ツバメとイカルの抱卵・育雛における雌雄の役割分担

ツバメの巣立ちビナの世話で雌雄差があるというお話から始まった鳥の夫婦の役割分担のお話を中心にまとめました。渡辺さん、けみさん、面白いお話をありがとうございました。(これを見てイカルに詳しい方が絡んでくださるとかな~り嬉しいです)
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宮本 桂 @KE_mi

ツバメの電線給餌。今日は二家族の巣立ち雛を見かけた。去年より少し遅いけど、見慣れた光景は安堵を覚える。 http://t.co/zCKKsuW9

2012-06-14 23:28:38
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宮本 桂 @KE_mi

@Swallow_Tokyo 先の写真はちょうど先端が隠れてしまっていますが、なかなかしっかりしたものでしたよ。この画像は去年の6月6日に撮った、親を追いかける巣立ち雛の写真ですが、ほぼ遜色ないくらいに生え揃っています。 http://t.co/67rSogDs

2012-06-14 23:47:02
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ツバメ(渡辺仁/ H.WATANABE) @Swallow_Tokyo

@KE_mi 去年の巣立ちビナは立派ですね。でも電線のヒナはP9まで見えてるのにやっぱり短く見えます。静止画だと角度で随分見え方が違うかもしれませんが。巣立つと言ってもヒナの成長度合いには結構差がありそうな気がします。

2012-06-14 23:58:43
宮本 桂 @KE_mi

@Swallow_Tokyo 同じ子のものがありました。先の写真は折りたたむ方に動いている瞬間だと思います。確かに、羽ばたきの写真はコンマ何秒の違いで印象が大きく変わるんですよね。同じ個体を撮っていても「違う個体?」と思うこともしばしば。 http://t.co/gz1dR3eb

2012-06-15 00:34:12
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宮本 桂 @KE_mi

@Swallow_Tokyo 巣立ちのタイミングは確かに差がありそうですね。モズの襲来にあったときに逃げ出した雛は地面から二階建ての民家の屋根まで飛ぶことができた、にも関わらず他の兄弟は4日ほど後に巣立ちました。「飛べるようになったら巣立ち」というわけではなさそうです。

2012-06-15 00:40:23
宮本 桂 @KE_mi

ついでにもう一枚。給餌の勢い余って雛滑落。 虫を咥えたまま必死で羽ばたいてました。 http://t.co/4aJgpyJd

2012-06-15 00:52:09
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ツバメ(渡辺仁/ H.WATANABE) @Swallow_Tokyo

@KE_mi 写真で大分印象が違いますね。ほんの少し短いぐらいですかね。

2012-06-15 00:56:12
ツバメ(渡辺仁/ H.WATANABE) @Swallow_Tokyo

@KE_mi そうですね。普通は巣立ちの3日ぐらい前からツバメのヒナは飛べると思います。十分飛べるようになってから巣立つのでしょうね。その準備期間は何かあれば飛んで逃げると。

2012-06-15 00:58:40
ツバメ(渡辺仁/ H.WATANABE) @Swallow_Tokyo

ツバメの巣。もう飛べるかもしれないぐらいに成長したヒナの巣は要注意。観察用の鏡を近づけたり、脚立などを使って不用意に巣に近づいてはいけません。十分飛べない状態でヒナが巣立ってしまいます。

2012-06-15 01:01:52
宮本 桂 @KE_mi

雨上がり→羽蟻がたくさん飛ぶ→ツバメ大喜び というわけで、電線給餌。羽蟻がしっかり写っているので、苦手な人は注意。 http://t.co/db9gZGOw

2012-06-17 21:59:21
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宮本 桂 @KE_mi

翼もしっかりした巣立ち雛。空中給餌も見られた。そしてこのころになるとオスが雛に餌を運んでこなくなる。 http://t.co/FjK4b3Ut

2012-06-17 22:02:15
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ツバメ(渡辺仁/ H.WATANABE) @Swallow_Tokyo

@KE_mi いつもながら素晴らしい写真ですね。巣立ちビナにオスが餌を運んでこないのですね。巣立ち後何日ぐらいですか?

2012-06-17 22:12:15
宮本 桂 @KE_mi

@Swallow_Tokyo 恐れ入ります。同じ家族を追い続けるのが難しいのですが、オスは2~3日で餌を運んでこなくなるようです。巣立ち後の過程で親が雛を電線から宙に誘い出すことはご存知かと思いますが、そのときの親は僕の観察や佐藤信敏さんの写真を拝見する限り、全てメスのようです。

2012-06-17 23:14:37
ツバメ(渡辺仁/ H.WATANABE) @Swallow_Tokyo

@KE_mi なるほど。メスが自分のヒナを一生懸命育てるのはわかりますが、オスの場合は個体差の幅が広そうな気がします。もてるオスはとっとと別のメスに自分の卵を産ませる機会を狙った方が良いでしょうし、もてないオスは巣立ったヒナを一生懸命育てた方がより子孫を残せそうです。

2012-06-17 23:21:22
宮本 桂 @KE_mi

@Swallow_Tokyo オスの役どころとしてはそれが合理的ですね。電線給餌の写真は数年撮り続けていますが、餌を運んでくる親は圧倒的にメスが多いです。同じ家族を継続的に追いたいとは常々思っているのですが、複数の家族が混じったり移動しながらなので、なかなか難しいです。

2012-06-18 00:13:23
宮本 桂 @KE_mi

雛ツバメに餌を与えるふりをして飛び出し、雛が電線から飛び出してくるのを待つ親ツバメ。 http://t.co/b89FLAo8

2012-06-18 21:30:53
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Cook⚡規制解除(ただしいつ規制入るかわからない!) @CookDrake

@KE_mi @Swallow_Tokyo 横から失礼します。昨日まで蓼科に行っていて、たまさか宿の裏にイカルの巣がありまして、孵化直後の給仕行動を観察する機会に恵まれました。雌雄の役割分担を垣間見ることができたのかもしれません。ツバメとは違う種の短期間の観察ですがご参考まで(続

2012-06-18 22:01:04
Cook⚡規制解除(ただしいつ規制入るかわからない!) @CookDrake

@KE_mi @Swallow_Tokyo 抱卵中に巣を見つけまして、恐らく孵化初日か翌日の給餌の観察です。雄が嘴に餌をくわえたままで巣の横の枝でしばらく囀ってから、巣の縁にとまりました。雌が立ち上がり、姿勢を変えて座りなおして、肩越しに雄を振り向くようにして餌を受け取りました。

2012-06-18 22:03:18
Cook⚡規制解除(ただしいつ規制入るかわからない!) @CookDrake

@KE_mi @Swallow_Tokyo 餌を受け取った雌は、下を向いて慎重に餌を与えているように見えました(仰角の関係で巣の中は見えません)。その仕草から雛が孵化したと判断しました(昔飼っていた文鳥の孵化直後の給餌時とそっくりの動きでした)。雌は嘴をもごもごさせて(続

2012-06-18 22:05:57
Cook⚡規制解除(ただしいつ規制入るかわからない!) @CookDrake

@KE_mi @Swallow_Tokyo 餌を少しづつ繰り出しているようでした。しばらくその行動を繰り返してから、また雄を振り返り、餌の追加を受け取ったようでした。そしてまた足元に嘴を下ろして繊細な動き。どうも雄が持ちかえった餌を一度に全部は受け取らず、少量づつ受け取っては(続

2012-06-18 22:07:48
Cook⚡規制解除(ただしいつ規制入るかわからない!) @CookDrake

@KE_mi @Swallow_Tokyo 更に細かくして雛に与えるのだろうと思います。雄は最後に少し自分の嘴に残った餌を雛に与える仕草をしてから巣を去りました。雌はそのまま座りなおして抱卵と同じ姿勢に。雛が成長したら雌雄で餌を運ぶのかずっと雄が運ぶのか、その後が気になりました。

2012-06-18 22:10:47
宮本 桂 @KE_mi

@CookDrake @Swallow_Tokyo なるほど。抱卵時に分業があるのは抱卵斑の都合でしょうかね。興味深い話、ありがとうございます。

2012-06-18 22:42:59
ツバメ(渡辺仁/ H.WATANABE) @Swallow_Tokyo

@cookdrake @KE_mi イカルの給餌行動興味深いですね。種によるオスとメスの給餌戦略の違いは何に起因するのでしょうね。猛禽類もオスが狩りをしてメスが小さくちぎってヒナに与えますよね。餌の特性でしょうか?ツバメは丸呑みできる餌ですから気にせず量の確保が重要になる?

2012-06-18 22:46:45
宮本 桂 @KE_mi

@Swallow_Tokyo 今日見つけた電線給餌で雛の近くにオスの成長が留まっており、雛達はこのオスにエサをねだりませんでしたが、少し成長の進んだ雛がやってくるとそれを追い払う仕草を見せました。このオスが父親だとすれば、守衛と自立を促すのも巣立ち後のオスの役割かもしれません。

2012-06-18 22:58:32
ツバメ(渡辺仁/ H.WATANABE) @Swallow_Tokyo

@KE_mi 面白いです。@es_hikaさんのブログにもオスが二回目繁殖の開始時期に一番子のヒナを追い出そうとする行動が書かれています。とても参考になります。http://t.co/LZRUyqQ6

2012-06-18 23:04:24