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岡村眞・高知大学特任教授講演会『巨大地震最新情報と伊方原発』(2012年6月9日@高知県立大)

高知大学 岡村眞特任教授による 『巨大地震最新情報と伊方原発』 日時:2012年6月9日(土)15時~16時半 場所:高知県立大学池キャンパス 大講義室 主催:グリーン市民ネットワーク高知 続きを読む
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しまなみ @shimanamis
岡村教授95 特に偏西風、卓越する偏西風に関しては高知市にも丁度ばっちり入ってくるのかなと。だいたいこういう形で火山灰も全部飛んでくるので、扇状に放射性物質は流れる傾向にある。そういうことは考えておいてほしい。
しまなみ @shimanamis
岡村教授96 いずれにしても、そのときはもう住めなくなる。どこに逃げるかということしかない。ただその間は被曝してしまう。そこまでならないようにしなければならないが。なかなか厳しいところに原発を造ってしまった。
しまなみ @shimanamis
岡村教授97 直下型地震は、1995年の兵庫県南部地震、M7.3。2000年の鳥取県西部地震、M7.2。もうひとつ2005年の福岡県西方沖地震、M7.1。だいたい5年に1度くらい動いてきている。これからの南海地震まではこれくらいのペースで来るだろう。
しまなみ @shimanamis
岡村教授98 今、福岡県西方沖地震から7年くらい経っているが、いずれにしても近々またどこか動くだろう。過去400年間、南海地震までこのくらいのペースで直下型地震が来ているのはよく分かっている。
しまなみ @shimanamis
岡村教授99 中央構造線。四国がある中央構造線南側は九州方面へ押されているので、中央構造線北側は右側に動く。それだけではない。逆断層で、中央構造線南側がのし上がる。愛媛の中央構造線には、もともと10km以上の高さの山があったが、削られて削られて地下10キロの青石がずーっと出ている
しまなみ @shimanamis
岡村教授100 その10km以上押し上げられた断層と同じ断層に伊方原発がのってることを、きちっと押さえてないといけない。今までの(国や四電の)評価は、「全部横ずれだけだから、大した揺れは来ない」となっていて、これは大いに異議がある。こういう揺れは、非常に強い揺れを引き起こす。
しまなみ @shimanamis
岡村教授101 我々が調査をした別府湾。海の中にも断層が伸び、十数年かけた調査で全部の断層がつながった。とにかくずたずた。横にずれて、斜め斜めに口を開けている正断層系。湖だったのが海水が入り、1万年くらいで湾になった。だいたい8000年くらいの堆積物があるが、断層で切られている。
しまなみ @shimanamis
岡村教授102 最新の動きは400年前、慶長豊後地震。そこで段差ができ、津波で運ばれた堆積物が崖に溜まっている。でも他にもいっぱいある。ずたずたに切れている。下程ずれが大きく、上程ずれが小さい。ずっと動いている活断層。要するに断層は生きてる、将来もまた動くということを表している。
しまなみ @shimanamis
岡村教授103 だいたい千数百年に1回動いている。特に大きいのは、今考えて欲しいのは、四国の北の中央構造線が別府湾に入ったところの断面。一番大きい中央断層、この堆積物が20メートル落ちた部分だけで、60メートルぐらい動いている。本当に巨大な断層。
しまなみ @shimanamis
岡村教授104 しかし、四国電力は原発3基造るまでは「1万年間は動いていない」ということで、伊方に原発を造った。こんな、本当にすごいところ。みんなこれを見たら、外国の研究者たちは「なんだ、これは?!」って言いますから。
しまなみ @shimanamis
岡村教授105 調査したのは高知大学の簡単な機械。750万円の安い機械。本当は、四国電力にも調査結果はあったはず。なぜそれが分かるかというと、3号機を増設したときに、バックチェックがかかった。それ以前に造った原発、これから造る原発の、我々と同じ機械のこの記録が、委員会に出てくる。
しまなみ @shimanamis
岡村教授106 ところが四電の調査項目の結果には、ない。(伊方原発前面海域の中央構造線海底調査を)やっているはず。なかったことにされたんだと思っている。調査は簡単にできる。漁船に乗せて走れば出てくる。
しまなみ @shimanamis
岡村教授107 断層がどのくらいで動いてきたか、ずれの起こった時期を特定してきた。これが400年前。全部一斉に動いている。別府湾がぼこんと凹んだ。このときにオランダの宣教師の船が大津波に巻き込まれたという記録が、オランダに残っている。慶長豊後地震(1596年)の津波の記録が。
しまなみ @shimanamis
参考:慶長豊後地震について『遺跡からの警告 地震考古学 消えた島の伝説 沖の浜』 ① http://t.co/CUt4xtMj ② http://t.co/WRR8ZXHJ ③ http://t.co/4LzomUZX
しまなみ @shimanamis
岡村教授108 その前が1900年前ごろ、その前が4000年前ごろ、その前が5400年前ごろ、その前が6300年前ごろで、だいたい千数百年に1回くらいこの断層は大きく動いていたということが分かった。仙台の慶長地震と同じ。千年ちょっとくらいでこの断層は動いてるんだと分かっている。
しまなみ @shimanamis
岡村教授109 次に愛媛側の調査に来た。ここも我々が調査するまでは、こんなに巨大な断層だったと全然分かっていなかった。ここに原発があり、その近くにダーッと伸びている。断面を見ると、25mくらいの水深に溝がある。
しまなみ @shimanamis
岡村教授110 漁師たちはここに溝があることを知ってた。この窪みにエビがいっぱいいる、網でとるといーっぱいとれる。だからここに溝があるのは、漁師さんはみんな知ってた。でもなぜか、四国電力は知らなかった。
しまなみ @shimanamis
岡村教授111 断面を撮って、私は驚いた。四国電力がないと言うのだから、ないだろうという話だったのに、ここでは堆積した火山灰が10m、基盤は15mもずれ動いている。巨大な断層で、本当にびっくりした。こういうものを示しても安全評価には何の影響もないという、不思議なことが起こってきた
しまなみ @shimanamis
岡村教授112 断層が横ずれをしたり開いたり、横ずれをしたり開いたりして、ずーっと繋がっている。安全委の一人は、この断層を全部7、8kmに切って、地震の大きさをM6.8くらいにしてしまった。それでゴーサインを出して原発を造った。しかし、これはもともと長大な断層の一部分でしかない。
しまなみ @shimanamis
岡村教授113 伊方沖がなぜか一番大きくずれている。プレート境界である巨大な北アナトリア断層(トルコ)よりも、ずれの大きさはこっちの方が大きいくらい。伊方原発の丁度沖には断層が5本あり、一番伊方原発に近いところは6キロ、一番離れた断層で8キロ。これは大変大きな問題を持っている。
しまなみ @shimanamis
岡村教授114 もし断層が動くとすればP波が来るのが毎秒だいたい7キロなので、地震が起きると1秒後には原発に届く。それでがたって動き始めると思ったら、今度S波、ものを壊す波が2秒後に入ってくる。原発まで6キロとか8キロとかだから、2秒少してS波がくる。差は1秒しかない。
しまなみ @shimanamis
岡村教授114 (伊方原発は)あまりにも断層に近く、緊急地震速報も役に立たない距離。そういうところに巨大な危険物が設置されている。
しまなみ @shimanamis
注:伊方3号機で、P波を検知し制御棒が完全に挿入されるまで、計算上で2.2秒かかるとされています。 (参考 藤原節夫氏講演メモ http://t.co/ffpljKi3
しまなみ @shimanamis
「藤原節夫講演会「震源間近の地震!制御棒は間に合うか!」@伊方をとめる3・11学習会」をトゥギャりました。 http://t.co/vX3hQrOF
しまなみ @shimanamis
岡村教授115 今回の福島第一事故は、調査しないと分からないが、一応制御棒は入った。チェルノブイリみたいに大爆発はしなかったってということ。しかし、伊方の場合は1秒しかないから、制御棒が本当に完全に挿入されるのかという問題がある。
しまなみ @shimanamis
岡村教授116 四電も認めているが、やはり制御棒のところが一番安全の余裕がない。しかも今四電が言っている想定している最大の揺れ、基準地震動は570ガルというレベル。実際は1000ガル、2000ガル、3000ガルというレベルなので、もう全然足りない。
しまなみ @shimanamis
岡村教授117 いずれにしても3月11日以前の原子力安全委員は全て解雇され、新しく委員会を作らねばならないが、全然立ち上がらない。この1年3カ月何にもしていない。安全審査も。とにかくやらない。やらなくて、今既に大飯原発3、4号機再稼働にゴーサインを出している。コンピュータ計算だけ
しまなみ @shimanamis
岡村教授118 「私が責任を取ります」ってあの人に責任が取れるわけがない。本当に何ということか。本当におかしい。誰が責任を取れるのか?あの首相に責任を取れるわけがない。
しまなみ @shimanamis
岡村教授119 とにかく1000ガルくらいは絶対来る。四電は、最初は200ガル、300ガルと言い、いや活断層があると指摘すると、375ガルまで耐えられる。次に1000ガルを超えると言ったら、いや570でも耐えられる、今や1000ガルでも耐えられると言う。もう自由自在に耐えられる。
しまなみ @shimanamis
岡村教授120 言えば言うほど四電は厳しい安全レベルについてくる。非常に不思議でならない。どこまで行くのかなっていう感じ。
しまなみ @shimanamis
岡村教授121 この測定図はM6.6という小さい地震。それでもプラス2000ガル、マイナス2000ガル。少なくとも2000ガルを超えるような地震があるということは昔から分かっていた。3号機の増設のころには分かっていた。
しまなみ @shimanamis
岡村教授122 岩手宮城内陸地震(2008年)はM7.2で、山で起きた。ここに活断層があると分かってなかったが、動いた。大事なことは活断層があるから動くか動かないかじゃなくて、活断層がなくてもどこでも日本は動く。これが非常に大事なこと。
しまなみ @shimanamis
岡村教授123 地震が起こるまでに、中越地震は分かっていたか?中越沖地震は分かってたか?能登半島地震は分かっていたか?分かってなかった。突然断層が出てきた。日本列島全体がそうやってできてきた。これが一番、実は大きな問題。つまり、M7クラスの地震はどこでも起こる。分かってないだけ。
しまなみ @shimanamis
岡村教授124 一関西に、防災科学技術研究所が4000ガルまで測れる強い強震計を設置したばかりのときに、岩手宮城内陸地震が起き、すごい記録が取れた。4000ガル、3800ガルというとんでもない記録。断層近傍で4G、重力加速度の丁度4倍。こういうふうにこの防災科研の方は書いている。
しまなみ @shimanamis
岡村教授125 電力会社は「あれは地表に置いてるから揺れが増幅した。うちは岩盤に固定してますから、あんな揺れは起こらない」と言ってきた。しかし防災科研は断層近傍で4Gが初めて記録されたと。 http://t.co/yVv8D1uS 
しまなみ @shimanamis
岡村教授126 4000ガル。伊方原発は570ガルとか言っている。全然話にならない。今までは記録されなかっただけ。地震計がなかっただけ。こんな地震がある。
しまなみ @shimanamis
岡村教授127 続いて「水平動に比べ、上下動が大きい」。上下動は建物にとっては極めて致命的な揺れで、横揺れは壁などを補強することでかなり防げるが、この上下の伸びたり縮んだりする揺れは、コンクリートでも大変困った現象。ぐしゃっという「座屈」が起こってしまう。この上下動が大きい。
しまなみ @shimanamis
岡村教授128 「この特徴は表層地盤の増幅による影響を受けやすい地表のみならず、地中においても現れています」。これがすごい。
しまなみ @shimanamis
岡村教授129 「地中においても」、ちゃんと入れていた。地表で拡大したんじゃないか、だからうちは、原発は全部岩盤に取り付けてるからそんなこと起きないと、電力会社はずっと言い続けてきた。ところがここで一撃にされた。「地中においても現れています」。
しまなみ @shimanamis
岡村教授130さらに「長周期成分が記録されやすい速度記録でも、短周期成分が強調されやすい加速度記録においても、両方で同じような強い揺れが観測されている。この特徴は逆断層上盤の直上における記録の特徴になる可能性がある」。つまり断層が押されて乗上げると、乗り上げる側はすごい揺れになる
しまなみ @shimanamis
岡村教授131 これは世界共通。下になる断層の家は壊れてなくても、上側はドーンと動いていく。ダムでも何でも一発で壊れる。そういう揺れが乗り上げる側で計測された。まさに伊方は横ずれしながら乗り上げる側にある。断層の真上にのっている。このことはやはりきちっと考えておかないといけない。
しまなみ @shimanamis
岡村教授132 これを国の研究所がきちっと報告している。もうこれだけで日本の全原発は運転不可。全ての日本の原発は。4000ガルに耐えられる原発なんて一つもない。この記録を国の研究所がギネスブックに載せた。これ引きずったのが多分電力会社。こんな強い記録があり得る。
しまなみ @shimanamis
岡村教授133 これからどんどんどんどん日本の強震計が4000ガルまで記録できるものに交換されていく。これから増えていく。前回お話ししたときに、もう少し待ってください、データが増えてきますから自動的に安全は消えていきます、と私は言った。それが意外と早く来た。
しまなみ @shimanamis
岡村教授134 これを記録した地震はM7.2。政府の地震調査推進本部は、伊方原発沖の断層で起こる地震はM8.0以上と言ってる。最悪のケース。そういうことを国の研究所はきちっと報告をしてきている。しかし、ストレステストとか、見直しに全然つながらない。
しまなみ @shimanamis
岡村教授135 要するに、こういうことを検討する委員会が開かれてない。コンピューターで計算してOKって言ってるだけ。だいたいもう全部がグルで、どうにもならない。もうどうしようもない。
しまなみ @shimanamis
岡村教授136 四電の報告ではすごいことをしている。断層は全部つながってるのだが、彼(入倉孝次郎京大名誉教授。原発の耐震指針策定や、耐震安全性評価に深く関与。原子力安全委員会の耐震安全性評価特別委員会委員長。2007年、経済産業省から原子力安全功労者表彰)がするとなぜか全部止まる
しまなみ @shimanamis
岡村教授137 東日本大震災はどんどん広がって500kmが動いた。地震学がどこまで割れるか分からないのに、なぜかこの四電の報告はここで断層が止まる。要するにこの原発が570ガルの揺れに耐えられるには、どのくらいの長さの断層を考えればいいかという、逆の発想しかない。それで計算する。
しまなみ @shimanamis
岡村教授138 今は我々の調査で全部つながっている。しかし、最初に7.7km、8kmとぶちぶち切った人がいて、このときに伊方原発は造られた。でも今はもうつながっていると認めざるを得ない。論文があるから。しかし、長さ54kmで勝手に止める。別府湾にはいかない。こういうことをする。
しまなみ @shimanamis
岡村教授139 これではだめ。M8.0以上になると、断層は少なくとも300kmくらい一度に動く。文科省の委員会が「M8.0以上」と言っている。つまり以上ということは、どこで止まるか分からないということ。「分からない」と言っているのを無視して、54kmで分け、揺れを考えればいいと。
しまなみ @shimanamis
岡村教授140 本当にご都合主義。適当にやられる、死んでしまう。全部ずらしていく。最悪のケース、断層は80度で、原発の真下に来て、最悪300キロくらいが動いて、という最悪のケースを考えなければならないのに、想定では要素をずらす、省く、勝手なモデルを持ってくる。そういう細工をする。
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