日韓半導体戦争の本当の敗因　

cladegifan @cladegifan

少し前、気になるツイートを目にした。家電業界での韓国問題について、「格下の国から学んでもしょうがない」という趣旨のコメントである。そもそも格下の国なんて無いのだが、ネットで、中国や特に韓国が優秀、ここが優れているということは、危なくて描けない様な状況になっている。

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以前、某ブログに、「中国でも朝鮮でも、必ず学ぶべき点はあるわけだから、そういう点に関しては謙虚に学ばなければならない」という趣旨のコメントを投稿したことがあるが、｀朝鮮の工作員からのコメント｀として、ＩＰアドレスまで晒された。｀学ぶ｀以前の問題だろう。

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韓国の手で、日本の半導体産業は壊滅したわけだが、これには日本の｀奢り｀が大きな原因となっている。種々の説があるし、実際様々な要因が絡んでいるはずだが、大きな理由の一つにこういうことがある。バブル当時、アメリカとの閒に貿易摩擦が発生していた。

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これを回避するため、韓国に作らせて代わりに輸出ささようということを考えたらしい。今の鵜飼い商法の走りとも言えるが、要は韓国人を単なる労働力と考えたわけである。そこで、韓国に技術を移転しというか教え込んで、半導体を作らせたらしい。

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当時の技術者に言わせると、「秘中の秘」まで教え込んだらしい。結果、韓国人は日本の技術を吸収し、自前で作り始めた。次第にシェアや規模が逆転し、気付いた時にはもはや太刀打ち出来なくなっていたというのが真相である。こう書くと、「ほら、韓国は日本の技術をパクったから発展出来たんじゃないか

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と言う方が大勢出てくると思うのだが、ことの本質はそちらではない。何故なら教えたのは日本人だからだ。では、何故教えたのか？奢りがあったからだ。「同じ技術を持っていても、彼らに自分達と同じ物が作れるはずがない」という奢りである。

cladegifan @cladegifan

だから、秘中の秘の技術まで教え込んで、道具として使おうとした。しかし、その道具が独立して本家を駆逐してしまった。それが、日韓半導体戦争の情けない顛末なのだ。同じ様な問題は、家電業界にもあった。例えば、外国（特にアジア等新興国）に製品を売る際、本国の劣化版を安く売れば売れるはず

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という奢りがあった。一方で、サムスンが相手国のマーケティングリサーチを徹底してやることは有名で（自社の社員をその国に何年も住まわせ、徹底してお国柄を調べる）。メイドインジャパンの劣化品を売ってやれば売れるに決まっていると高をくくっている日本とでは、最初から勝負になるはずがないのだ

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もちろん、それぞれの国に得手不得手みたいな物はあるはずだ。しかし、｀防衛｀という視点で考えた時、常に念頭に置いておかなければならないことは、「自分に出来ることは、全て相手にも出来る」ということである。そうでなければラッキーだし、最悪そうであっても、最初からそれを前提に考えていれば

cladegifan @cladegifan

対処が出来る。怖いのは、最初から「自分には出来ることだが、相手には出来ない」と決めつけてかかることである。韓国を主に取り上げたが、別に韓国に限った話ではなく、中国他全てのアジア、更にはアフリカの新興国も同様だろう。全て自分と同じ能力を持っていると考えて対応しなければ、いずれ足下を

cladegifan @cladegifan

すくわれる。これもまた、｀防衛｀という視点である。何故なら、そう考えて初めて、技術の流出を防ぐといった｀防衛｀の必要性を認識出来るからだ。相手に知られても大丈夫と思っている限り、真剣に流出を防ごうとは思わないでしょ。

cladegifan @cladegifan

まあ、そんなところです。中国もウザイし、こういうこと、真剣に考えないといかんなぁと思うわけですよ。