文学をもっぱら主観的で、感情的で、浪漫的で、夢幻的で、曖昧模糊として、装飾的で、論理の「ろ」の字とも、現実の「げ」の字とも無縁な「自慰」であるかのように誤解し、見下し、敬して遠ざける傾向が、日本社会では根強いように思えてなりません。これは、科学軽視と同じくらいに嘆かわしい事です。
2012-06-17 18:31:00現代哲学にとって「内在性の中の超越性」(フッサール)、あるいは主観性に依拠する客観性(=普遍性)というテーマほど究極的に重要なテーマはないでしょう。その観点から見ても、文学という営みこそは格別のフィールドワークです。文学はドグマを排しつつ、窓のない個(モナド)の外に出る試みです。
2012-06-17 18:47:15これは(日本で)近い将来に十分ありうることですが、経済が少し傾けば、そうすればいわば全国民的な神経虚脱症を引き起こしてしまうのではないでしょうか。個々の人間が、近代工業社会の過度の要求にまいってしまうと思うのです。 『エンデの文明砂漠』(管理者注:1991年に出版されたもの)
2012-06-14 11:55:38「メンタルヘルスに関わる労働相談をめぐる困難」http://t.co/JvhHSr0T 「労働問題の精神医療化には,劣悪な労働環境が原因で精神疾患に罹るという側面と,労働環境の劣悪さが精神疾患というかたちでしか現れない(「労働問題」として現れない)側面があると言える。」
2012-06-14 11:35:55シングルマザー気になる支援 http://t.co/6CuygNEN シングルマザーを雇う企業に国が助成金を払う制度があるが、倍率は当然高い。「生活保護に頼りたくないが、企業側には母子家庭というだけで敬遠される」 行政の経済的支援に限らず、周囲の意識を変える必要がまだまだある。
2012-06-15 07:26:35オピのおび/ 父子家庭の抱える課題とは?: 全国の男性の皆さん、全国の子育て中のお父さん、 少しだけ想像してみてください。 もし今日、突然奥様が亡くなられたら。 もし今日、突然奥様が家出をしたら。 皆さんは、1人で子育てをし... http://t.co/opanpESY
2012-06-13 08:10:21生きられる社会へ:生活保護の今 人気芸人の母受給、「扶養義務強化」の声 「しわ寄せは弱者に」 http://t.co/c3QJaEQZ「扶養照会が一律に強化されれば、生活保護が必要な人も申請できなくなってしまう」 扶養問題を機に家族の縁も切られる。法は荒い。個々人の苦を顧みない。
2012-06-15 07:44:05味の素の新聞広告の見出し:「40年で40分」、コピー:「この40年で、家庭の外で働く女性の数は約2倍に増え、一日に家事に費やす時間は約40分減るなど、女性の生活は大きく変わりましたが、お弁当を作るお母さんの忙しい生活は変わりません(以下冷凍食品の宣伝)」…負担倍増じゃねーかそれ。
2012-06-08 09:47:07イタリアに於ける「十字架上のペリカン」図像の普及 http://t.co/MgNTVZVg #CiNii 自己犠牲、同時に、母性愛、父性愛、慈愛、復活の象徴でもあるペリカン。核家族単位の子育ての苦を、人の和の力へ委ねる風潮が求められる。 http://t.co/44SH3Onz
2012-06-15 07:14:07私達が目指すのは、日本の子どもたちが抱える希望格差の解消。 ◆大学等への進学率20%ー全国平均70% ◆進学後の中退率40% ー全国平均10% 児童養護施設では、親を頼れない子どもたちが全国で3万人生活しています。その9割に、親がいるという事実はあまり知られていません。
2012-06-15 15:10:51PDF:格差と子どもの育ち ~家庭の経済状況が与える影響~ 小林美津江 http://t.co/1iDtijwI「格差を完全になくすことはできないが、貧困による不利を取り除くための取組は、長期的に見れば社会の安定や発展に寄与するもの…」 子どもの教育へのアクセスの保障。重要。
2012-06-17 06:43:58PDF:保育所保育指針から考える「こどもの貧困」の課題 >名古屋学院大学論集>社会科学篇>見平 隆 http://t.co/C9kApX3R 保育における社会連帯の構築。こういった資料がすぐ読める時代であることが有り難いよね。
2012-06-17 06:44:26「あいつ死んだんじゃないか?」世界の医療団ホームレス支援活動。 http://t.co/mwW5lO7n「支援者」として関わるというのは、どうしても相手に「パワー」を持ってしまうことなので、できるだけ対等なコミュニケーションを目指すことです。(中村) 力より流れ。結ぶ流れ。
2012-06-17 06:53:07【再掲】「パリのデモから考える」國分功一郎さん @lethal_notion http://t.co/iT5sQAPC モラル・エコノミーの侵害+若者のコンサマトリー化。「コンサマトリーな親密圏と問題が起きている公共圏とを繫ぐ何かが必要である。そのなにかは様々なものであり得る。」
2012-06-17 11:29:42身体をめぐる断章 愚者の石の切除 - 小池寿子(国学院大学教授)http://t.co/wh0ex6p9 人間の愚行をユニークに描き続けた画家、ヒエロニムス・ボスとピ-テル・ブリューゲル。彼らは、神経虚脱症、或いは自律神経を失調しているとも言えるであろう現代日本をどう描くだろう。
2012-06-15 07:16:03児童養護施設のこどもたちの夢。まなざしに息衝くそれぞれの色。自閉症、アスペルガー症候群、特定不能の広汎性発達障害等に纏わる分光スペクトル。LGBTの潮流に於いても、心と身体、性の「色」が尊重される。共通項は「虹色」以上の色。――21世紀は、これら色彩を、どう育むか、どう活かすか。
2012-06-16 15:37:03真の総合的な子供―理想的な子供―の告白。(子供は、大人よりもはるかに賢く、知恵があるものである―子供は、徹頭徹尾イロニーから見た子どもでなければならない。)―子供の遊びは―大人の真似をすること。(歴史は、時と共にメルヒェンにならなければならない―歴史は再び開始の時のようになる。
2012-06-06 20:30:0521世紀は、宗教を純粋なる伝統文化として、宗教から分かつことのできる人智の富を純粋なる学問として、万人のもとに広く、与え合い、分かち合って然りの世紀ではないか。なぜ、いまだ<信仰>や<祈り>が、学問の手を借りて正しく捉えられないのかふしぎで仕方がない。
2012-06-12 05:31:06聖職者は、伝統文化に於ける既得権益層と言える。身分を保障された安全圏から、安息や救済を説いたとしても説得力が伴わない。<伝統文化の担い手>の方が相応しい。わたしたち人は、同じ種の「人」を美化・神性視することにより、人柱、自己犠牲という、数多のあやまちを生み続けてきた種だ。
2012-06-12 05:32:40聖職者達が既得権を保持する限り、即身成仏の木乃伊に成ることをなくして他に彼らが<無私の愛>を体現する術はない。学の高い層は、学問の徒と弁えた上で<聖>の名を<与え合う>かもしれない。が、既に『即身成仏義』もある。神仏の道に就く人々は自ら首を絞め続けているに過ぎないのではないか。
2012-06-12 07:18:39すべてが露出(リーク)される21世紀に人智の門番は不要。伝統の継承者が要るのみである。真に<空>を体得したのならば、何故、善が、破戒、風狂、乞食行へ至らないものか不思議でならない。「それより他に生計を建てることができないため」を理由とするならば、これは、人類史の悲劇の究みである。
2012-06-12 07:19:36学びは、いかなる貧しい子にも与えられる。遊びは、いかなる人にも与えられる。遊戯は、神々の仕事である。神を崇める前に、己の所作に息衝く己の神、己の光、己の愛の確信を見い出せ。自信を持て。他人を期待するな。己の期待で人を潰すな。互いに自由にあれ。互いに、美しくあれ。互いに、響き合え。
2012-06-12 07:20:01仮にサバイバーが、過去の痛みに現在を侵害されない境地に到達したとしても、脳に刻まれた傷は消えない。身体はそれなりに軋み、生きる限り現世的な幸福の基準に縛られる。私たちは、部活、成人式、恋愛、結婚、家族、生活などの当たり前の記憶に思いを馳せる人々の前で、異邦人のように孤独である。
2012-06-18 21:51:59