日垣隆先生と毎日新聞

たちのわるいイタズラですね。

「予定稿」云々という話は、週刊現代6/16号に掲載された日垣先生による連載コラムの最後の部分、《新聞やテレビが軽薄にも準備済みの「著名人死亡時の予定稿」などはクソくらえだ。恥ずかしくないか。泣きながら死亡記事を書くほどに深くつきあってみろよ。》を受けたものであると思いますが、わかるわけありませんよね。元々週刊現代のコラムでもなんでこんなことを書くのか意味がわかりませんでしたけれども。

「昭和天皇」云々という話は、Mainichi Daily Newsが昭和天皇の崩御を前提とした記事を誤って存命中に掲載してしまった件に対する当て擦りでしょうね。その件については結構な処分があったようですが、日垣先生はどうなんでしょうか。

クレドというのは日垣先生が運営している年会費十万円の謎の（笑）組織ですね。日垣隆 クレドでぐぐってみましょう。朝日新聞の記者さんが会員として在籍していることがわかっていますから、その方向けの企画なのでしょうかね。

それで、「３年もったら軌跡（正しくは「奇跡」でしょう）」ですが、実は日垣先生は今から２年以上前にこんなことをツイートしています。

この１年１０ヶ月後、このようなツイートをしています。

「その新聞社」とは毎日新聞社のことです。元のツイートを見てください。これは別の方のツイートへのリプライになっています。そちらにはしっかり「毎日新聞」と書かれています。PC/ブラウザで見ている場合はツイートの日付の部分をクリックすると元のツイートと、リプライ対象のツイートが表示されます。

つまり、日垣先生は毎日新聞に対して、２年以上前に「二年以内に倒産」と言い、その１年１０ヶ月後にも「２年以内には倒産するでしょう。」と言っておいて、さらにその８ヶ月後には「３年もったら奇跡」になっちゃうんですね（笑）全然信ぴょう性がありません。

日垣先生は会社や組織に対して「あそこは倒産する」だの「解体される」だの言うことが多いです。日垣問題年表からざっと拾ってみても、ダイヤモンド社・八十二銀行・毎日新聞社・産経新聞社・時事通信社・TBSラジオ・ボイジャー社・ワニブックス社にそういうことを言っています。そしてこれだけではありません。

でも、そのなかで本当に日垣先生の言うとおりになった会社っていくつあるんでしょうね。私はひとつも知りません。