放射線による健康被害に関する政府・福島県の対応

宗教学者 島薗進氏の一連のツイートをまとめました。 日本政府と福島県が現在採っている方針は、原爆投下後のABCCの方針の継承で、住民の健康被害抑止や予防につながっていないのではないか、と疑問を投げかけてます。
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島薗進 @Shimazono

宗援連では、福島原発災害の影響を受けて活動が制限されがちな地域の子どもたちのための保養ツアーについて、宗教関係者や宗教関係団体によるものを中心に情報を集積したいと考えています。どうぞ情報をお寄せください。http://t.co/UPr6HxPi

2012-07-03 09:52:20
島薗進 @Shimazono

1低線量放射線による健康影響の可能性を考えるかどうかで医療側の対応は異なってくる。広島・長崎の低線量原爆被害を認めないアメリカ側が立てた調査方針は、健康調査と治療とを切り離し、調査は調査専門機関が行いそこは治療に関わらないというもの。それに対し広島・長崎の人々は厳しい眼差し。

2012-07-03 10:14:05
島薗進 @Shimazono

2政府・福島県は懸念される放射線による健康被害にABCC以来の治療しない調査=「いのちの見守り」の方針をとるのはなぜ?それは不信の温床では?かつての被災地住民の嘆きを想起しては?「治療せぬA・B・C・Cをいふときに鋭きことば君は放ちぬ」http://t.co/uubIQTcj

2012-07-03 10:15:55
島薗進 @Shimazono

3政府・福島県は懸念される放射線による健康被害について、ABCC以来の「治療しない調査」ではなく、治療しながらの調査の方針をとるべきではないか?医学界はどう考えるのか?南相馬の坪倉医師の活動に見習ってはいかが?同氏の「内部被曝通信」参照http://t.co/sVuMVw3r

2012-07-03 10:17:57
島薗進 @Shimazono

4政府・福島県・医学界は放射線による健康被害についてABCC以来の「治療しない調査」ではなく、治療しながらの調査の方針をとるべきではないか?調査をするが相談には応じないという方針が住民の怨嗟を招くのは当然。甲状腺調査の方針変更が必要。http://t.co/ir5vHlWR

2012-07-03 10:18:45
島薗進 @Shimazono

5政府・福島県・福島県立医大は「いのちの見守り」のコンセプトの下に県民健康調査を行っている。http://t.co/LoQ8wbhk しかし、県民の協力はきわめて低調(20%そこそこ)。甲状腺検査、WBC検査も民間の医師は占領期のように福島県立医大の意向をうかがい、住民は落胆。

2012-07-03 10:30:50