120620 原発の是非を問う「都民投票条例案」に対する各会派の意見陳述および採決 IWJによる報告ツイート

IWJ インディペンデント・ウェブ・ジャーナル @iwakami_staff

@iwakamiyasumi 本日、都議会の本会議で、「みんなで決めよう『原発』国民投票」により制定請求された「第134議案東京電力管内の原子力発電所の稼働に関する東京都民投票条例」の意見陳述と採決が行われました。

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@iwakamiyasumi 同条例案に関しては、18日に総務委員会で、民主党と生活者ネットが共同で出した修正案が否決され、昨日の議院運営委員会でも、本会議にはかけないと決定されたため、本日の本会議では、原案の採決のみ行われました。

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@iwakamiyasumi 傍聴人席はほぼ埋まり、13時より本会議開始。まず東京都議会自由民主党が、意見表明を行いました。内容は、総務委員会で発表されたものとほぼ同じで、骨子は「東京都民による住民投票で立地地域の存立に甚大な影響を与える判断をするのは慎むべき」というものでした。

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@iwakamiyasumi 次に公明党が、都民投票の二者択一の方法を批判し反対。また、民主党の修正案を批判。原案を和らげるため追加した「原発の第一義的な責任は国が有し〜原発立地地域に配慮しながら〜」という内容の条項を取り上げ、それではそもそも住民投票をする意味がない、と主張。

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@iwakamiyasumi 次に生活者ネットの議員による演説。「法廷署名数を超える32万筆が集まった。これまで署名活動には無縁だった一般市民が本人直筆、拇印が必要という条件の中で署名し、法廷署名数をゆうに超える数が集まった意味は大きい」

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@iwakamiyasumi 「震災以降、都民が行動を起こさずにいられないと立ち上がり、責任と権利を行使する場を求めた。それが都民投票。成熟した民主社会の実現のために都民投票条例に賛成する」傍聴席から大きな拍手。「傍聴人は静粛に。退場させますよ！」と、議長が厳しい口調で牽制した。

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@iwakamiyasumi 次に都議会民主党「震災によって生じた福一の事故を契機に、32万を超える都民が原発稼働の是非に意思表示をするため署名した。請求者の皆様と署名者の思いを汲み、請求者から直接意見を聞き、専門家から意見を聴取するなど、この間、精力的に取り組んでまいりました」

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@iwakamiyasumi 民主党による演説の続き「都民が求める意思表明の場があってしかるべきである。国が第一義的に責任を有するものであるし、立地地域に配慮が必要だが、そのうえで投票結果が反映されるよう配慮し、修正案を提出いたしました」

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@iwakamiyasumi 「しかしながら委員会において可否同数となり否決された。ここで知事に一言。尖閣諸島においては『国がやらないから東京都がやる』と発言したにもかかわらず、原発においては『国がやるべき』という。原発問題に関しても、都政から国政を正すのが石原流ではないのか」

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@iwakamiyasumi 民主党による意見表明終了後、採決が行われた。結果、反対多数により否決。傍聴席は騒然とし、野次が飛んだ。議長が、ほとんど怒鳴るように「静粛に。退場！」と命令、半数近くの傍聴人が退出。「退場してやるよ！」「絶対選挙で落とす！」などと声があがった。

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@iwakamiyasumi 傍聴終了後、議事堂ロビーに「みんなで決めよう『原発』国民投票」の人々が集まり、集会を行った。代表の今井一氏をはじめ、悔しさを隠しきれない様子。涙を流し抱き合う姿も多く見られました。

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@iwakamiyasumi 以上、6月20日13時からの東京都議会本会議での都民投票条例案の採決についての、報告ツイートでした。