例年の早稲田だと,これを,やりたいこととと社会における意義(未来・大目標),ローで学ぶ姿勢(近未来),そしてそれに向けて欠けていること(現在)の形で聞いていたと思います。
2010-06-30 23:12:39ここで,法曹になる・なりたいのはほかでもない「自分」なんだ,ということを言えないと,一般論になってしまいます(=説得力がない)。すなわち,読み手として「それは大事だけど,どうしてあなたがならなきゃいけないの?」という印象を与えかねない。
2010-06-30 23:15:30だから,「僕は信書たくさん読みました!」ではなくて,「僕自身の問題意識があるのです」ということを示していかなきゃいけないのです。では,具体的にはどのように展開していくべきか?
2010-06-30 23:16:48これは,就活でも言われているお約束のパターンだけれど,きっかけ→行動→(挫折)→発見→志望が流れが綺麗だし、説得力がありそう。法律家の限界を知った上で、法曹になりたいっていうのがやっぱりいいよね。
2010-06-30 23:17:58自分の経験をうまい具合にからめると、「自分じゃなきゃだめ」感がでていいですね。抽象論だったらだれでも言えるわけだし、どうしても「僕新書何冊か読みました!」になりがち。
2010-06-30 23:18:14きっかけなんて,簡単なもので言い訳であって,それこそ,ちょっとした違和感だったり,何か事件だったり,授業だったり,バイトだったり,サークルだったり。問題はその先で,それを受けてどのような行動をしたか(でっち上げても良い),そこで新たに考えたこと・第一印象と異なることは何か。
2010-06-30 23:20:26その違いを知って,感じたことや思ったことから,法曹が「違和感」だったり,「問題だと思うこと」の解決の一つの手段であると述べられたらよい。さらには,自分自身の問題意識に根付いたもの(きっかけ以降の流れがあれば,自然とそうなりそう)なのだといえればおっけー。
2010-06-30 23:22:51なお,自分のアイデンティティ形成に関わるところのものだったりすると,謎に説得力が上がるのでおすすめ笑 eg在日外国人・帰国子女・近親者の死など…
2010-06-30 23:23:49これについては,パンフを見てみると,思いの外違いがあるのがわかると思いますー。それに併せて書かないと,ステメンにうるさいロー(早稲田・神戸くらい?)だと,書面で切られる虞もあるかと…。そうでなくても,説得力の点で,そのローじゃなきゃだめっていえると,かなり強い。
2010-06-30 23:26:07具体的には,~教授に指導されたい,カリキュラム(の幅),理念との合致とかが書きやすくて,印象も良いと思う。内部性は,たとえば早稲田の校風が大好きで…的なことをかいとけー笑 指導が熱心であることを先輩から伺ったとかも,悪くはないと思います。
2010-06-30 23:28:10実務家になって学ぶ(働く)については,将来像をどれだけ具体的に持っているか,使命感にもつながる程度のものを描けているかがポイントだと思います。ローは,軽い気持ちで入ると後悔するところだと思うので,目的意識大事。
2010-06-30 23:30:40むしろ,社会人経由のほうがいまはいいかもしれないです。上位ロー入試難易度・就職の容易性とかを考えるとね…。さて,使命感については,先に触れた「どうして自分じゃなきゃだめなのか」と関連して問題になります。
2010-06-30 23:32:08問題意識を持っている・将来法曹になりたいと思っているのが「本気」だったら,問題について具体的な関わり方も考えているのが自然だろうし,それが言えないと,聞き手にとっては「なんとなくなりたいと思いました」と違いがあまりないのです。
2010-06-30 23:33:00例えば,一言「医療過誤について扱いたい」と言っても,患者側・医師側・事後・事前・インホスピタル・市場開拓の方法・キャリアプランなどなど,具体的な働き方・ありかたを深めることはできるはず。
2010-06-30 23:34:22「今のあなたが」,について補充しますと,自分を客観視して,何がたりないのか(学ぶべき課題は何か,ローに入学する目標意識は?≒なぜ「当該ロー」を選んだかにも関連)を問いつつ,法曹に必要なことは何かも(実は)聞いています。法曹に必要な能力がわからないと長所短所にあたるかはわからない。
2010-06-30 23:37:15