突進しながらのソニックカラテ前蹴りが衝撃波を巻き起こす。ブーム!「イヤーッ!」ヤモトは横に飛んでそれを回避!「イヤーッ!」今度はソニックカラテ後ろ回し蹴りだ。ブーム!範囲の広い衝撃波がさらにヤモトを襲う! 62
2012-07-19 22:50:49膝立ちの姿勢で、インターラプターはブルブルと震えていた。「ウフフ…アア…この感じ…思い出す…」「インターラプター=サン」「ああ……いいぞ、いいぞ!」四角いシルエットの大男が、震えながら立ち上がる。目からは血の涙が流れていた。彼は笑っていた。
2010-08-21 15:34:31「なんとすがすがしいことか。おれには何も無駄なものが無い」インターラプターは中腰の姿勢をとった。「さあ、来い、ニンジャスレイヤー。おれのタタミ・ケンとお前のジュージツ。どちらが上か。ケッチャクをつけようじゃないか」「イヤーッ!」「フンハー!」
2010-08-21 15:43:21ネオサイタマを私するソウカイヤのニンジャ達のただならぬ恐ろしさ、暴力、狂気、おわかりになったろうか。留まるところを知らぬ彼らの暴威の前に突如立ちはだかり、彼ら以上の力を振るって無慈悲に殺し続ける者。それがこの物語の主人公。ニンジャを殺すニンジャ。ニンジャスレイヤーなのだ。
2012-07-21 17:44:44そのニンジャは、ゆっくりと、しかし冷徹な声でこう言った。 「ここまでだ、バンディット=サン。おぬしに逃げ道は無い。観念せよ」 「何故俺の名を? 貴様は、もしや、ニンジャスレイヤー=サン!」
2010-07-25 11:56:24バンディットが驚きとともに声を発した瞬間、気勢とともにニンジャスレイヤーの右腕がムチのようにしなり、目にも止まらぬ速度で2枚のスリケンが射出された。 「イヤーッ!」 「グワーッ!」 スリケンがバンディットの両目に突き刺さる! 両目から血が噴出した!
2010-07-25 12:01:57「イヤーッ!」....来る!ミニットマンは迎撃のスリケンを構えようとした。.....それで終わりだった。ミニットマンの目の前、息がかかるほどの近さに、ニンジャスレイヤーがいた。ミニットマンの胸の中心やや左寄りに、温かい感触があった。そんな。そんなばかな。
2010-07-24 22:58:03ーー戦いは一瞬で決着した。ニンジャスレイヤーがミニットマンの胸から右手を引き抜く。手の中でまだ蠢く心臓を無感動に一瞥したのち、彼はそれを握りつぶした。電車がカーブにさしかかる。ミニットマンが叫んだ。「バンザイ!」電車から振り落とされながら、彼の体は爆発四散した。
2010-07-24 23:03:17ニンジャスレイヤー。真の名はフジキド・ケンジ。なんの落ち度も無い彼が、ソウカイヤの手で妻と子を惨たらしく殺され、自らも命を奪われようとしたとき、その身に邪悪なナラク・ニンジャのニンジャソウルが降り立ち、復讐と殺戮の戦士が誕生したのだ。
2012-07-21 17:53:29というわけで、本日は、「ニンジャスレイヤー」とは一体なんなのか……その一番入り口の部分を重点的に説明させて頂いた。今後のガイド更新もお楽しみに。(文責:ニンジャスレイヤー翻訳チーム)
2012-07-21 18:21:05