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「百年の憂鬱」発刊記念/著者・伏見憲明インタビュー

7/27(金)から3日間、新刊『百年の憂鬱』発刊記念として著者の伏見憲明さんにTwitterでインタビューを行ないます。本の詳細は→http://bit.ly/MJFqQT です。(中の人・編集担当高橋)
書籍 文学 百年の憂鬱 伏見憲明
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ポット出版 @potpub
【告知】本日21時ころより、「百年の憂鬱」発刊記念・著者伏見憲明 @fushiminoriaki さんにTwitterでインタビューを行ないます。インタビューは今夜から日曜日まで、三夜連続で行ないます。ハッシュタグは #100nen です。
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また、インタビューの前に僕(担当編集・高橋)の「百年の憂鬱」読後感想を上げさせていただきます(緊張!)。amazonでは →http://t.co/L8Mvf373 都内大手書店さんでもすでに並べてくれているところもあると思います(明日見て来ます)。 #100nen
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.@fushiminoriaki こんばんは。ポット出版です。今日から3日間、新刊『百年の憂鬱』発刊記念として著者の伏見憲明さんにTwitterでインタビューを行ないます。本の詳細は→http://t.co/PBiMrtoy です。(中の人・編集担当高橋) #100nen
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.@fushiminoriaki インタビューの前に、僕自身の『百年の憂鬱』の感想を。その1)読んでいるうち「そうだ、恋愛って苦しかったんだよな」ということを思い出しました。主人公の義明とユアン、中年の恋と若者の恋のぶつかり合い。あぁ、こんなんじゃダメだと(続く) #100nen
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.@fushiminoriaki (続き)思いつつも感情と意地とセックスがこんがらがって、結局ぶつかりあってしまうようになるあの感じ。全然きれいごとじゃなかったな、と少ない恋愛経験ながら、義明、ユアンともに深く共感する部分を感じました。 #100nen
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.@fushiminoriaki その2)また、これは人間の業の物語なんだと感じました。保身しながらも若い恋人との恋愛を続ける義明。25歳年上男のすべてを欲しがるユアン。すべてを自分の思い通りにしようとする二人は、恋という病につかまって墜ちていきます。 #100nen
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.@fushiminoriaki この物語は伏見さんの実体験を基に描かれています。自らを「狡猾な中年男」として貶め、恋愛のいい部分も悪い部分も(←こっち濃厚)すべて晒す伏見さんの姿勢に畏怖を覚えました。桐野夏生が好きな人だったらハマるんじゃないかなと思います。 #100nen
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.@fushiminoriaki その3)また、タイトルが示すように、人間は憂鬱な毎日を、それでも生きていかなくてはならない生き物なのかな、と思いました。義明は日々に絶望しており、アメリカからやってきたユアンは日本社会から孤立しています。ともに世界との(続く) #100nen
ポット出版 @potpub
.@fushiminoriaki (続き)繋がりが希薄だった両者が、恋に落ちることで、自分が生きている世界との接点を見出します。ただ、そんな「生きている」実感は長くは続かず、恋という病が去ればまた暗鬱な日々が続く…それを受け入れるのが生きるということなのかな、と。 #100nen
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.@fushiminoriaki 個人的感想を述べさせていただきました。もう一言だけ付け加えさせていただくと、『百年の憂鬱』は自分の中の「業」と対峙させられる小説でした。それでは、伏見さんへのインタビューに移らせていただきます。 #100nen
ポット出版 @potpub
.@fushiminoriaki 質問1)文藝賞を受賞された処女作『魔女の息子』もまた私小説でした。それからちょうど10年で今回の『百年の憂鬱』です。伏見さん自身、私小説に対する思いの変化などはありますか? #100nen
伏見憲明 @fushiminoriaki
.@potpub 1)『魔女の息子』は私小説として書いたつもりはなく、処女作だったので書きやすい設定を身近から借りただけでした。 だけど本の帯に「 伝的小説」と勝手に記されていてビックリ!(笑) 一方、『百年の憂鬱』は、始めから直球の私小説を書こうと臨みました。 #100nen
ポット出版 @potpub
.@fushiminoriaki 質問2)そもそも、主に批評家として活動されていた伏見さんが10年前、「小説を書こう」と思い至った経緯を教えていただけますか。 #100nen
伏見憲明 @fushiminoriaki
.@potpub 2) 小説を書いたのは、「クィアジャパン」を読んでいてくれた「群像」の編集者が執筆を勧めてくれたから。ただ、残念なことにそこには 掲載されず、でも、せっかく書いたのにもったいないからと文藝賞に応募してみたら、受賞してしまったという経緯。 #100nen
ポット出版 @potpub
.@fushiminoriaki 質問3)小説家である伏見憲明と、評論家である伏見憲明と、ゲイバーのマスターである伏見憲明、どこか違いはありますか? #100nen
伏見憲明 @fushiminoriaki
.@potpub 3) ゲイバーも一つの表現活動としてやっている面が大きいので、 文章を書くことと違いがあるようには思いません。またバーは書く上でこれ以上ない取材現場でもあります。ぼくの表現はどれも、自分自身へのこだわりのなかに問題意識が生まれるようです。 #100nen
ポット出版 @potpub
.@fushiminoriaki 質問4)好きな/影響を受けた作家、小説があれば教えてください。 #100nen
伏見憲明 @fushiminoriaki
.@potpub 4) 『百年』を執筆するにあたっては、サガンとかデュラスとか島本理生とか…恋愛小説を手当たり次第に読みました。それとは別に、性愛を考える上では三島由紀夫が重要で、ぼくがかつて著したセクシュアリティ論も、実は三島の洞察が背景にありました。 #100nen
ポット出版 @potpub
.@fushiminoriaki 質問5)初出「すばる」誌に掲載されたとき、伏見さんの周囲の反応はどのようなものでしたか。 #100nen
伏見憲明 @fushiminoriaki
.@potpub 5) センシティブな内容を含みますから、周囲は複雑でした(笑)。長く評論などで性愛や関係性をテーマに書いてきたのですが、やはり、こういう問題はフィクションという形でしか深いところには届かないと痛感し、無理を承知で関係者にご了承いただきました。 #100nen
ポット出版 @potpub
.@fushiminoriaki 質問6)今回、「すばる」誌での発表から約一年が経ってから『百年の憂鬱』が単行本として発刊されます。あらためてご自身で読んでみて、ご感想などありますか。 #100nen
伏見憲明 @fushiminoriaki
.@potpub 6) 昨今、恋愛や性愛自体がぼくの人生にとってメインではなくなりつつあるので(笑)、蒸し暑い季節の痕跡だなあとなつかしく文字をたどりました。発表を許してくれた、モデルの方々の友情には感謝するばかりです。恋愛はやはり人生を美しくしますね。 #100nen
ポット出版 @potpub
.@fushiminoriaki 伏見さん、そしてインタビューを読んでいただいた皆さまありがとうございました。最後に宣伝を。本の詳細は→http://t.co/PBiMrtoy を。amazonにはすでに在庫が入ってます→http://t.co/kaxezBDD #100nen
ポット出版 @potpub
(ハッシュタグ入れ忘れたので再投稿)インタビュー第二弾は明日、同じく21時頃から行ないます。本日はどうもありがとうございました。(編集・高橋大輔) #100nen
ポット出版 @potpub
.@fushiminoriaki 質問7)この『百年の憂鬱』は伏見さんにとって四作目の小説作品となります。ご自身で「最も重要な小説」と仰っていますが、それはなぜでしょう。 #100nen
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コメント

ポット出版 @potpub 2012年7月29日
「百年の憂鬱」発刊記念・伏見憲明Twitterインタビュー、まとめを更新しました。
歌人 枡野浩一『みんなふつうで、みんなへん。』毎日新聞大阪版連載(絵=内田かずひろ) @toiimasunomo 2012年7月30日
「すばる」掲載時に読んでほんとうに面白かった伏見憲明『百年の憂鬱』が本になりました。加筆修正を経ているそうなのでこれから再読したいと思います。枡野書店@masunobooks 目立つところに著者からの謹呈本を一冊飾ってあります(販売はしていませんが)。