鈴木正朝先生 (suzukimasatomo) の武雄市図書館問題に関連するつぶやき

鈴木正朝先生 (suzukimasatomo) の武雄市図書館問題に関連するツイートとTogetterまとめへのリンク集。 個人情報保護法制をとりまく状況については、こちらの鈴木正朝先生作成のPDFも参考になると思います。 http://www.digitalforensic.jp/eximgs/20120131iryousuzuki.pdf http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002ec55-att/2r9852000002ecau.pdf 続きを読む
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鈴木 正朝 @suzukimasatomo

労働組合問題も、大阪の一部職員の問題も、生保の問題も、憎しむべき現実を前にそれを潰すといっしょに理念的、抽象的な価値までつぶれるところが悩ましい。他の問題に対するいらだちや現状への不満の一端をそこに投影すると過度に極端なところに流れてしまう。我が身に降りかかるリスクもあるのに。

2012-06-04 00:41:02
鈴木 正朝 @suzukimasatomo

歴史に学べという言葉がいかに重くて、実はいかに軽いか。いつか来た道はそもそも生まれてないから見覚えないし、いざそれが問われる卑近な事例に接すれば歴史に学ぶリアリティなんてなかったりする。しかもそれが一部大学人と言論人なのだ。普段どんだけ嘘だったかわかるというもの。

2012-06-04 00:46:20
鈴木 正朝 @suzukimasatomo

「そういう意味で、僕は今回の構想は煽りに煽りました。そして、全国の注目を一身にこの武雄市に集めました。」って、計画的煽りだったのかっ!激情型は実は計算され尽くされた劇場型だったのだよと種明かし風に語る。さすがtwitter学会会長というほかない。超絶技巧に感服した。

2012-06-04 01:01:48
鈴木 正朝 @suzukimasatomo

堀部政男先生は昭和55年の法律時報11号に「図書館の自由と知る権利」というとても良い論文を発表されている。率直な語り口は好感をもてるし、何より図書館に対する敬意と愛情が背景に流れている。ちょっと心洗われた。一方で図書館側にも苦言を呈されている。それもまたごもっともである。

2012-06-07 08:53:34
鈴木 正朝 @suzukimasatomo

堀部政男「図書館の自由と知る権利」(法律時報11号、昭和55年)を読めば、なんとか研究所の尻馬に乗って図書館の貸出履歴情報くらいcccに渡していいんじゃねという軽率な発言をとても容認するところではないということがわかるはず。

2012-06-07 08:56:01
鈴木 正朝 @suzukimasatomo

やはり、この論文で示された感覚は至極まっとうである。この感覚は研究をする者なら当然に共有できるところでなくてはならない。昨今の学界の感覚やこうした出来事への感度の悪さは異常である。いや一部が異常なだけであろう。

2012-06-07 08:56:41
鈴木 正朝 @suzukimasatomo

図書館がただの本棚、本置場にすぎない人が、本を出し、本に助けられて研究をしている。歴史に学ぶべき人が、いざとなるとそれを軽視する。

2012-06-07 08:58:50
鈴木 正朝 @suzukimasatomo

Googleが、自らに何かを要請するならそれを決定する会議に参加させよと主張するのはあたりまえの感覚。せめて傍聴させよと透明性を求めるのもあたりまえ。代表なくして課税なしは今も生きている。一方、それを言うなら自らの主張やプレゼン内容も公明正大にオープンに行うべき。

2012-06-09 14:20:37
鈴木 正朝 @suzukimasatomo

Google社がプライバシーポリシーの内容をわかりやすく説明するための一般ユーザー向けサイトを公開していた(5月17日)。プライバシーポリシーの統合&簡素化の批判を受けてのものらしい。これから精査してみたい。 http://t.co/Zh4Cxpvr

2012-06-09 14:21:56
鈴木 正朝 @suzukimasatomo

病理現象の一部を強調して、原則を修正するようなことがあっていいのか。印象操作であろう。

2012-06-09 21:32:11
鈴木 正朝 @suzukimasatomo

堀部政男「『図書館の自由に関する宣言』の法学的意義-”知る自由”の成立から情報公開理念の確立へ-」297~301頁、図書館年鑑1984 では、「図書館は利用者の秘密を守る」という原則について憲法19条の思想・良心の自由の観点からも重要な意味を有するとしている。当然の指摘であろう。

2012-06-09 23:53:48
鈴木 正朝 @suzukimasatomo

佐賀新聞「貸し出し履歴提供せず 武雄市図書館、ツタヤ委託 」 http://t.co/9YwdFS4j おぉ、これで最大の懸念はとりあえず一山越えたか。

2012-06-12 21:00:57
鈴木 正朝 @suzukimasatomo

某カードによってデータが連携することを、"ツタる"という。

2012-06-13 21:02:09
鈴木 正朝 @suzukimasatomo

(1)調査及び情報開示の不徹底 (2)法的責任追及の不徹底 (3)説明の不徹底(4)原発政策の不透明さ (5)当面のエネルギー確保に向けた合理的政策推進の不透明さ、前提となる信頼の欠如 (6)報道の不徹底と報道機関不信

2012-06-17 18:46:46
鈴木 正朝 @suzukimasatomo

(7)一部反対運動のカルトもどき化、一部活動家の暗躍 (8)科学者の日和見、学者、言論人の3.11以前スタンスへの回帰 (9)政党のマニフェストへの不信 (10)投票すべき政党の不在 (11)暴走する地方自治 (12)政局化に流れる政治

2012-06-17 18:47:09
鈴木 正朝 @suzukimasatomo

支持政党を持ちたいが、もっと政治的であらねばと思うが。

2012-06-17 18:48:40
鈴木 正朝 @suzukimasatomo

土光さんのことば 日経Biz「第1回 日新、日日新 やはり「現在」に関心 “行革”で楽しい余生はお預け」http://t.co/tBrcv6oW

2012-06-18 14:00:54
鈴木 正朝 @suzukimasatomo

経団連会長の土光さんの見識と覚悟はいまさらながら素晴らしい。現在の某氏と比較するならば、これは当時自分が子供だったからというのではなく、明らかに人格識見において著しい落差があるのだよなということを痛感する(と同時に他のリーダーも同様ではないかと思わずにはいられない)。

2012-06-18 14:01:17
鈴木 正朝 @suzukimasatomo

土光さんであれば、東電に苦言を呈し、批判し、責任を追及し、その一方でエネルギー政策の現実を見据えた中長期と短期の指針を示していたにちがいない。財界と世論をグリップするような采配をしてくれたであろう、と誰もが思うのでこうしてふり返るのだろう。まさに財界総理であった。

2012-06-18 14:01:31
鈴木 正朝 @suzukimasatomo

昨今の信頼の欠如したところで、エネルギー不足、経営的打撃、生活への影響を憂慮する発言をしてみても、科学性を全面に放射脳的ヒステリーを揶揄してみても、人物が浅薄なだけに銭勘定にしか聞こえず、生命の重みを前に誰もがフリーズしてしまう。

2012-06-18 14:01:47
鈴木 正朝 @suzukimasatomo

民意を越えた民意をすくいあげる人物の不在は深刻で、このまま少子高齢人口減少社会の中で自壊を加速させそうで将来に希望を見いだせない今日この頃ではあるなと。

2012-06-18 14:02:01
鈴木 正朝 @suzukimasatomo

みながもっと政治的にならねばと、公共の問題に踏み出すほかない、座して死を待てないという気持ちが静かに進行しているに違いない、信仰的な価値観をもってもう少しまともにならねばならないと思っているに違いない、と信じたいという希望もないわけではないのだが。

2012-06-18 14:02:36
鈴木 正朝 @suzukimasatomo

財政破綻の予言は予言というよりわかりきった未来であり、土光さんをしても進行を遅らせるだけで止めることはできなかった。土光さんのような人物のいない現在は、ことここに至っても、税のあり方も、社会保障と税の抜本改革も、低所得者層対策も、復興策も全てが中途半端である。

2012-06-18 14:03:15
鈴木 正朝 @suzukimasatomo

ねじれ国会で政治の意思統一ができないところはよくわかっているが、それとは別に内閣総理大臣や内閣の権限が、我々の持っている印象以上に小さいものだというところがわかってきた。政治だけではなく、行政も意思統一できない現状では、改革に限界があるのは当然であるということである。

2012-06-18 14:03:47
鈴木 正朝 @suzukimasatomo

こうしたある種の停滞を許しているのは、憲法ではなく、むしろ行政組織法上の先例的解釈であるのかもしれない。この強固な慣行は、民意の直接的流入を怖れる憲法の仕組みからくるものではなく、明治から続く政治自体への不信の産物とでもいうべきか。

2012-06-18 14:04:16
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