2010年1月15日

『始まることのなかった恋の話』twnovel 私小説

結構まるごとノンフィクション寄り。 付き合いの長い人がいるので、めったにそういうことはなかったのですが。 供養してるみたいだな、これ。
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clum @clum_memo

ゃあ、わたしが書いてるこの #twnovel の 131 文字を、一番短くすると何文字になるのだろうと考えてみたら、「人生は楽しい」という 6 文字だった。Life is Sweet. 英語にしてもスペースピリオド込みで 14 文字。これは、わたしの携帯のメールアドレスだ。

2010-01-13 23:05:00
clum @clum_memo

Life is Sweet. 好きな言葉で新しいメルアドを作った。大学時代の仲間から、あなたらしいアドレスだと返信。君、私と直接話すときはそんなんじゃなかったよね。絶対みんなの前でバカにして笑ってた。それから他愛もない話で、一日だけ彼と私のメール交換が続いた。 #twnovel

2010-01-13 23:16:32
clum @clum_memo

彼が私を意識しているとわかったのは、彼の話を親友たちに愚痴って指摘されたから。そう考えると、これまでの理不尽な態度の全てに合点がいく。でもお生憎様。私の好きなのは、誰の前でも私を照れずに認めてくれる、隣に眠る「彼」なのだ。たぶんあれは始まることのなかった恋物語#twnovel

2010-01-13 23:44:51
clum @clum_memo

校卒業目前。後輩くんからの初めての電話。付き合ってた彼女と別れたくないという相談だった。初めて彼が心をさらけ出して泣くのを聴いた。そして電話の終わり際、彼はぽつりと言った。「先輩は気付いてないでしょうけど、僕は彼女と付き合う前は先輩のことが好きだったんですよ」 #twnovel

2010-01-14 21:13:49
clum @clum_memo

先輩は言った。「え…あ、ありがとう」そうきますか。いや、そんな先輩だから好きになったんですけどね。でも、先輩には…いるじゃないですか。だから、言わないつもりだったんですけど。だめですね。今、それくらい弱ってるんですよ。僕は、それだけ伝えて電話を切った。 #twnovel

2010-01-15 00:03:09
clum @clum_memo

2ヶ月後に結婚式が迫った1月のある日。高校の友人たちとの新年会をした。私の結婚の報告にみんなが沸き立つ。久々に会う後輩くんが、隣に座っておもむろに言った。「正直複雑です…先輩、あの、あと1年程、待ってはもらえないんでしょうか。それまでに何とか稼げる男になるので」 #twnovel

2010-01-15 00:33:52
clum @clum_memo

先輩は笑って言った。「そんなこと言ってくれるの、君だけだよ。ありがとう」先輩の弟を捕まえて絡む。「弟の権限でお姉さんの結婚をとめるとかできないの? 」何度話しても、先輩の弟は苦笑するばかり。先輩の指には小さなダイヤの指輪。先輩はあのときのあの人と再来月結婚する。 #twnovel

2010-01-15 00:38:38
clum @clum_memo

が笑顔で私に手を振っている。私も振り返す。出会ったばかりの頃、彼は私の手を取り、愛していますと囁いた。私も目を見つめ、愛してると返した。でも、私達の関係は何も変わらない。彼は、黄色いカバー付きの黒いランドセルを背に、校門へと駆けていった。 #twnovel

2010-01-15 16:28:38

コメント

clum @clum_memo 2010年1月15日
私小説がたまってきたので、恋愛(?)ものだけ離脱!『始まることのなかった恋の話』
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clum @clum_memo 2010年1月15日
もうなんかアレだ。「あたしゃ若い頃はそれなりだったのよ」と語るおばあちゃんみたいなものだ。思い出に罪はないけど。
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