全公開しないのだ(JISも同じですが何か?)、②そんな規格があっても、いい加減にやってるに決まってる、という反応が100%なのがちと苦笑。
2010-06-28 02:06:22まぁ、ぶっちゃけ、日本における軍事評論家/ジャーナリストにとって必要な能力は国産ウンコをアジる能力だけですし、その程度の人が記述する脳内ジャーナルを喜んで購入する人が多いからではあるんですけど。
2010-06-28 02:17:54これは軍事研究も同様です。スペックの絶対値の解説は基本、信じると負けです。じゃあ、相対値ならOKなのかというと、これも分析方法が類似品でもてんでバラバラなもんで、これまた信じると痛い。裏取り可能な情報のみ、リファを当たって真偽を判断する必要があります。
2010-06-28 02:21:06そもそも、開発フローも知らずに、手法がイクナイ!とか断言しちゃえるんだぜ。具体的根拠も示せずに。あり得ないわ。マジで。そして、それを疑わずに信じちゃう人もあり得ないわ。マジで。
2010-06-28 02:26:15@BigCalibre_John 駐屯地等での装備品展示で、知らない家族連れとかに解説しちゃう人がいたりするんだな(ゴミとか海外品だったらありえないとか)。。。そして、警備している人が相手はお客さんだし、困ったなあという顔してたりするのを見たことがありますお。
2010-06-28 02:29:31試験絡み。本ぢつから一週間耐久の温度サイクル試験。MIL-STD-810Xでは低→高温、高→低温の温度衝撃を与えるために、5分以内に規定温度に到達しなければならないとされています。(JISでは100度/時間のスロープでおけとされる)
2010-06-28 22:51:11だもんで、設定温度よりも遥かに高い温度に設定したチャンバー(何度もシミュレーションしている)にぶち込み、その後おもむろに設定値に向かうようプログラム制御しつつ、何とかして5分以内での規定温度変化を達成させとる訳なんだけれども、過去、米国の試験データを読む限り、、、
2010-06-28 22:54:12どうみても5分以内に規定温度に達していないような気がするのは、気のせいなんだろうか。。。まさか、オイラ達が真面目にやりすぎてるのだろうか、とか、時々ぐるぐる考えてしまう事もなくは、ない。
2010-06-28 22:55:18いや。電子部品とかちっちゃなものなら簡単なんだ。でも、㌧クラスとかになると、熱容量(というか、放熱量だな)が尋常すぎて、簡単にはイカンのれすよ。それを糞真面目に規格通りの温度衝撃(ざっと考えると、温度スロープは1000℃/時間を超える)を与えるために、入念に仕込んだチートで…
2010-06-28 23:00:14むりくり、規格値に合わせてる訳なんだけど、、、それを考えてみると、日本の試験っていい加減どころが厳密すぎて怖いナリ。
2010-06-28 23:01:29