えあしーばとる?
- Nyar_Horten
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多分、エアシーバトルは軍備や運用、或は単に火力投射段取の部分辺りから想像する場合、古くから言われてた事が技術的裏付けに因って可能になったのでやりませう的なモノに見えると思うし、そういう意味では出た瞬間から過去の発想の継接ぎと言えなくはなく(そしてそう言うと全てがそうなる罠)
2012-07-01 15:46:32(多分、該構想の作戦面?での発想は、接近できなければしないで済む距離からの重心攻撃能力(観察手段含む)を持とう、数が限定される前方拠点は大事にしよう(敵の攻撃に耐えられる様にする等)的なもんかと。軍事面?的には相手に平時から出費を強いて妥協乃至自滅を図る、かも?)
2012-07-01 16:00:12でも、その点は該構想に於いてさして重要な点ではないと思う。重要(≠革新的)なのは米内部での意思統一の為の目標設定と、目標を示唆する事による同盟国への変化の静かな強要、仮想敵へのシグナルといった、何気に政治的な意思表示の部分なのではないかと
2012-07-01 16:09:03(そういう意味合いでは、例えば先頃中国メディアに取上げられた元海将の方の軍研誌記事等は、内容は兎も角、今後の方向性の叩台としては一定の意義はある一石でしょうし、亦エアシーバトルの流れに沿っているといえるかもしれません)
2012-07-01 16:17:03勿論、政治的意思表示であれ、実際の強制力が無ければ只の意思表示に終ってしまうので、彼らはその目標達成の為の努力(軍事面での其れ)を(リソース的に)可能な限りで惜しまないでしょうけど
2012-07-01 16:21:59(ぶっちゃければ、米軍内部での統合作戦能力向上、NATO内の相互運用能力や訓練の実施により欧州の戦力向上に寄与したとされるエアランドバトル構想の極東方面向け改訂版といった感じ?問題は極東は米依存の度合いが西欧程とは言えず、亦強力な正面に為り得る国が其れになってない点辺りかも)
2012-07-01 16:28:31あと一点。恐らくエアシーバトルは作戦域とする地域や想定される対抗手段から海空兵力を前面に押出しているのであり、殊更に陸兵力の利用価値を低く見積もっている訳ではないと思う、とも
2012-07-01 16:37:29「特に言及が無い=軽視している」ではなく、制圧力としての陸の重要性は本構想の前提条件として存在した上で、該構想(の作戦面での其れ)は機動力に劣る陸=制圧力を敵地に迅速に送込む段取りという見方も出来るのではないか、と個人的雑感
2012-07-01 16:43:29(てな風に考えると、同盟国的には海空支援は米をある程度当てにして、陸(と策源地の残存性)の強化を図ればいいんじゃね、という気がしなくはない。日本だと、例えば島嶼防衛を考えて部隊の軽量化(×装備○規模)とそれによる機動力発揮の保障(後方へのリソース投入)、とか?)
2012-07-01 16:51:23さっきのネタの最後の部分をちょこっとだけ補足。陸上兵力の鈍重性は装備の軽重ではなく、規模の大小に左右される(戦理入門辺り参考)ってのがX装備○規模とした理由です(あとは島嶼の面積辺り)
2012-07-01 19:14:23三井物産戦略研レポート「アジア太平洋重視の軍事戦略へ転換できるか―国防費の大幅削減との両立に悩む米国―」>http://t.co/eCdbMItB
2012-07-01 21:52:15「我々は統合エアシーバトル構想を創り出している。これは70年代にまでさかのぼるエアランドバトル構想の新世代の後継者である。」フロノイ国防次官の講演(2月2日)
2012-07-03 00:07:43多分、エアシーバトル構想を文字のまま受取るのは危険かと。アレの肝は恐らく、陸と陸の接点である海の踏破の方法であって、海空主兵の考え方ではないと思うんです。何かが主兵なのではなく、目的達成の為には何を送込むべきなのか、といった話の過程(の一部)に過ぎないのではないかと
2012-11-11 19:25:42