排斥か大ベストセラーか!? 「戦後史の正体」孫崎享

天木直人氏、植草一秀氏、岡留安則氏の書評など 内容紹介amazonから 日本の戦後史は、アメリカからの圧力を前提に考察しなければ、その本質が見えてこない。元外務省・国際情報局長という日本のインテリジェンス(諜報)部門のトップで、「日本の外務省が生んだ唯一の国家戦略家」と呼ばれる著者が、これまでのタブーを破り、日米関係と戦後70年の真実について語る。 続きを読む
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孫崎 享 @magosaki_ukeru

天木直人氏(記述):一週間前、出版社から献本を受けた。非売品の原稿本である。発売は7月30日という。真っ先に読んでもらいたい人が私であるという。もっとも的確な評論ができる人が私であるという。本の著者は孫崎享氏である。私より3年先輩の元外務官僚だ。2003年に外務省に解雇されて以来

2012-06-26 15:04:02
孫崎 享 @magosaki_ukeru

天木直人氏2:私は同僚先輩らとの全ての関係を断って外務省と対峙する第二の人生を送ってきた。そんな私がただ一人懇意にしている外務省OBが孫崎享氏である。その彼が、私がなし得なかった事を見事にこの本でやり遂げてくれた。なぜ日本はここまで対米従属なのか、なぜ外務官僚は対米従属外交に

2012-06-26 15:04:48
孫崎 享 @magosaki_ukeru

天木直人氏3:これほどまでの終始するのか。これは私が講演などで常に決まって聞かれる質問である。実はその答えこそ、戦後一貫してこの国の指導者たちが直面し、その答えに苦悩してきた事なのである。日本の戦後史はその答え探しであり、日本の戦後の外交は対米従属と対米自立の狭間で揺れ動いて

2012-06-26 15:05:16
孫崎 享 @magosaki_ukeru

天木直人氏4:きたのである。その答えは一冊の本で答えるしかない。そうであるなら、それを本で書いてみないか。私は幾つかの出版社から持ちかけられて来た。書きたいのは山々だ。おそらくそれを書くことが出来ればもはやそれ以上の事を書く必要がなくなる。そう思いながらも私はついに

2012-06-26 15:05:46
孫崎 享 @magosaki_ukeru

天木直人氏5:今日まで書くことに至らなかった。それを書くために取り組まなければならない膨大な資料と筆力、そしてその内容が世間に与えるであろう衝撃にしり込みしたからだ。それを孫崎氏が見事にやり遂げてくれた。その能力と覚悟に脱帽するほかはない。その本は、ひとことで要約すれば

2012-06-26 15:06:13
孫崎 享 @magosaki_ukeru

天木直人氏6:日本の戦後の外交を動かしてきたものは対米追随と対米自立の二つの相克であり、対米追随派がことごとく勝ち残り、対米自立派が見事に排斥、失脚させられてきたという現実である。それは皇族から始まって政治家、官僚、有識者に至るまで、ことごとくそうである。そしてより深刻な事は

2012-06-26 15:06:34
孫崎 享 @magosaki_ukeru

天木直人氏7:同じ日本人でありながら、対米追従者達が自らが勝ち残るために、仲間を、そして国民を裏切って対米追従に走ったという醜さである。この様なことは、ぼんやりとわかっていても書けない。書けばあまりに衝撃的だ。しかしいつかは誰かが書かなければいけない。書いて後世の日本人に

2012-06-26 15:06:54
孫崎 享 @magosaki_ukeru

天木直人氏8:語りついで行かなければいけない。この大事業を孫崎氏は自らの体験と豊富な資料を基に、実名入りで書いた。この本を読んでいくうちに私は思った。この本は野田首相に対する痛烈な批判であり、小沢一郎に対する最大の応援であると。この本が7月30日に発売されることは極めて

2012-06-26 15:07:25
孫崎 享 @magosaki_ukeru

天木直人氏9:タイムリーだ。同時にこの本と孫崎享氏に強い圧力がかかる事は間違いない。果たして出版にこぎつけられるかも疑わしい。出版社も承知だ。私はさっそく孫崎氏に電話し、祝福の言葉と同時に懸念を伝えた。孫崎氏も覚悟はしてた。弾圧を避ける最善の方法は大ベストセラーにするしかない、と

2012-06-26 15:08:13
孫崎 享 @magosaki_ukeru

天木氏10:排斥か大ベストセラーかの二つに一つしかない、と。勿論私は大ベストセラーになるよう全ゆる協力を惜しまないと激励した。イラク戦争に反対して外務省を首になった私が10年ぶりに世間に蘇り、孫崎氏の歴史を変える近著の大ベストセラーに一役買う事になるかもしれない」

2012-06-26 15:08:53
孫崎 享 @magosaki_ukeru

『戦後史の正体』・天木直人:2日「小沢一郎に最強の味方が現れた!天木直人」「国民の大多数が反対する消費税増税がなぜ強行されるのか。福島原発事故の収束さえも出来ない中で原発再稼動がなぜ強行されるのか。沖縄住民を危険にさらす米海兵隊の輸送機オスプレイが住民の反対を押し切ってまで

2012-07-02 10:07:32
孫崎 享 @magosaki_ukeru

『戦後史の正体』・天木2:なぜ強行配備されるのか。野田佳彦という凡庸な政治家がなぜ首相の座にとどまっていられるのか。そんな凡庸な政治家がなぜここまで反国民的な政策を強行できるのか。そんな野田首相を財界やメディアはなぜ支持し続けるのか。そんな野田首相の間違った政治を真っ向から

2012-07-02 10:07:51
孫崎 享 @magosaki_ukeru

『戦後史の正体』・天木3:批判する政治家がなぜ小沢一郎一人しかいないのか。正しい事を主張する小沢一郎がなぜこれほどまでに人格攻撃されるのか。不当起訴されるのか。正しい事を主張する小沢一郎がなぜこれほどまでに人格攻撃されるのか。不当起訴されるのか。なぜメディアがこぞって小沢一郎を

2012-07-02 10:08:09
孫崎 享 @magosaki_ukeru

『戦後史の正体』・天木4:叩くのか。まともな日本国民であれば、どう考えてもおかしいと思うはずだ。その疑問に見事に答えてくれる本が7月30日に発売される。「戦後史の正体」(孫崎享著 創元社)がそれだ。物凄い本が出たものだ。この本は日本に革命を起こす本だ。なぜここまで日本が対米従属に

2012-07-02 10:08:35
孫崎 享 @magosaki_ukeru

『戦後史の正体』・天木5:堕してしまったのかを見事に教えてくれている。国民必読の書である。米国のイラク戦争に反対をした正義の外交官である私がそう言っているのだから間違いない。孫崎氏が反逆者となるか英雄となるか。それはこの本が100万部のベストセラーになるか発禁本になるかに

2012-07-02 10:08:53
孫崎 享 @magosaki_ukeru

『戦後史の正体』・天木6:かかっている。その鍵を握るのは読者である国民である。小沢一郎にとっては最強の味方が現れたということだ。」1945年から自主を貫いた政治家がどの様に排斥されてきたか、特に米軍の縮小・撤退に手をつけた政治家は皆排除。それも日本人の手で。小沢一郎に極似。   

2012-07-02 10:09:27

孫崎 享 @magosaki_ukeru

戦後史:italianoizumi「伊も戦後史は謎に包まれた国家機密事件が多く似てます。」と連絡。本でこの部分にも言及。「CIA元長官コルビーが著書で、第二次大戦後、CIAが伊で行なった裏工作に記述“「秘密チャネルによる直接的な政治的での『干渉』は、数世紀にわたって国家関係の特徴

2012-07-02 19:43:00
孫崎 享 @magosaki_ukeru

戦後史2:各国は自衛に武力を行使する道徳的権利をもち、その目的に必要な程度の武力行使を許されている。同じ状況下でそれ以下の形での干渉は正当化されよう」。戦後伊は、いつ共産主義政権ができるかわからない状況。それを防ぐため伊に資金を渡すのは「道徳的活動」とコルビー発言。そして

2012-07-02 19:43:17
孫崎 享 @magosaki_ukeru

戦後史3:「この種の工作の成功には、資金源は米国政府という事実を秘匿する必要あった」。だからCIAが「資金をこっそりと直接渡す」という方法を採用と記述。冷戦期に米(CIA)ソ(KGB)が伊で行なっていた裏工作は、同じく日本でも実施と考えるのが常識。事実一九五〇年代から六〇年代

2012-07-02 19:43:35
孫崎 享 @magosaki_ukeru

戦後史4:CIAが自民党や民社党の政治家に資金提供。歴史を勉強していない人だけがそれを陰謀論と安易に否定。「これらの活動で重要なことは秘密保持。米国政府の支援の証拠がでては絶対にいけない。そのため援助はCIAと何の関係もなく、米国大使館とも関係のない第三者を通じて渡された」

2012-07-02 19:43:54
孫崎 享 @magosaki_ukeru

戦後史5:これが原則。基本は、証拠は絶対に表に出ない。現実には裏工作存在。「証拠がないからそれは陰謀論だ」などといっていては、話にならない。更に米国の対日工作は1990年代、米国が日本の経済力を最大の脅威と位置づけたことにより飛躍的に増大。ちなみに、コルビーは後、水死。

2012-07-02 19:44:15
孫崎 享 @magosaki_ukeru

『戦後史の正体』;ご支援感謝いたします。今現在、Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 1位です。

2012-07-02 21:48:09
高田昌幸 masayuki takada @masayukitakada

元外務省情報局長・孫崎享さんの近刊『戦後史の正体』をパイロット版で読んだ。実に分かりやすく面白い。「対米追随・米国従属」か「自主独立」か。この視点で戦後日本の外交、経済、政治など全局面を捉え直すと、違った姿が見えてくる。実例豊富、文献引用も多数、文章も平易。お薦め。

2012-07-03 11:01:10
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