4224「グレーゾーン」言及ツイートまとめ

器械 @Masin_Machine

MAXの献本来てた　今回は線をちょっとアナログっぽく見えるように調整を…などと言う間もなく　4224先生の作品のアグレッシブネスにノックアウトやでコレ

鈴城芹@作業中 @suzusiroseri

4224さんすげー。コマの割り方は奇抜だけど、ちゃんと視点の流れは４コマのままだし４コマ目でちゃんとオチになってるし。会話劇逆手に取っての新表現だわ…４コマ漫画誌だからこそ出来る表現だわ…。普通のコマ割りの漫画も載ってる本だったら読者が混乱するからできないわ。4224さんすげえ。

はなぬすびと @FlowerThief

4224さんの読みきり、なんじゃこりゃあ！！　こんなの初めて見たよ！

はなぬすびと @FlowerThief

4224さんのこの読みきりは、画面の構成力が段違いであることを見せ付けられた感ある。きゆづきさとこさん以上かも。

はなぬすびと @FlowerThief

でもこれ、4コマリテラシないと読めないかも。　賛否あるだろうけど、単純にこれは凄いよ。4コマという概念の枠をぶち壊してる。

はなぬすびと @FlowerThief

｢4コマの枠とルール」について、色々考えてた。　今までも、作中演出として枠を取っ払ったきゆづきさとこさん、枠の高さを自由に変更したしまだわかばさん、枠の大きさそのものを変更したざらさんなど、4コマのルールの中で様々な演出方法があった。

はなぬすびと @FlowerThief

今回の4224さんの作品は、その演出方法の中でさらに1段斜め上に行っていると思う。　たぶんストーリー漫画では何度かあった演出方法。山下いくとさん「ダークウィスパー」とか。　それを4コマ漫画に取り入れたのは本当に新しいし、面白い。

はなぬすびと @FlowerThief

ただこれは「4コマ雑誌」だから出来た演出ですね。　4コマの読み方であるからこの形になったわけだし、普通の漫画雑誌にこれがそのまま載ることはなかったはず。　載っても読み方が判らず忌避されていた可能性すらある。

はなぬすびと @FlowerThief

いしいひさいちさんは「絵オチを4コマの理想とぬかす大バカ者がいます。絵オチだからおもしろいのではなく最善の構成を求めた結果として、それがたまたま絵オチである場合があるにすぎない」と語る。　4コマというルールの中で描く物語の最善を求めて出来た結果が、4コマ作家さんそれぞれの演出方法

はなぬすびと @FlowerThief

4224さんの作品も、ざらさんの枠の取り方も、全て物語の演出の最善の方法だったと思うわけで。

はなぬすびと @FlowerThief

じゃあ逆に4コマの枠の中で物語を描くのも、例えば仙石寛子さんの作品は、ストーリー漫画のコマ割で描くことも出来たかもしれないが、4コマとして描くことで4コマのテンポで物語を描いている。　このテンポが物語を描く上で最適だったというだけ。いや、卵が先だったかは不明だけど

はなぬすびと @FlowerThief

勿論作者の思っていることは判りませんし、本当に最善だったかは判らないですが、「4コマのルール」に則った上での演出という意味では最適だとは思います。　※この「4コマのルール」の定義は、「読者が4コマとして読めること」かな。ざっくりですが

はなぬすびと @FlowerThief

そこで言うと、そのルールのどこまでが枠組みとするか、或いはルールを無視しても良いとするかは、もう作者(と編集？)の判断でしかないかもしれません。(某メディアミックス4コマ誌を見つつ)

はなぬすびと @FlowerThief

なんか、論としてまとまりがない気がする

はなぬすびと @FlowerThief

うん、まぁそうだよね。そうかもね。で終わり。

はなぬすびと @FlowerThief

4コマとして読者が捕らえるのであれば、扉絵を5コマ目にしても、私は問題ないと思うわけで。

はなぬすびと @FlowerThief

タイトル枠を1コマ目にしても問題ないと思うわけで。

はなぬすびと @FlowerThief

タイトルそのものを多段オチとする手法も、読者がタイトル含めて4コマだと認識してるってことですよね。

ya53 @ya53

@FlowerThief 「でっちあげインタビューいしいひさいちに聞く」を読んでから、『まんがタイムきららMAX』8月号の4224「グレーゾーン」を読むと、たしかにピンと来るところがあるのかなと思いました。

はなぬすびと @FlowerThief

@ya53 私も、いしいひさいちさんのでっちあげインタビューがあったからこその考えだったと思います。たぶん。

ya53 @ya53

『文藝別冊・総特集いしいひさいち』収録「でっちあげインタビュー」の「新人作家のおもしろい作品には新奇なだけではない進化を感じます」発言にまだピンと来ていない人は、『まんがタイムきららMAX』最新8月号の4224「グレーゾーン」を読むと視覚的なインパクトが得られるかもしれません。

ya53 @ya53

枠線のないスタイルが全く突然に単独で成立した表現ではなくて、きゆづきさとこ作品等からの影響関係や、４コマ誌掲載を前提としたスタイルであることが購読者層から明確に意識される点、それが概ね肯定的に受け止められている点で、「新奇なだけでない進化」の一例に挙げてもよいかと思います。

ya53 @ya53

読める読めない、面白い面白くないといった評価は人それぞれで、当然４コマとして「グレーゾーン」でしょうけど、少なくとも問題提起になっています。読み切りなので当分単行本にはならないし、雑誌で読む意義のある作品なので、気になる人は『まんがタイムきららMAX』8月号を買ってみてください。

ya53 @ya53

「枠線がないってbolze.みたいなの？」「あ、いや、そうなんだけど、そっちのドキドキビジュアルとはちょっと違くて…」みたいなネタが…。たしかに応用するならエロ方面が手っ取り早いと思います。