『観光』中沢新一・細野晴臣(1985・1990)に見る、「ゼビウス」と「東方project」
- userKirikoya
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……『観光』(中沢新一・細野晴臣)届く。20年も前の本。……追補の最終章、諏訪でのお二方の対談だけは未読でしたので、今テンションが半端無いですね、自分。
2010-07-04 06:10:28『……おすぎとピーコ……ああいう人がかつてのご意見番の代わりを果たしている。男でも女でもない……(細野)/的確なポジションで何か言える人って……(中沢)/……彼らの様な人か、宇宙人しかいないと思う(細野)/……それはまたすごい危機の時代だ(中沢)』
2010-07-04 06:25:14……さっきの「東方」は東アジアの事ですね。……また東方ですか……うふふ、第三章「六本木」は「ゼビウス」を「東方」に置き換えて読むと、物凄いリアルですよ。一部の人達には。今も昔も。リアル。……自分もその一部、ですけどね^^;
2010-07-04 06:32:10『(中沢)細野さん、「ゼビウス」今何万点?◆(細野)四十万点っていうのは最後の面白さの手前なんです。その最後に面白いところっていうのは、メチャクチャに難しい……やめちゃう人は一万点くらいでやめちゃう』
2010-07-04 06:38:03『(中沢)……「ゼビウス」の場合だったら、ちょっと大げさかもしれないけれど、お賽銭あげてるみたいな感じあるんです……それがあのゲームの特殊性だなぁ』
2010-07-04 06:45:01『(中沢)「ゼビウス」ってゲームは……ゲーム自体にひそんでいる神話性を、最大限引き出しちゃってるゲームなんじゃないかなァ……技術と遊びということが深く関係してる……神話的想像力を働かせるための上手い道具になってる』
2010-07-04 07:02:46『(中沢)さっきの「ゼビウス」の話も含めてそうなんだけど、オモチャとか遊技というのは死と結びついてるでしょ。例えば……サンタクロースというのは元々死者の国からやって来るお爺さん……オモチャと人形の世界はほとんど死の世界と一体になってるし……』
2010-07-04 07:06:18『(中沢)死っていうことと、遊技とか遊びとかそれは音楽活動とつながってるだろうと思うけど、深い意図があるような気がするね。ゲームセンターって何か死体置場みたいなとこあるし(笑)』
2010-07-04 07:10:28……それでも決して捨象し切れない、今の時代に通じる部分もある。……それどころか、ちょっと言葉を代入してしまうだけで、全くまるで、今現在の何がしかを語っている様にも思えてきてしまう。……これはとても凄い事なんですよね^^;
2010-07-04 07:15:46