2012年7月20日

生涯寄与リスクLARについて

生涯寄与リスクLAR(d,e)は線量dと被曝時年齢eの関数ですが、生存率Sが年齢とともにどう変化するか知らないと、頓珍漢な説明をすることになります。 確率的影響の特徴を完全に無視したデタラメな思い込みで支離滅裂な主張を繰り返すだけでなくERRやEARの時間経過と生存率の関係も理解できていないようなレベルにもかかわらず、「被曝によるリスク」について悪質な「知ったかぶり」をしている輩がいるので注意しましょう。
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ICRP publ.103 用語解説

生涯リスク推定値
個人が被ばくに起因する特定の疾患を発症し、あるいはそれにより死亡するリスクを寿命期間全体にわたって計算するために、次に挙げるいくつかの生涯リスク推定値を使用することができる。

1)過剰生涯リスクELR、2)被ばく誘発死亡リスクREID、3)平均余命損失LLE、4)生涯寄与リスクLAR。

生涯寄与リスクLAR(lifetime attributable risk)
これはREIDの近似で、追跡期間にわたる被曝していない個人の経験により決定された集団バックグラウンド率と比較した過剰死亡(又は過剰症例)を表す。本報告書ではLARが生涯リスクの推定値に用いられた。

ここでの集団バックグラウンド率というのは、がん死については、現在の日本人の集団の0歳児では男性26%、女性16%とされているものに対応。 http://ganjoho.jp/public/statistics/pub/statistics01.html

MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

http://t.co/kLFhY53i p.2-18の式(2.2-1)より、生涯寄与リスクLAR(d,e)は線量dと被曝時年齢eの関数であることがわかる。

2012-07-19 22:11:18
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

式(2.2-1)の右辺の被積分関数内のM(d,e,a)は年齢eで線量dを受け年齢aで発現する過剰絶対リスクで、EARモデルとERRモデルで算出したものをp.2-20の式(2.2-10)や式(2.2-11)を用いて統合したものが用いられる。

2012-07-19 22:25:39
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

式(2.2-1)の右辺の被積分関数内のS(e)とS(a)は、それぞれ、被曝時年齢eでの生存率、到達年齢aでの生存率で、その関数形はp.2-46の図2.3に示されている。

2012-07-19 22:30:48
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

LAR(d,e)は、M(d,e,a)とS(a)/S(e)の積を被曝時年齢e+潜伏期間から110歳まで積分したもの(ただしこの時間積分は無次元化している)である。S(a)/S(e)の生存率の比がM(d,e,a)にかかるとどうなるかが理解できずに頓珍漢な連続ツイートしている輩がいる。

2012-07-19 22:41:27
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

デタラメな連続ツイートをまとめた例。 http://t.co/sAOa0BY5 甲状腺被曝のリスクを3~4桁も過小評価している。 http://t.co/tntvRST1 http://t.co/qL6VdwxS LARの定義式(2.12)の右辺の生存確率比が理解できていない。

2012-07-20 01:42:57
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

https://t.co/2KM5SS68 後者はLARについてデタラメな説明をしているだけでなく、名目リスク、健康損害(デトリメント)、寿命損失を混同。救いようがない。こういった輩達の被曝リスクに関する発言には予防原則を適用すべき。

2012-07-20 01:54:28
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

ご無沙汰しております。生存率が http://t.co/kLFhY53i p.2-46 図2.3のように変化することを知っていれば、http://t.co/tntvRST1 にあるような最高年齢で死ぬ人数が最大となるような図は描きませんよね。 @pingpongismusic

2012-07-20 02:55:01
Rintaro 𝙉. @qu_cerca_trova

@MAKIRIN1230 ご無沙汰です^^まだ続けていたのですね!議論の要点とか随分と忘れかかってしまっています。。汗 いくら説明のための図でも、不自然ですね。熊本県だとこんな感じのようでhttp://t.co/HJlgrTYv これを積分してもあのようにはならないですね。

2012-07-20 03:53:50
Rintaro 𝙉. @qu_cerca_trova

@MAKIRIN1230 新バージョンの説明では対照群は設定せずに、1つのグラフで説明しようとしているのですね。汗 無茶な前提に立てば突っ込まれない訳ですが、「「被曝によりがん以外の要因による死亡リスクは低減する」という明らかにおかしなことが発生することになる。」ボロ出したかな?

2012-07-20 04:05:24
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

まだ続いていたわけではなく、あの後すぐに自分の誤解や理解不足を誤魔化すために連続ツイートしたものを、彼がリーフさんに頼んでまとめてもらったものです。被曝以外が原因による死亡のグラフの形状は(1-生存率)のグラフの形状にしないとダメですね。 @pingpongismusic

2012-07-20 04:26:31
Rintaro 𝙉. @qu_cerca_trova

@MAKIRIN1230 なるほど、ブロックされているのでその後はこの件放置でした。。  (1-生存率)で考えれば楽でしたね。傾きを正直に見ていました。汗汗

2012-07-20 04:40:10
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

生存率が高年齢でどう変化するか知らなかったため、根本的なことから間違っていたわけですが、それすら認識できずデタラメなことを強弁していたわけです。そもそも、生涯リスクについて何も知らなかったようですし。 @pingpongismusic

2012-07-20 04:40:16
Rintaro 𝙉. @qu_cerca_trova

@MAKIRIN1230 強弁>一種の才能として尊敬。。。 私も元々理解甘いですし、さらに忘れて知識減っているし、頭寝ているし、、、でも、グラフの青い部分が非被曝でも被曝でも変わらないというのは以前の版と同じなのですね。

2012-07-20 05:10:03
Rintaro 𝙉. @qu_cerca_trova

@MAKIRIN1230 その理由が「もし、被曝ががん以外の疾患に対して全く影響がなければ、当然がん以外の死亡者は被曝群においてもこの図に示したトレンドを取ることになる。」なのかな、、、そっか、被曝で癌死する人はエイリアンで、人口(?)が増える分被曝群の癌死率が薄まるのか、納得。

2012-07-20 05:15:49
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

強弁する人は、間違いを指摘されると、それを誤魔化し自己正当化するために、さらに間違いを重ねていくことが多いようですね。 http://t.co/HqWkNK45 http://t.co/pd5GSYkK http://t.co/oG4jrndl @pingpongismusic

2012-07-20 05:50:31
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

生存率のグラフの接線の傾きが高年齢で0に近づいていくことが重要なのに、それを無視してああいったデタラメな曲線を持ち出して説明している時点で、それ以降は当然頓珍漢な内容になるので、読むに値しないですね。 @pingpongismusic

2012-07-20 06:00:18
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

http://t.co/tntvRST1 このまとめのグラフ、被曝した人は必ず被曝しなかった場合より早く死亡するというトンデモないものになっているんだけど、低線量被曝の影響は小さいと考えている人達は、このデタラメなグラフに異論はないのかな(笑。

2012-07-21 08:22:01
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

https://t.co/FWEh4i4V 実際は、http://t.co/kLFhY53i 図2.3の生存率に基づくと、被曝群では、途中(1-生存率)のグラフより値が大きいほうにずれるけど、高年齢になるにしたがって徐々に(1-生存率)のグラフに近づいていく感じなんだけど。

2012-07-21 08:32:48
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

生涯寄与リスクLARを説明するには、(1-生存率)のグラフを考える必要はなく、生存率のグラフが被曝によってどう変化するかを考えていけばOKです。

2012-07-21 09:38:58
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

被曝群では被曝時から潜伏期間を経て生存率への影響が出始め、元々の生存率の値より小さくなっていきますが、高年齢になると生存率自体が小さくなるため、過剰絶対リスクはだんだん大きくなっていっても、元々の生存率の値に近づいていきます。

2012-07-21 10:00:20
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

それらの差を(被曝時年齢+潜伏期間)から110歳まで積分し、被曝時年齢の生存率で割ったものが生涯寄与リスクLAR(d,e)となります。 ここで、dは被曝線量で、eは被曝時年齢です。

2012-07-21 10:00:51
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

ちなみに、ベースとなる生涯累積死亡リスクは、年齢階級別の死亡率を基に、生命表の手法を用いて算出されています。 http://t.co/DvPK8PJ5

2012-07-21 13:33:39
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

最新がん統計 http://t.co/rBOICsXh 2.がん死亡 5)がんで死亡する確率 ~累積死亡リスク(2009年データに基づく) 「現在年齢別がん死亡リスク」の表も参照すると理解が深まると思います。

2012-07-22 12:04:12
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コメント

MAKIRINTARO @MAKIRIN1230 2012年7月20日
http://togetter.com/li/321967の「区間が生涯でなければEARであり、生涯であればLARになる。」という頓珍漢なツイートから、http://www.jnes.go.jp/content/000017127.pdf p.2-18のLAR(d,e)の定義式(2.2-1)すら理解できていないことがバレバレです(笑。 S(a)/S(e)はどこに消えちゃったんでしょう。
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MAKIRINTARO @MAKIRIN1230 2012年7月20日
理解力が足りないだけでなく精神的にも問題ある輩を相手にする暇はありません。これ以上コメントを入れても削除しますので、あしからず。
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