中国で成立しなかった経済学の謎
-
jonathanohn
- 26373
- 2
- 70
- 5

交易は人、古代から想像以上な広がり方しとるよね RT @sweets_street: 古代の国際交易のお話。ローマから中国にかけて広がるスケールがでっかいお話 RT @jonathanohn: 「呉から始まる中国史による南方交易話」。 http://t.co/uSFfYMjw
2012-07-28 07:26:40
@Jiraygyo @sweets_street @jonathanohn 真面目な話、中国史における海洋史はもっと注目を集めるべき分野だと思いますね。
2012-07-28 07:27:57
紀元前から既に、地中海から南シナ海までを結ぶ国際交易ルートが存在したって意外と知られてないですね。陸のシルクロード以上の規模を誇る主要交易路なのですが RT @Jiraygyo: 交易は人、古代から想像以上な広がり方しとるよね
2012-07-28 07:35:52
大航海時代が可能だったのは、すでに中東から東南アジアまでダウとジャンクによる交易が盛んだったからだものね RT @sweets_street: 紀元前から既に、地中海から南シナ海までを結ぶ国際交易ルートが存在したって意外と知られてないですね。陸のシルクロード以上の規模を誇る主要交
2012-07-28 07:40:40
経済に冷淡な中国の史書では、東南アジア方面は軍事面や外交面の絡みが多い西域方面と違って記録残りにくいんですよね。 RT @rudel101: @Jiraygyo @jonathanohn 真面目な話、中国史における海洋史はもっと注目を集めるべき分野だと思いますね。
2012-07-28 07:41:22
「実は日本と台湾かもしれぬ」という夷洲と亶洲の人狩りの記事は、孫権の支配領である長江流域の流民たちが、どんどん北帰してしまったという背景がありますな。海を渡れば北に帰れるので、四川と違ってどんどん帰られちゃってた
2012-07-28 07:44:19
@sweets_street @Jiraygyo @jonathanohn 漢代の輸出入品の記録や、宋代の海洋交易の記録など、無いという訳ではないのですが、もう少し記録に残してくれても良かったのになぁ、とは思いますね。
2012-07-28 07:44:33
大航海時代の始まりも、従来の地中海からスタートする海洋交易ルートがイスラーム勢力に抑えられ、新しい海洋ルートを開拓する必要が出たためでした RT @Jiraygyo: 大航海時代が可能だったのは、すでに中東から東南アジアまでダウとジャンクによる交易が盛んだったからだものね
2012-07-28 07:46:14
「大航海時代」(ゲームじゃないよ)で、西欧がいきなり交易路を切り開いたような印象が与えられておるが、ダウやジャンクの交易性能はむしろ当時の西欧船にそんなに遜色はなかったし、紀元前からアラブ・インド・東南アジア・中国の海路交易は盛んで中継港がたくさんあったから成立したんだよな。
2012-07-28 07:47:14
@sweets_street @Jiraygyo フェルナン・ブローデルはイスラームを運動の文明、中継の文明と呼んでいますいね。遠洋航海や隊商によって東アジアとヨーロッパ、地中海とアフリカという旧世界の文明圏を接触させて、それらの商品を交換していた。
2012-07-28 07:51:18
古代の国際交易は中継貿易ですからね RT @bukrd405 @Jiraygyo フェルナン・ブローデルはイスラームを運動の文明、中継の文明と呼んでいますいね。遠洋航海や隊商によって東アジアとヨーロッパ、地中海とアフリカという旧世界の文明圏を接触させて、それらの商品を交換していた
2012-07-28 07:54:49
基本、孫権とその側近は明らかに海洋を意識した戦略を志向していたと思ふ。士一族とつきあいありゃそうなるか(笑) RT @rudel101: @Jiraygyo @sweets_street @jonathanohn 真面目な話、中国史における海洋史はもっと注目を集めるべき分野だと思
2012-07-28 07:30:27
@Jiraygyo @sweets_street @jonathanohn 三国志呉志二の孫権の伝の黄龍二年のところの「遣将軍衛温諸葛直将甲士万人浮海求夷洲及亶洲」からの件は中国史においては珍しい植民地獲得のための活動とも取れますね。後代の江南の地方政権にも(続き)
2012-07-28 07:39:56
@Jiraygyo @sweets_street @jonathanohn (承前)海洋国家志向はありますが、こうまで攻撃的なのは、ちょっと珍しい事例です。やはり人手不足が影響したのでしょうかね。
2012-07-28 07:41:16
@Jiraygyo そんな状況で数千人しか獲得できないようじゃ、衛温、諸葛直が獄に下されたのも無理はないですね。実際問題、得られた利益よりもコストのほうが高くついてそうですし。
2012-07-28 07:48:46
さすがに海路に慣れすぎて、舐めてたよな孫権(笑) RT @rudel101: @Jiraygyo そんな状況で数千人しか獲得できないようじゃ、衛温、諸葛直が獄に下されたのも無理はないですね。実際問題、得られた利益よりもコストのほうが高くついてそうですし。
2012-07-28 07:49:30
むしろ史記と漢書は経済については熱心に記録残しているね。漢書とか当時としては非常に具体的な数字が残ってる。やはり、ガチ政治家の筆は違うな RT @sweets_street: 経済に冷淡な中国の史書では、東南アジア方面は軍事面や外交面の絡みが多い西域方面と違って記録残りにくいんで
2012-07-28 07:48:40
中国の史家はそういうところで気が利かないですよね RT @rudel101: @Jiraygyo @jonathanohn 漢代の輸出入品の記録や、宋代の海洋交易の記録など、無いという訳ではないのですが、もう少し記録に残してくれても良かったのになぁ、とは思いますね。
2012-07-28 07:57:03
@sweets_street @Jiraygyo @jonathanohn まぁ、ちょっとだけ弁護するとしたら、概ねどの時代でも陸のほうでの事件が多いですから、こちらに偏るのも無理はないのですが……もっと残してくれても良いのになぁ。
2012-07-28 08:01:47
@Jiraygyo 明の宝船に至っては木造船として空前の規模の艦体ですし、水密隔壁の発明も1400年以上西洋に先駆けてますから、大航海時代初期の西洋の船と比すると、むしろ性能的には勝っていたのではないかと。
2012-07-28 07:52:47
鉄の生産力が膨大やしね。これが果てしなく大きい。 RT @rudel101: @Jiraygyo 明の宝船に至っては木造船として空前の規模の艦体ですし、水密隔壁の発明も1400年以上西洋に先駆けてますから、大航海時代初期の西洋の船と比すると、むしろ性能的には勝っていたのではないか
2012-07-28 07:55:31
@Jiraygyo 何しろ、産業革命初期のイギリスを軽く凌駕する製鉄量(125000t)ですから、ホンットに桁外れの生産力ですね。
2012-07-28 07:59:50
唐末期に煉炭と呼ばれるコークスの発明による鉄生産が鉄船でもなく木造船においてなんで意味が大きいのか? そりゃ木材を加工する鉄器の量と精巧さが木造船の質と量にそのまま反映されるからだ。中国がジャンクで交易しまくれたり、鄭和の大艦隊を作れたのも鉄生産の量と質による。
2012-07-28 08:03:33