瀧本哲史さん(@ttakimoto)による「いじめ」が起こった後の対処
どの言葉を選ぶかは、結局、世の中をどのように分節して、理解するか、させるかと直結している。だから、「イジメ」という曖昧かつ過度に広範な概念を使うことは、法律学や社会科学を学んでいる人であれば違和感を感じるであろう
2012-07-14 00:50:50暴行は親告罪ではないので、即、司法手続きで良いのではないだろうか。そして、司法手続きにのせた学校は免責。のせないと、行政上、民事上の責任、最悪は、犯人蔵匿、証拠隠滅罪で極めてシンプルな処理に
2012-07-14 22:09:32「警察沙汰にすると、少年の未来が」、と言う議論もあるだろうが、それは、少年法の問題であって、例外は学校のルーチンから外すので良いのではないだろうか
2012-07-14 22:11:37公立高校の教職員に暴力をふるえば普通に公務執行妨害が成立します。逮捕事例もあります。刑訴法213条で何人も現行犯逮捕できますので、学内で暴力行為を見たら静止せずに、数人で制圧して、警察に引き渡すというのが法的な処理です。逮捕事例 http://t.co/K8OqZBOA
2012-07-14 22:18:35私は、最悪、退学させることが出来る私立学校にいたので、実感はありませんが、公立学校で退学させることが出来ないのであれば、学校から隔離するほかないでしょう。少年法の処遇プログラムの見直しも必要でしょうが、セットに考えればシンプルな話だと思います
2012-07-14 22:21:47「イジメはいけない」という漠然として広い命題だから、被害者側にも責任とか、奇妙な反論を許すわけで、普通に、暴力、窃盗、住居侵入、器物損壊は刑法犯であるというシンプルなスキームにすれば良いわけですよ。
2012-07-14 22:29:41教員が体罰をふるうのも学校教育法11条違反。実質的にも暴力を正当化する隠れたメッセージになるから当然許されない。教員が有形力を行使して良いのは、正当防衛と現行犯逮捕の正当行為のみ。暴力をふるった教師が実際逮捕されて翌日からいなくなれば、生徒もこれはリアルだとわかるでしょう。。
2012-07-14 22:32:34韓非子に「悪さをする少年がいて、親が説得しても、村の長老が道を説いても、まったく効果がなかったが、近くに軍隊が駐留して、治安パトロールをしたら収まった」という話がある。「イジメは恥」とか「人権」とか「思いやり教育」は小学校からやっているわけでそれが効かない例外は例外処理でOK
2012-07-14 22:35:48教員も、例外的な生徒の処理に時間を使う余裕はないわけで、プロの仕事に任せた方が速い。自分が処理できないから、逃げる、見て見ぬ振りをするわけで
2012-07-14 22:37:24@ttakimoto それはそうなんですが、教師が手を上げられないことで調子こくガキもいますから、生徒側に対しても、業務妨害(授業・学校行事の進行etc.)での検挙可能性も同時に示しておかないと、立ち行かなくなる可能性がありますね。学校がえらくギスギスした場所になりそうですが。
2012-07-14 22:36:45@ttakimoto 「体罰」というような手段を講じねばならぬような子供たちが、そうした罰に、素直に従ってくれるようなら、教師も苦労は少ないのではないかと思うのです。
2012-07-14 22:43:34@ttakimoto 徳治主義。そうですね。ただ、どちらかというと「家族」主義なのかな、という気もします。校長、教職員、上級下級同級の生徒を擬似的な家族として扱い、同時に「学校内の出来事は“家父長権”が、警察等の外部(≒社会一般)権力に代わって行使される」というような。
2012-07-14 22:54:29ちなみに廊下の拭き掃除20往復の罰は、小学校で実際にありました。忘れ物とかも処分対象で、先生のエコヒイキとか関係なく、形式的に適用です。基本が20往復で以下10づつ積み上げです。例えば忘れ物を3つすると20+10*(3−1)=40往復となります。
2012-07-14 22:52:04暴行は暴行で親告罪ではないので原則犯罪とすべきでしょうね RT @motoken_tw: 教育現場では、暴行は直ちにいじめというわけではないらしい。では、いじめでない暴行は許容されるのか?
2012-07-14 22:53:02「教員の指導力があれば、、」的な議論があるとは思いますが、一部の例外的教師の事例で組織を運営するのはマネジメントとしてはあり得ない議論ですよね。実際、殆どの教師は教科教育の専門家で、せいぜい通常の学級経営としてのトレーニングを受けているに過ぎないわけですから
2012-07-14 22:58:35昔、盗難の多い中学の先生が職員会議でロッカーにカギをかけさせたらどうかという話をしたところ、「カギをつけると生徒の心をカギで閉じさせてしまう」と反対されたらしい(笑)学校以外の社会ではコインロッカーがあり、家にはカギがあるわけだから、学校だけ奇妙な空間に変えて良い理由がない
2012-07-14 23:00:26初等中等教育で、無茶な理想郷みたいな学校を作ることに教員が熱意を燃やすのは無意味であるばかりか、その理想郷には時間制限があって、生徒は卒業するわけだからそのギャップに生徒は苦しむことになる。むしろ、社会に近い仕組みを作った方が良い。
2012-07-14 23:02:04@ttakimoto 学校の場が(場に、かな)現代になっても儒教的要素の欠片が残ってるのは、そうかもしれませんね。徳育、修身は確か儒教ベースだったはずですから。お父さんお母さんを大切にしよー!一日一善~!無論、それ自体が悪いということではないのですが。
2012-07-14 23:02:24@Damin_EN500 いや、悪いのですよ。なぜなら、家庭環境が悪いこどもにとっては、お父さん、お母さんを大切にすることは間違っていることで、しかも、実はそう言う家庭がどんどん増えている訳ですから。貧困化で崩壊している家庭に子供を任せれば確実に子供が崩壊します(苦笑)
2012-07-14 23:04:09金八先生ほど勘違いを増やした教育ドラマはなく、贈る言葉ほど勘違いを増やした歌もないのかもしれない「信じられぬと 嘆くよりも人を信じて 傷つくほうがいい」って、個人保証とかで破産するロジックですよ。
2012-07-14 23:07:51