幸福の科学行ってきた

話を聞いてみたがよく分からなかった
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架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

幸福の科学に遊びに行ってきたー。何がなんだかよく分からん宗教だと思っていた幸福の科学だけど、じっくり腰を据えて話を聞いてみたところ、やっぱり何がなんだか分かりませんでした。以下、連投失礼。

2012-07-10 20:04:10
架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

幸福の科学の目的は「正しい心のあり方を探す」こと。そのための具体的方法論(?)として、八正道ならぬ四正道がある。四正道の内訳は、愛、知、反省、発展。

2012-07-10 20:05:23
架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

愛とは、幸福の科学においては「何かをしてあげよう」という心の動きだと定義されている。この愛の定義を自覚することが大切らしい。これはイエスの教えでもあるという。(※確かに言語化による意識化は大事。愛というあやふやな概念を言語化した点は評価できるか。

2012-07-10 20:11:27
稲守竜砂 @Inamori_Ryusa

@cagamiincage 性格には、愛とは奪うものでなく「与えるもの」という定義だったと思います

2012-07-10 20:13:01
架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

知は仏法真理。仏法真理と言っても、別に仏(仏陀)が説いた智慧という意味ではなく普遍的な教えのことらしい。(※法(ダルマ)のニュアンスか?)先ほどの愛の定義なども仏法真理とのこと。

2012-07-10 20:13:50
架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

なお、この仏法真理にどうやって大川先生が至ったかというと、「凄まじい霊能力者だから」。チャネリングにより死後の世界的な人々の意見を聴けるのはもちろん、実際に自分で見聞することもできるらしく、それどころか本人がエル・カンターレだから。

2012-07-10 20:15:06
架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

反省は八正道のことらしい。仏教の八正道とは違い、大川先生が現代的にアレンジしたものだとか。「日常生活において気をつけるべきポイント集」くらいの意味合いなのだろうか?

2012-07-10 20:16:43
架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

発展は、自他を幸せにしようとする気持ち。「家族を幸せにする」とか「会社を興す」とかがこれらしいが、正直、よくわからない概念である。

2012-07-10 20:17:44
架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

エル・カンターレというのはキリスト教の神(ヤハウェ)と同じらしい。幸福の科学のご本尊。礼拝堂には金ピカのご本尊があったので、どうやら、人型をしているようだ。大川先生の魂はエル・カンターレらしい。仏陀の魂もエル・カンターレだがイエスは違うらしい。

2012-07-10 20:20:04
架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

我々の魂の中にもエル・カンターレはちょっぴりあるらしく、それが「仏性」なのだそうな。大川先生と我々パンピーの違いが良く分からないのだが、エル・カンターレまるごとが大川先生で、エル・カンターレのはしきれが入ってるのが我々ということだろうか? よく分からない。

2012-07-10 20:21:02
架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

悟りとは、大川先生が自分がエル・カンターレであることを自覚したこと。これにより、悟りをひらいた大川先生は仏になった。

2012-07-10 20:21:55
架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

大川先生の悟りと我々の悟りは違うらしく、我々の場合、人性の苦難に出会った時、それを乗り越えることによる人間的向上や、その際における「学び」「気づき」が、悟りらしい。ただ、我々がこの「悟り」を経験しても仏にはなれないのだそうな。

2012-07-10 20:23:17
架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

なお、この生活上生じる問題は、我々が生まれる前にあらかじめ自分で設定したものらしく、生まれる前に一通りの人生計画を立ててから、全て忘れて生まれるらしい。困難と、それを乗り越えることでの人格向上を目的としており、現世は魂のトレーニング施設という位置づけ。

2012-07-10 20:24:59
架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

幸福の科学では霊魂は不滅という観念があるらしく、魂は死んだらあの世へ行く。あの世での魂は肉体がないために思考が駄々漏れであり、よって、ロクでもないことばかり考えるやつはロクでもないやつばかりで集まる。これが地獄。心の情景がそのまま現れるため、地獄は寒かったり痛かったりするらしい。

2012-07-10 20:26:56
架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

幸福の科学は四正道を通じて、人それぞれの悟りを目指すことを目的とする団体であると言える。アバウトに言えば、生活上の問題に対しポジティブな心構えで挑み、幾つかの注意点を踏まえつつ問題を克服することで、人間的向上(「悟り」)を目指す、としてまとめられるだろうか。

2012-07-10 20:30:01
架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

信徒の日常での活動としては朝夜の家庭でのお祈りを基本として、暇な人は支部に集まってのお祈り、瞑想などを行うようだ。瞑想では呼吸法などもあるらしく、「禅定に入る」といった言葉も使っていたが、仏教的メソッドにどれほど近いのかは話からはよく分からなかった。

2012-07-10 20:32:21
架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

ただし、お祈りや瞑想などは個人の主体性に任されている。やらない人はやらない。それに加えて、大川先生の本を買ったり、講演会に参加したり。これらの「イベントごと」への参加が大多数の信徒の活動のメインではないかな、という印象を受けた。

2012-07-10 20:33:26
架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

なお、政治活動に関しては、「宗教的な面から入ってくる人が多いので、そういう人は投票はしても政治活動には関与しないとか、投票もしないとか、距離を置く人も結構いる」とのこと。リアルな話が聞けた。

2012-07-10 20:35:26
架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

話を聞く限りでは、大川先生への個人崇拝といった印象が強い。教理がどうのこうの、ではなく、単純に大川先生が好きなんじゃないかな。創価学会の「池田大作ファンクラブ」に近い印象。

2012-07-10 20:38:14
架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

最後に大川きょう子さんの話に少し触れてみたけど、「奥さんを尊敬していたのは大川先生を支えていたからであって、奥さんを信仰しているわけではない」「だから、奥さんが実権を握ろうとするのは許せない」とのことだった。やっぱり個人崇拝なんじゃないかなあ。

2012-07-10 20:39:31
架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

疑問点としては、「人生上の難問に突き当たり、それを乗り越えることで人間的成長を遂げる」というのは、別に幸福の科学の信徒でなくても誰でも多かれ少なかれあることで、特に信徒である必要を感じないことだが、「難問にポジティブに向き合う勇気」を得られるとかなんとか。

2012-07-10 20:41:23
架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

あと、「仏陀って再び生まれないための教えを説いたんじゃないですか?」に対しては、「仏陀ともあろうものがそんな消極的な気持ちで教えを説いたとは思えない」という答えの後に、もう少し話が続いたのだが、結局、なんで仏陀が輪廻してるのかの謎は解けなかった。

2012-07-10 20:43:03
架神恭介/作家・ゲームデザイナー @cagamiincage

というわけで、なんだか分かったような……分からんような……。うーむ。ところで、聞いた話によると、大川先生の地元の徳島では「大川先生が幼少時に落ちたドブ川」が信者の巡礼地になっているらしいんだけど、ホントなのだろうか。

2012-07-10 20:49:14