表計算ソフトは、如何にして創られたか?

所要量計算とかを、電卓で何とか出来ないか? などという恐しい事を仕事でやらされてた人々も、70年代初頭には居たらしい。 面倒な事を「面倒だ!」と感じられる感性と、それを何とか楽にする方法を思いつける創造力の合作というソフトウェアが業務分野では生き残っているのか?
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なぎせ ゆうき @nagise

表計算に出会うまでは数式はプログラム同様にフローのあるものだと思ってた。プログラムもそうだけど1次元的な流れというか軸があるものだと認識してた。表計算はその概念をぶち壊した。今だとプログラムも処理フローばかりじゃないよねーと言えるけど当時の自分をゲシュタルト崩壊させたのは確かだ

2012-07-25 11:16:27
Yasunori Taniike @ytaniike

@nagise 表計算ソフトは、数字(値)と数式を書いていって求める結果を出せる表(複数も可)、値を変えた時に結果がどう変るかを検証するというのをソフト化したのでした。 これの最初のが Visicalc で、普及させたのが Lotus 1-2-3 でした。

2012-07-25 13:23:24
Yasunori Taniike @ytaniike

<表計算の続き @nagise > 米国ではそういった表を黒板に書いて電卓で計算させ、会計や業務を教える教室が多く存在したそうです。その授業の進め方を見て、「これをソフトウェアでできたらいいなぁ。」という発想が、表計算ソフトで実現したのでした。

2012-07-25 13:26:54
なぎせ ゆうき @nagise

@ytaniike 個別の表を計算するところまでは誰でもやれるんでしょうが、自由なレイアウトの表を実現したところがメタな抽象化に思えたのですよ

2012-07-25 13:29:22
Yasunori Taniike @ytaniike

パソコン黎明期に関しては、この本が詳しいのだが、中古探ししかなさそうな模様。。。。 > コンピュータ帝国の興亡―覇者たちの神話と内幕〈上〉 (Ascii books): Robert X. Cringely, 薮 暁彦: 本 - http://t.co/OrxTfBf2

2012-07-25 13:33:17
Yasunori Taniike @ytaniike

.@nagise 縦横の合計をいくつもの表で片付けて、その結果をさらに計算し、というのは業務やってると当たり前になってきます。 一番の問題は如何に間違いなくかつ早く電卓を叩くかということだったりしました。

2012-07-25 13:36:08
Yasunori Taniike @ytaniike

その頃に仕事を覚えた人々はテンキーの有無に拘りますw テンキーをブラインド・タッチで扱えますからね。 その前の世代となると、算盤になり、6桁 x 7桁の掛け算を暗算できる人(私の母がそうです)が総務や経理にゴロゴロ居たそうです。

2012-07-25 13:39:27