- Zimmyisfakestar
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サブカルが時代を代表するのは(皮肉にも)、時代の代表的なイデオロギーや幻想がそこに見事に再現されているからですね。しかも、サブカルにより表現されるそれは現実のそれよりも場合によってはより先鋭化された形で表れている場合が多い。だから、文化現象を分析する場合にサブカル分析は有効。
2012-07-14 13:00:59@yutakioka これと同じ見解を十数年前に某パソ通の女性フォーラムで見かけ愕然としましたが、今だにそうかと思うと絶望します。
2012-07-14 13:02:42@yutakioka そう思います。しかし、現状の出版界は「サブカルは売れない」という根拠なき盲信で、サブカルをやらなくなりました。本当は、面白いサブカル企画を考えられない編集者の劣化が原因なのですが。
2012-07-14 13:02:54私が皮肉にもと言ったのはサブカルというのはもともと時代の文化に対する別の文化であろうとしていた存在なのだが、むしろ時代の文化と同一の世界観や権力関係をそこに、いやむしろ、時代の文化以上に再現してしまっていると考えられるからである。
2012-07-14 13:03:06サブカルが実際にはサブでもアンチでもありえないのは、結局それは時代の支配的な文化の二次創作に過ぎないから。そしてその二次創作は「シュミラークル」ではあり得ない。
2012-07-14 13:12:55とはいえ、逆に時代の文化がサブカルの二次創作になるという事もあり得る話。ファッショントレンドなどはそのいい例。
2012-07-14 13:15:41サブカルが現実世界のヒエラルキーを解体するとか、抑圧を開放するというのはあくまで幻想に過ぎない。実際のサブカルはメインストリームの文化に「植民地化」されている場合も多い。
2012-07-14 13:22:48ソレっソレぇ~│∙௰・)ノ ャホー✩ং “@yutakioka: 時代の代表的なイデオロギーや幻想がそこに見事に再現されているから。しかも表現されるそれは現実のそれよりも場合によってはより先鋭化された形で表れている場合が多い。文化現象を分析する場合にサブカル分析は有効
2012-07-14 13:25:34インターネットやサイバースペースというのが実はサブカルに起源をもっているという事はあまり知られていないような気がするのは気のせいだろうか。
2012-07-14 13:46:47サイバースペースというのは新左翼などの社会運動から距離をとっていたヒッピー達の「新大陸」だった。その思想の起源はThe Whole Earth Catalogueに書かれていたこと。
2012-07-14 13:51:38Tea Partyはアメリカでも異質な存在だけど、よく考えたら、あれ「普通の日本人」の思想なんですよね(笑)
2012-07-14 14:17:30@yutakioka 当時二十歳とかで、それをカッコイイと勘違いしたおっさんたちが主流派になって権利を握ったたからじゃないですかね?
2012-07-14 14:20:40さすがに違うと思うwww みんな仕事に関することだし。 QT @yutakioka 最近日本で言われてるノマドなんてのもアメリカの70年代のカウンターカルチャー由来。
2012-07-14 17:47:00一番根本的な違いは前者は政治というプロセスに参加した上で世界を変えるという発想で、後者=ヒッピーに代表される運動は政治的なプロセスではなくて自分たちの意識(LSDやドラックの仕様は偶然ではない)や新しい世界を作ること(サイバースペース)で世界を変えようとしていた。
2012-07-15 07:37:29ノマドという労働形態に関する思想もこの70年代カウンタカルチャー文化から生まれた。そのような労働形態を可能にするために生まれたのがmicro computer=パソコンやインターネット。70年代のノマドは都会の中間所得層の高学歴の若者が都会を離れて田舎で農業をやることだった。
2012-07-15 07:41:24そして、場合によっては別の場所に移りながら農作業をやることだった。しかし、パソコンやインターネットの発達によりその内容が農業から情報産業に変化したのが今言われている現代版ノマド。内容が変わっただけで思想は70年代のカウンタカルチャー由来であるには違いない。
2012-07-15 07:43:38Tuner(2006)の議論のポイントはよく誤解されがちな60年代後半のヴィエトナム反戦運動やバークリーフレースピーチムーブメントのマリオサビオに代表される新左翼とヒッピーが如何に別の文化であるかを示したこと。新左翼はコンピュータやテクノロジーは人間を搾取する道具とみなしていた。
2012-07-15 07:45:51マリオサビオは演説で、コンピューターは人間を目的ではなくてプロセスとして扱っている非人道的な存在であるという批判を展開していた。これに対してヒッピー達は真逆の考えで、コンピュータにより世界がフラットになればヒエラルキーが消滅してより民主的な世界になるとの幻想を抱いていた。
2012-07-15 07:48:17