ライスのアニメ感想.Ex #7：2012年第3クール開始アニメ一口感想録。

テリー・ライス @terry_rice88

TARI TARI1話。前情報ながら合唱部アニメでヒロインキャストのガチっぷりに注目してた。今回はキャラ紹介と物語の始まりか。この調子だと恋に発展しそうないかｗしかし、歌に関しては一番未知数だった瀬戸麻沙美さんの本気を見た気がする。調べたら歌う事が趣味だったのね。これは楽しみ。

テリー・ライス @terry_rice88

P.A.WORKSらしい清涼感溢れる背景と細やかな作画が目に映える感じ。しかしまあ、問題は物語の方だなあ。このまま群像劇になるのか果たして。いろいろキャラにバッググラウンドがあるようだけど、それらを上手く捌けるかという感じか。歌に関してはガチなのでいい題材を持ってきたなという印象

テリー・ライス @terry_rice88

TARI TARI2話。部員を何とか集めて音楽祭本番って、展開速いな！というか、演出というか歌が神がかってて、この作品に対するスタッフの本気度が感じられた回だった。特殊EDに入る流れも凄くよかったなあ。なんだかんだで来夏のエピソードを２話で消化って感じだ。エンジン掛かったな。

テリー・ライス @terry_rice88

この調子だとメイン5人は個別にエピソードがあって、脇で小まめにキャラの背景を拾っていく感じなんだろうかな。アバンはそれぞれの歌との出会いなのか？教師側も和奏の両親と何か関係あるようだし、メイン5人が合唱とどう関係していくのかが凄く楽しみだなあ。色々事情はありそうだけども。

テリー・ライス @terry_rice88

来夏については、その行動力と諦めなさが印象に残る。芯が強いけど、その分上滑りもする子なんでしょうね。紗羽は家の事情とか見ていると凄く計算高いタイプか、どちらにしてもいいコンビっぽい、和奏がそこに入り込んで、再び音楽をやる決意をするのか。男二人もいいコンビしてるけども、どうなんだろ

テリー・ライス @terry_rice88

他に目を見張ったのは冒頭のかみ合わない5人の会話かな。あのかみ合わなさ加減が今後どういう風にかみ合っていくのかって所だ。今回はその核である二人を中心に描いたんだろうなあ。で、次回はバドミントンと水着回、か。話の畳み掛けには面白いものを感じたのでこの調子で行って欲しいな。

テリー・ライス @terry_rice88

TARI TARI3話。数合わせの部員たちが辞めてゆき、ようやく主役の五人が合唱部として出揃い、再起動って所か。大智のバドミントン描写にも一切の手抜きがないのもまたすごいが、紗羽のコミュ力が恐ろしいくらいにスペック高いのも感嘆する。和奏がすでに篭絡済みというがまたｗ

テリー・ライス @terry_rice88

EDなどを見る限り、話の主軸は和奏にあって、何かを乗り越えて成長する話だと思っているけど、校長や教頭、自宅風景を見ている限り、やはり母親の事がネックで歌うのや音楽に向き合う事を敬遠していそうだなあ。教頭もまた和奏母との因縁があるのはOPで説明済みだし。それとラテン人なおっさんｗ

テリー・ライス @terry_rice88

コンドルクイーンなんてのがワードとして出てきているし、その関係者なんだろうな。ワールドミュージックフェアというのもまた複線なワケで、ラストの引きで合唱部と邂逅しているのが心憎い感じだｗ　教頭が合唱部でなく声楽部を立ち上げているのも「楽しむ」というところから離れようとしてるからか？

テリー・ライス @terry_rice88

EDで男性陣の実力も確認できたので、あとは和奏が加わった時にどうなるかが非常に楽しみ。しかしこのアニメ、年上の女性キャラのスペックが半端なく高くて、個人的にはいいぞ、もっとやれ！なんだがｗそれはそれとして水着回だったりもして妙に楽しかったなあｗ純粋に続きが楽しみだ。

テリー・ライス @terry_rice88

TARI TARI4話。コンドルクイーンに遭遇して、はしゃぐ来夏を紗羽が見かねた上、すねて叱咤し、来夏の目が覚めて、ワールドミュージックフェアに参戦を決める話だったかな。和奏との距離感も徐々に縮まっていったエピソードでもあったかなあと。で案の定、コンドルクイーンと関係があったと。

テリー・ライス @terry_rice88

今回の話を見る限りだと、和奏の音楽を辞めた理由と母親の死はリンクしてないのか？まあ、どちらにしろコンドルクイーンのおっさん方がなかなかいいキャラしてて素晴らしい。来夏にも和奏にも影響を与えてて、いい配置の人物たちだなあ。音楽と共に生きる人々という感じでカッコいいなあ。

テリー・ライス @terry_rice88

コンドルクイーンの持っている「音楽は止まらない/音楽は共にあるもの」という言葉に和奏がどう反応してくるかが楽しみではある所。というか、やっぱりこのお話、和奏が主人公で彼女が音楽を取り戻すきっかけを促す話なんだろうなあ。その為の外堀がどんどん埋められていっている印象を感じる。

テリー・ライス @terry_rice88

そう考えると、来夏は和奏の呼び水であり、和奏を中心に人物関係が配置されているということに気付けて、納得する。全てのエピソードが和奏が再び歌い出すエピソードに収斂される為に、周りのエピソード処理しているという面白くも巧みな展開してて興味深いなあ。地味に高度な事やってる感じが好ましい

テリー・ライス @terry_rice88

しかし、合唱部は合唱部でいつの間にか結束が高まっているのがやっぱり処理速度が速いなあという印象。和奏を迎え入れるための前段階なんだろうけど、ウィーンのエピソードが和奏に絡むのとか、コンドルクイーンから渡された手紙も気になる所。来夏との関係もどんな風に高まっていくのか楽しみである

テリー・ライス @terry_rice88

TARI TARI5話。大智のバドミントン選手権と、和奏の嵐の夜の後悔。いやあ、面白いなあ。絵コンテ＆演出が浅井義之さんで、端々の描写が少しギャグ的になりつつ、スタドラで培った青春劇のラインが上手くブレンドされてたような回だった。とりあえず来夏と紗羽のぬるぬるダンスが見所満点ｗ

テリー・ライス @terry_rice88

大智と紗羽は共に夢を追いかける者として、関係して、お互いを認め合うって言うのがなんか青春してて、凄く好感持てるなあ。目指すものがはっきりしてて、若いながら凄いと思うけども、恋仲に発展しなくても、なんだかいい雰囲気を保てそうな間柄だなあ。合唱部で関係が交差してる点でも面白いというか

テリー・ライス @terry_rice88

でも、今回のメインはやはり和奏。ああ、これはちょっと自業自得っぽいけど、後悔してしきれない位の過ちだなあ。演出的にさりげなく過去と現在が重なり合っている演出が本当に凄い。そして自ら追い討ちをかけてしまうことで、失ったものの大きさを実感してしまう和奏の心情がかなり辛い。

テリー・ライス @terry_rice88

母親のまひるが天才肌の音楽家だったのが災いして、その子を想う距離の近さに子である和奏が辟易してたというのはまさしく親心子知らずといった趣だけど、そこのすれ違いが高校受験の時期と重なって、大きな隔たりになったのと思春期特有の反抗とで倍プッシュになっちゃったんだろうなあ。和奏…。

テリー・ライス @terry_rice88

大事な時期だから心配させまいとやった事が彼女の大きな傷跡になってしまった。なんだか余計に辛いなあ、その後に音楽に身が入らなくなるもの分からんでもないが、コンドルクイーンに宛てたまひるの手紙の通り、「音楽は止まらない、ずっと側にある」事が和奏の心に響いてきてしまうと。

テリー・ライス @terry_rice88

過去から遠ざかろうとすればするほど、失ったものを突きつけられる感覚。それが嵐の天候と相俟って和奏の心を抉るわけか…。こうなると、彼女が過去と共に真正面から音楽に立ち向かう以外に無いと思うんだが、和奏の明日はどっちだ。今となって母の優しさを理解してしまうからこそ、心底辛いんだろうな