@mittsko 昨日はどうもありがとうございました。もっとお話ししたかったです。特に宗教現象学について(笑) 次回は発表を担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
2012-07-16 18:57:13@demartiano こちらこそありがとうございました。お先に失礼しました。それにしても、宗教現象学と宗教哲学に対する注目の低さには かなり驚きました…
2012-07-16 19:38:35@mittsko 私はもしドイツの学が再浮上するなら、それは宗教史学と結びついた宗教現象学しかないと思っているのですが。宗教現象学の再神学化(つまり宗教現象学が有していた性質の半分)ということになっているようですね。『聖なるもの』でいうなら後半部だけが持ち上げられている印象です。
2012-07-16 20:04:04@mittsko ですよね。このコンテクストにおいてキッペンベルク und グラディゴーのラインに期待しています。ですがこれは後継(つまりわれわれの年代)がどれだけ育っているのかという「実際的な」話になってしまいそうですね(笑)
2012-07-16 20:10:22@demartiano そうですね… やや弱めのラインだとボクは思いますが、昨日のお話だと それしかなさそうなんですね…(´・ω・`)
2012-07-16 20:15:03@mittsko 仰りたいことよく分かります。このラインは「学問史を書く」という点においては優れているのですが、「宗教概念の再創造」にはまったく不向きなのです。。。ですが、昨日のお話を伺う限り、このラインのみなのですよね。僕はショボン…となってしまいました(笑)
2012-07-16 20:18:28@demartiano そうそう、そういうことですね… キッペンベルクらのラインは、不可欠ではあれ「当たり前すぎて、皆がメインに置くべきもんじゃない」というのが 日本の宗教学のレベルですよねぇ…
2012-07-16 20:24:22@mittsko そうなんです。日本の宗教学はそんなことはウン十年前から…なのです。僕はあまりに微力ですが、もう一度姉崎をひととおり読むことから始めてみようと思っています。加えてイタリアでフォークロアの調査をやります! 今後ともよろしくお願いします。
2012-07-16 20:31:03@demartiano ここら辺は、非西洋地域のメリットでしょうね こちらこそ、宜しくお願いします_(._.)_
2012-07-16 20:33:11【改囀】西洋人による宗教概念批判は、英領印度のイスラーム研究からでしたね… それでも1960年代と遅ッいです
2012-07-16 20:36:22待てよ… 英統治下の印度の現地民による宗教概念批判はあったのかな… ヤバイ、知らないことがヤバイ:(;゙゚'ω゚'):
2012-07-16 20:43:14思い出したッ! 19世紀末、ガンディーは(彼唯一の)著作のなかで そういうことを云ってたなぁ 1910年代には、全く同じ理解をサーヴァルカルも述べてたなぁ おそらく、シカゴ会議の辺りが分水嶺だが それ以前から東西世界の交流のなかで そういう言説が生産されてたはずだ
2012-07-16 20:46:25ラーマクリシュナも云ってたな、ガンディーと同年代! まぁいずれにせよ、西洋の浪漫主義者たちとの共作言説だろう それが、アカデミックな宗教学(それだってかなり浪漫主義的だった)に正当な仕方で入り込むまでに 1世紀近くかかってるんだなきっと
2012-07-16 20:52:28【先程の囀りの訂正】ガンディーの唯一といっていい著作『ヒンド・スワラージ』は 1909年でした(´・ω・`)
2012-07-16 22:24:49日本列島の状況を「宗教」という言葉で どう説明できるのかできないのか… 日本の宗教学の中心課題は 実はそれだったんじゃないか… (ボクみたいな 他地域の研究者であっても、だ)
2012-07-16 23:26:39明治初頭に「宗教」概念を輸入せざるをえず、それに合わせて 法制度と知識体系の改変を試みてきた 明治憲法(1889)までがその第一段階で、現行憲法公布(1946)~宗教法人法(1951)が次の画期だろう
2012-07-16 23:32:39東大宗教学講座の開設は1905 京都大学は1907 宗教概念が近代日本語のなかにかなり定着した段階で、あらためて欧米の「宗教学」(各種名称あり)を輸入してきたわけだ
2012-07-16 23:39:10初期の宗教学者(例えば姉崎)は、 幕末(とりあえず天保の改革辺りから)⇒明治憲法までの 宗教概念をめぐる日本独自のツイストを どれぐらい対象化していたのか… さすがにボクも知らない…
2012-07-16 23:42:19むしろ、京大の方に そういう対象化の契機がつよかったような印象があるが、単なる印象にすぎないんであって ボクは知らない…
2012-07-16 23:43:03(12月までに「印度の宗教概念と宗教学」で論文を書かなければならなくなったが、ボクにはどうしても 日本のことを参照しながら考えざるをえないのであります)
2012-07-16 23:44:24大学別の異同を見ることも大事なんだが…まぁそれは専門の方々にお任せするとして… とにかくだ… 印度に向き合うフレームを(そうして初めて「知識」が生じる) ボクとしては日本の近代史と連接させていかざるをえない、と感じられるのだ
2012-07-16 23:56:47