Smips・全体セッション(2012年7月)【ラボノート再考:研究室におけるリーダーシップと知的財産マネジメント】

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参考記事

リンク http://takahikonojima.hatenablog.jp/ 実験ノートには何を記録するのか? - 大学1年生の化学(北里大学・野島高彦) 実験ノートは,実験者が実際にその実験を行ったことを示す唯一の物的証拠となるものです.また,実験レポートを書くために必要な,全実験結果が記された記録です. 実験ノートには,その実験に関係する全てのものごとを積極的に記載しましょう.実験テーマ,実験年月日,天候,気温,気圧,湿度,といった基本情報にはじまり,実験から得られた数値,観察結果,実験をやりながら思いついたこと,考えたこと,その他,なんでも記録します.グループ実験なら共同実験者の氏名と学籍コードも*1. 実験ノートには特に指定の無い限り,一冊の綴じ込み
まとめ 実験ノートをこのご時世にPC上ではなくあえて紙に残す意義 時代遅れなのではなく、科学の根幹に関わる理由があることを知ってもらいたいなー、と思ったので。 72146 pv 177 22 users 67

研究会のtwitter実況

わくわく君(ワーケーション好きです) @WakuWakuWorker8

Smipsの全体セッションは総合オーガナイザー隅蔵先生による「ラボノート再考:研究室におけるリーダーシップと知的財産マネジメント」

2012-07-07 15:09:38
わくわく君(ワーケーション好きです) @WakuWakuWorker8

ラボの責任者の苦悩。いかにして「よいラボ」を作るか。そもそも「よいラボ」とは何なのか?

2012-07-07 15:26:31
わくわく君(ワーケーション好きです) @WakuWakuWorker8

「よいラボ」の観点は大きく2つ。高い生産性(論文、特許、設備、データベース、人材、ノウハウなど)が1つ。構成員にとってのハッピーな環境(コミュニケーションの質、健全な競争、良いポストに着く機会など)が2つめ。

2012-07-07 15:28:33
わくわく君(ワーケーション好きです) @WakuWakuWorker8

知的生産活動の中心はラボ。ラボラトリーマネジメント大事。

2012-07-07 15:29:04
わくわく君(ワーケーション好きです) @WakuWakuWorker8

ラボラトリーマネジメントの一部は、URAによって支援できるかもしれない。が、基本的には、研究者(ラボの責任者)が大きな役割を担う

2012-07-07 15:31:36
わくわく君(ワーケーション好きです) @WakuWakuWorker8

ラボラトリーマネジメントがしっかりしてないと、研究成果が出ないとか、研究成果が流出するとか、いろいろ問題が起こる

2012-07-07 15:32:13
わくわく君(ワーケーション好きです) @WakuWakuWorker8

ラボラトリーマネジメントについて考える上で前提になること。ラボが閉じた場ではなくなってきている、研究成果の特許化の必要性が高まっている、研究の競争激化から情報管理が必要となっている、など。

2012-07-07 15:34:13
わくわく君(ワーケーション好きです) @WakuWakuWorker8

その一方で、学術研究の推進において、ラボ内外の情報交換は最大限確保するべき。また、研究者の流動性も高まっている。

2012-07-07 15:35:21
わくわく君(ワーケーション好きです) @WakuWakuWorker8

ラボラトリーマネジメントの要素。研究資金の獲得、実験室の設計、研究スタッフの確保。実験室設計は意外とおもしろい視点かもしれないな。実験装置の確保はもちろんのこと、メンバー間のナレッジ共有が進むレイアウト設計など。

2012-07-07 15:38:09
わくわく君(ワーケーション好きです) @WakuWakuWorker8

ラボマネジメント要素の続き。情報収集と管理。サンプル提供などを含む、外部との契約処理。

2012-07-07 15:39:34
わくわく君(ワーケーション好きです) @WakuWakuWorker8

アメリカの特許法が先発明主義から先願主義になったからといって、ラボノートの必要性がなくなったわけではない。日常の研究進捗管理の場面で必要になる。

2012-07-07 15:44:07
わくわく君(ワーケーション好きです) @WakuWakuWorker8

不正競争防止法の話から営業秘密の定義の話。要件として「秘密として管理されていること」があり、秘密として管理されていることを証明できなければいけない

2012-07-07 15:45:09
わくわく君(ワーケーション好きです) @WakuWakuWorker8

秘密保持契約は大事なんだけど、契約を結ぶ前に「誰が、いつ、どの段階まで達していたか」を明確にしておくことが大事。この辺は、学生の勉強会でも気になるポイントなんだよなー

2012-07-07 15:48:56
わくわく君(ワーケーション好きです) @WakuWakuWorker8

「誰が、いつ、どの段階まで達していたか」を明確にする証拠の1つがラボノート

2012-07-07 15:50:23
わくわく君(ワーケーション好きです) @WakuWakuWorker8

秘密情報の定義をしっかりしないと、外でべらべらしゃべってしまうか、外で何も話せなくなってしまうか。研究室に被害を与えるか、学問の発展に貢献できなくなるか。

2012-07-07 15:51:17
わくわく君(ワーケーション好きです) @WakuWakuWorker8

ラボノートの証拠能力を高めるためには「研究内容が理解できる第三者によるサイン」が有効なんだけど、「研究内容が理解できて」「研究成果が出たときに利害関係が無い」人を確保するのは大変である

2012-07-07 15:54:01
わくわく君(ワーケーション好きです) @WakuWakuWorker8

包括的な秘密保持契約において、営業秘密を定義する際には、「ラボノートに記載された内容の中で公知(論文・学会で発表済み)でないもの」とするのが良さそう

2012-07-07 15:55:33
わくわく君(ワーケーション好きです) @WakuWakuWorker8

研究室の他のメンバーのラボノートは見ていいのか。研究室の仲間もいずれ競争相手になる。とはいえ、他メンバーとの知の融合はラボにとって重要なので、このあたりのマネジメントはラボの責任者がしっかり考えるべき

2012-07-07 15:56:49
わくわく君(ワーケーション好きです) @WakuWakuWorker8

ラボノートを毎日書いておくことは、研究者が自分の研究成果を守るためにも重要

2012-07-07 16:01:49
わくわく君(ワーケーション好きです) @WakuWakuWorker8

iPS細胞のインターフェアランス(になりかけた)事例。インターフェアランスとは、複数の発明者のうち、誰が一番先に発明をしたかを確定する手続き(めちゃくちゃ大変)。証拠資料の1つとしてラボノートが有効になる

2012-07-07 16:04:58