市民的不服従をめぐるやりとり
金曜日に首相官邸前でのデモを行った人たちと、今日、大飯原発前で機動隊員を相手に立ち回りを繰り広げたらしい人たちを、同じ「市民」という言葉でくくってしまうことには、かなりの違和感を覚える。
2012-07-01 22:07:47ただの弾圧ではありません。「仮借なく」弾圧せねばならない。 RT @Ito_kaori 「弾圧」だなんて、なんて恐ろしい・・・。RT @ryoko174: RT @tamai1961: 官邸前のデモと、発電所の操業妨害は、まったく異なる。後者は、仮借なく弾圧せねばならない。
2012-07-01 22:08:48こんなんが法学者を称してるんだから、たまりませんわ。まぁ法学は人権学である一方で体制学でもあるから、見慣れた風景でもありますが。RT @hirakawah これはひどい。RT @A_laragi: 世の中悪くなる一方です。
2012-07-01 22:45:23@tari_GT @hirakawah @A_laragi tari_GTさんご指摘のように,法律は保守的機能を有していますが,他方で憲法は国家を縛るためにできたという経緯があります。このことに照らせば,私も,現国家の無法状態を問わずに市民の行動を評価するのは不適切だと思います。
2012-07-01 23:00:13↓市民、とくにcitizensではなくthe publicとしての「市民」はそもそも異種混淆的で差異や対立を前提とした存在であり、「同じ市民」なんて言い方で同質性を求める物言いは実に政治的であるわけで。
2012-07-01 22:46:25@quinoppie @gmax_jp @tigercatver2 「弾圧」は法律用語ではありませんよ。
2012-07-01 23:05:17@vc_repubblica 彼的には、意見表明の自由は尊重するけど、大飯のは「市民的不服従」ではなく「暴力」だからアウトということなんでしょうけどねその線引き基準は何なのか、そもそも市民的不服従ということを認めているのかどうかが気にかかるところです。
2012-07-01 23:00:24自分の発言も挑発的だったのですが、専門を憲法学と謳う学者の反応がこれでいいのか?という気も真剣にしますが、こちらも嗤ってしまったというのも本音です。(笑) @hirakawah: ほんとに @tari_GT: 法学は人権学である一方で体制学でもあるから、見慣れた風景でもありますが
2012-07-01 22:53:19@hirakawah @vc_repubblica 端的に言えば、自分は如何なる時でも体制の側に立ち、体制の庇護下に有るという、有り難いお言葉です。
2012-07-01 23:04:53@TAKASHIMA724 @tari_GT @A_laragi 不法占拠行為を以て「暴力であり×」と言っておられるのだと思いますが、「正当な暴力」を独占してる側の正統性がまさに問われているわけで、この非対称を無視するのはあまりに形式論というか中立病的に見えてしまいますね。
2012-07-01 23:07:20@hirakawah @tari_GT @A_laragi はい,自然権の中で抵抗権が観念されてきたという歴史的必然性が軽視されていると思います。
2012-07-01 23:12:06あ、TAKASHIMAさん、もしよければ、→に答えていただけるとありがたかったりw https://t.co/34rrEoR7 RT @kentarotakahash 他の学者さん達の意見を聞きたいな。
2012-07-01 23:10:03@tigercatver2 @quinoppie @gmax_jp はい,なぜわざわざ弾圧という言葉を使われているのかが良く分かりません。法的な意味でないことは確かなので。
2012-07-01 23:15:39「市民的不服従」についての議論は日本ではどうなのでしょうか。RT @TAKASHIMA724: @hirakawah @tari_GT @A_laragi はい,自然権の中で抵抗権が観念されてきたという歴史的必然性が軽視されていると思います。
2012-07-01 23:15:38@hirakawah @tari_GT @A_laragi 「市民的不服従」については,昨日,@anminteiさんがガンジーの思想と関連づけてツイートされていました。
2012-07-01 23:20:08@anmintei 先生のツイートについては以下をご参照下さい。
@hirakawah @tari_GT @A_laragi わが国ではあまり議論されていないと思いますが(実はよく分からない),国家に対する積極的抵抗行為までを含む概念たる「抵抗権」よりも,不服従という消極的・非暴力的抵抗である点において,日本人に受け入れられやすいと思います。
2012-07-01 23:22:55@TAKASHIMA724 @tari_GT @hirakawah @A_laragi ただ、不服従といっても、時には違法認定されうるギリギリのところで自らの正当性と合法性のはざまで、いわば「答えの無い」グレーゾーンで行為するのは、現代の日本では一般にハードル高い気もします。
2012-07-01 23:28:26@hirakawah @vc_repubblica 市民的不服従はハナー・アレントが深く考察して意義を認めてる。暴力団、野田政権、守銭奴のごとく隠蔽・欺瞞をすることなく、堂々と顔をさらし名前を隠さず、愛国心から政府の過ちに反対し、違法行為すら堂々と身をさらして実行すること。
2012-07-01 23:17:46というか、こういう抵抗のあり方を否定すると、例えばアメリカなどでの公民権運動など全く成立する余地はなかった訳で。てか、アメリカに限らず、今、我々が享受している権利にしても、まさに文字通りこういうものの積み重ねの上にあるのに・・・
2012-07-01 23:16:19人権の歴史など、文字通り無数の逮捕と流血の積み重ねなのに。天から降ってきた訳ではない。でも、日本のように、自分たちの手で一歩一歩権利を獲得してきた歴史が薄く、大きくどさっと天から降ってくると、結局こうなっちゃうってことなんだろうなぁ・・・
2012-07-01 23:21:26