BAAL Language Learning and Teaching SIG

2012年7月4-5日にオックスフォード大学で行われた標題の学会中のツイートをまとめたものです。
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Akira Murakami @mrkm_a

BAAL Language Learning and Teaching SIG @ Oxfordに出席中。今からEma Ushiodaの基調講演。 #BAAL_LLT

2012-07-04 18:33:14
Akira Murakami @mrkm_a

Ushiodaさんの両親は日本人なの!?知らなかった。Ushiodaさんはアイルランドで生まれた初めての日本人なんだとか。 #BAAL_LLT

2012-07-04 18:34:34
Akira Murakami @mrkm_a

「動機付けが必要だ」だけでは教育にあまり役立たない。学習者の動機付けを変化させることができないと。 #BAAL_LLT

2012-07-04 18:40:40
Akira Murakami @mrkm_a

instrumental/integrative motivationからself/identityの考え方にシフトした。"rise of identity research in SLA" (Block, 2007) #BAAL_LLT

2012-07-04 18:49:53
Akira Murakami @mrkm_a

L2 Motivational Self System (Dornyei, 2005, 2009)。self-discrepancy theory (Higgins, 1987)に基づく。 #BAAL_LLT

2012-07-04 18:54:15
Akira Murakami @mrkm_a

L2 Motivational Self Systemはエリート主義っぽい感じがする。ideal selfを持たないといけないという意味で?? #BAAL_LLT

2012-07-04 18:57:14
Akira Murakami @mrkm_a

動機付けの欠如が「どうやっていいかわからない」ことから来る場合はどうするか。diligenceやhard workなどでは十分ではない時に。初級レベルを脱した時にあり得る。 #BAAL_LLT

2012-07-04 19:05:07
Akira Murakami @mrkm_a

そういう時にはモチベーションとメタ認知的ノウハウの両方が必要。"will and skill" #BAAL_LLT

2012-07-04 19:06:01
Akira Murakami @mrkm_a

V. Samudaの発表「How teachers critique tasks for classroom use」。タスク研究は心理言語学面と、real-world面からの妥当性は活発に研究されているが、教育的妥当性(教員の認識)は研究されていない。 #BAAL_LLT

2012-07-04 22:06:17
Akira Murakami @mrkm_a

教員にタスクを評価してくれというインタビューを行うと、経験のない教員群(教歴平均6年。修士号有り)はタスクに特有ではない事項(学習者の習熟度など)に言及し、経験のある教員群(教歴20年+)はタスクに特有の事項(タスクの指示・タスクを行う理由など)に言及した。 #BAAL_LLT

2012-07-04 22:30:53
Akira Murakami @mrkm_a

Martin Bygateの「Tasks and exploratory language activity: A dynamic systems approach」はスライドの文字が小さすぎて追うのを断念・・。最初からスライドを無視して話に集中すべきだった。 #BAAL_LLT

2012-07-05 02:06:05
Akira Murakami @mrkm_a

ものすごく大雑把に要旨だけ述べると、タスク研究をDSTの枠組みで捉え直すことによりこれまで解けなかった問題が解けるかも、という話。 #BAAL_LLT

2012-07-05 02:06:53
Akira Murakami @mrkm_a

Révész et al. 「The effects of task complexity and type-token frequency on the acquisition of past counterfactuals」。 #BAAL_LLT

2012-07-05 02:08:56
Akira Murakami @mrkm_a

仮定法を対象にRobinson vs Skehanの話とskewed vs balanced inputを検証。口頭産出(の正確性?)で測定するとタスクの複雑性が有意(単純>複雑)で、skewnessは非有意。RTなど他の測定方法では有意差が見られなかった。 #BAAL_LLT

2012-07-05 02:12:08
Akira Murakami @mrkm_a

skewed inputが効かなかったのは十分にskewedではなかったか、構文と意味の関係がわかりづらかったか、あるいは構文が学習者に取って新しいものではなかったかではないか。 #BAAL_LLT

2012-07-05 02:13:46
Akira Murakami @mrkm_a

(感想:おそらく最後では?そもそもskewed inputはパターンの一般化に効くとされているわけで、対象とされていた大学生レベルだと、例えば明示的指導などで対象構文のフレームを既に持っており、一般化の必要がないのでは?) #BAAL_LLT

2012-07-05 02:15:29
Akira Murakami @mrkm_a

本日最後のプログラムは基調講演2。Rob Schoonenによる「Individual differences in second language proficiency: Linguistic and psycholinguistic sources」。 #BAAL_LLT

2012-07-05 02:19:12
Akira Murakami @mrkm_a

集中力が切れてちゃんとは追えず…。熟達度の概念の構成要素間の関係を明らかにする(どの構成要素が熟達度にどれくらい寄与するか)というような話。SEMなどで。詳しくはhttp://t.co/QsEyUFssとhttp://t.co/nknO14Giをご覧ください。 #BAAL_LLT

2012-07-05 02:23:38
Akira Murakami @mrkm_a

昨日の夕食時にポーランド在住のCLILの専門家の隣の席になり、色々とお話を伺う。CLILとCBLTの違いを尋ねたところ、大きな差はないがCLILの方が言語への焦点が大きい(内容と言語が半々程度)のではとのこと。最近CBLTという用語は使われなくなっている。 #BAAL_LLT

2012-07-05 15:57:23
Akira Murakami @mrkm_a

ポーランドでは高等教育ではCLILが取り入れられ始めているものの、中等教育では教科を英語で指導できる教員がおらずまだまだとのこと。「教員を育て、その後にCLILを始めなくてはいけない。逆はうまくいかない」と仰っていたが、これは色々なところに当てはまりそう。 #BAAL_LLT

2012-07-05 15:57:39
Akira Murakami @mrkm_a

夕食後はジャズの生演奏を聞きながらビール・ワイン。どうも参加費(£125)の三分の一以上はこれと夕食に消えている模様・・・。 #BAAL_LLT

2012-07-05 15:58:02
Akira Murakami @mrkm_a

二日目の頭はE. MarsdenとA. Mackeyによる基調デモ「Introducing IRIS」。昨年のEuroslaでも発表があったが、SLA研究でのデータ収集のinstrumentのレポジトリ。http://t.co/XUpLkI0f #BAAL_SIG

2012-07-05 17:31:34
Akira Murakami @mrkm_a

自分がアップしたものがダウンロードされる度にメール通知してくれるサービスなどもある。 #BAAL_SIG

2012-07-05 17:49:59
Akira Murakami @mrkm_a

J. Kounatidis「The implicatins of U-shaped learning and restructuring for TEFL」。ドイツの5年生を対象に否定文を見たらU字型の成長曲線が観察された。処理可能仮説で解釈?? #BAAL_SIG

2012-07-05 18:39:26
Akira Murakami @mrkm_a

誰かの研究によると、ドイツのcommunicativeなクラスで、一人の生徒が発話するのは平均すると一週間で3秒。 #BAAL_SIG

2012-07-05 18:41:34