ノーベル賞受賞者の半分はアスペルガーと思われる。アスペルガーは特徴。病気にしているのは教育。本人に告知すると、病気に合わせる人がいる。一方、名前がわかって楽になる人もいる。高校生になって以降で、本人の性格を知って告知すべき。
2010-01-16 12:49:04LDの子は昔からいた。ゆっくり繰り返しの教育で3割の子に成果があった。今でも聴覚系からの子が多く、英語をゆっくり聞けば分かるように、ゆっくり繰り返せばわかる。
2010-01-16 13:08:10発達障害について教育過程で教えられるようになったのは最近のこと。米国と比べると30年遅れている。アメリカのビレッジグレーン高校の成功事例を導入できれば差は縮められる。日本語での研究は必要だが。
2010-01-16 13:16:27なぜ学習につまずくか。1.先生の指示を聞いていない不注意2.指示の意味がわからない理解力不足3.指示が聞こえていない聴力4.指示はわかっているが優先順位がわからない(虫博士には目の前の虫の行方のほうが重要)
2010-01-16 13:21:55もっとも有名なのはアインシュタインだと竹田契一先生。RT @kenichin625 誰が該当しますか?RT @a_kobashi: ノーベル賞受賞者の半分はアスペルガーと思われる。
2010-01-16 13:26:09診断について。発達障害は集団の中で起こるから、親でも病院でもなく、集団である学校の先生がもっとも理解しておかなくてはいけない。また、環境には起因しない。育て方の責任では無い。(なお今日の受講者は学校教師大半です)
2010-01-16 13:34:14障害と特性の違いを区別すること。欧米ではアスペルガーはgiftedと呼ばれ本人もむしろ喜ぶ。しかし日本では、その違いを認めない環境が「障害」にする。特別支援教育は、治すためではなく、その子を受け入れ活かすためのもの(なおLDは読み書き部分の治療で改善する場合も)。
2010-01-16 13:46:24発達障害の子は孤独。アメリカでは子どもを繋ぐお見合いをやってる。日本でもやればどうか。仲間がいることでイジメは軽減される。母親の孤独、子どもにとって学校がストレスの源になっていることへの理解を。
2010-01-16 13:52:31発達障害の子は「今」に反応する。落としたハンカチを拾って「おーい、どうぞ」と呼ばれると、その絵しか見えていないので「あいつぼくのハンカチを獲った」と受け取り「泥棒」とケンカになる。そこに先生が中途半端に介入すると、拾った子も、親切にしたのにと傷つく。
2010-01-16 13:57:40発達障害はうつを合併しやすい。友だちとけんかした、先生からしかられた、勉強がわからないなど。こうした二次障害をまねかない心のケアを。
2010-01-16 14:04:48LDの一例。聴覚系。カッパに時系列をつけられず、聞こえた音だけで「カパ」と聞いてしまう。視覚で補って長さに気付かせるトレーニングで改善。
2010-01-16 14:13:29視覚系の場合は図形トレーニング。これらの可能性は教育現場であまり考慮されていない。一年ほどのトレーニングで教室に戻れる事例少なくない。
2010-01-16 14:16:03学校で静かに座ったストレスの反動で家で暴れる子ども。学校と家庭が同じ方向をむくこと。たとえば学校では、ひざ、あし、くち、視線、どこかだけでも静かにしておく約束にする。誉めるところが増え、ストレスが減る。
2010-01-16 14:21:48発達障害の子は、できないからといつも復習ばかり。先生があらかじめ明日やる内容、ここを当てると教えておき、家庭で予習しておく。翌日、そこを当てることで達成感、親への信頼が芽生える。この人はわかってくれているというカリスマティックアダルトがいることの重要性。
2010-01-16 14:28:12休憩です。柏原ロータリークラブで主催している、竹田契一大阪教育大名誉教授による「LD、ADHD理解のための基礎と実践講座」からお届けしています。
2010-01-16 14:32:00一部の方のTLを占拠しているかも知れませんがお許しください。16時までの予定。竹田契一大阪教育大名誉教授による「LD、ADHD理解のための基礎と実践講座」、後半は自閉症がテーマです。竹田先生への質問がありましたら、@でいただければ、できるだけ取り次ぎます。
2010-01-16 14:46:32一般の自閉症と違い、高機能自閉症はアスペルガーと知的にほぼ同等。それに対して教育現場でどう対するか。特徴は1.社会性=人間関係の障害2.言語コミュニケーション障害3.想像力障害と特異行動4.感覚障害。
2010-01-16 14:59:09