@awajiya その時期の巨匠への扱いってのは本当にひどくて、黒澤明も「世界のクロサワ」とか祭り上げて神にしちゃって、でもほんとうは誰もまともに観ちゃいない、って状態でしょ。建築でいや五味川は堂々たるスターリン様式だから、廃れるしかないのは分かるんだけどさw
2012-06-20 02:34:20@Tamagawa_HQ そうだなぁ.その時代,重厚長大なものは徹底的に嫌われたな.これはつまり,その少し前「戦争も公害もオイルショックも根性論も,みな重厚長大なものが引き起こした」という「気分」のものだな.ひとくくりにするのは乱暴だが.
2012-06-20 02:41:46@awajiya 今でも基本的にはその傾向が尾を引いてるわけだから、私は長ーーい、ゴテゴテーッとした、ソ連の人海戦術みたいなのを書くのがいいのかな。架空戦記を包含する架空史、という巨大な代物を書くとしたら、必然的にそうなるかぁ。
2012-06-20 02:48:34しかし話のスケールを大きくしていくと、もはや架空であるメリットがあまり享受できなくなって、実史をもとにしたフィクションとしたほうが、引き込める読者の数が多くなって有利なようにも思えるなぁ。
2012-06-20 02:54:50@Tamagawa_HQ ひとつ注意喚起しときたいのはね,つまり,'80sのちょっと前,若者達の前に立ち塞がったのは「生きて帰って来た梶」たちなのだよな.これがつまり,徹底的に忌避された本当の理由じゃないかな. この「気分」がずっと未来まで続くとは,私には思えない.
2012-06-20 02:55:06@Tamagawa_HQ 「生きて帰って来た梶」てのは,比喩でもあるし実際にも.御覧.[ http://t.co/dRHtuqC6 “社会の底辺で働きたいという希望/五味川純平と出会い満州労働問題の研究/46年帰国/東大紛争直後の1969年から1972年まで東京大総長特別補佐”]
2012-06-20 03:00:54@awajiya 人海戦術はあくまでも現代の状況を考えたときに選択される戦術芸、核になる戦略芸はまた別に用意しとけってことですね。
2012-06-20 03:02:23@Tamagawa_HQ そういうことだね.これからもずっと書くなら,朧気にでも長期にわたる戦略てのは意識しといた方がいいように思う.まぁそのとき流行りの戦技戦術も重要ではあろうけれど. (分野違いだが,どうも若い頃の私にはそれが欠けていた
2012-06-20 03:08:55@awajiya 五味川自身も「生きて帰ってきた梶」ですからねw そういう人たちが各界で権力握ってる時期だったんだから、80年代はそれに反逆して見事勝利を収めたわけですねぇ。しかし今は逆にそれらに連なる作品が権力持ってるわけで、私はそれに反逆せにゃならん。
2012-06-20 03:09:13@Tamagawa_HQ そういうことになるw 「“軽い” 年寄(つまり私らだw)が,ノラリクラリと“清算”を先送りにしてきたのが今のこのありさまだ」となぁw
2012-06-20 03:15:00