中川尚子他「米・小麦・牛乳の放射能汚染と学校給食」に関する島薗進氏の呟き②

中川尚子・蓮井誠一郎・原口弥生「米・小麦・牛乳の放射能汚染と学校給食―すべての子どもを守るための具体的提言」『科学』8月号に関する宗教学者 島薗進氏の連続ツイート第2弾です。
原発 震災 放射能汚染 学校給食
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島薗進 @Shimazono
1中川尚子・蓮井誠一郎・原口弥生「米・小麦・牛乳の放射能汚染と学校給食―すべての子どもを守るための具体的提言」『科学』8月号②この論文の「具体的提言」の内容は食品摂取による子どもの放射能汚染を抑えるために、1)子どもの体内セシウム濃度の許容値の目安を20Bq/kgとすること、
島薗進 @Shimazono
2中川・蓮井・原口「米・小麦・牛乳の放射能汚染と学校給食」『科学』8月号②2)そのためには食品の平均汚染度を10Bq/kgに抑える必要があること、3)具体的には学校給食で毎日食べる「米・麦・牛乳については10Bq/kg未満」「2013年度以降は5Bq/kg未満」とすべく努めること
島薗進 @Shimazono
3中川・蓮井・原口「米・小麦・牛乳の放射能汚染と学校給食」『科学』8月号②4)ゲルマニウム半導体検出器を使って「この3食品の汚染度を確認し、10Bq/kg未満のなかでもできるだけ汚染の少ないものを選択すべき」こと。以上の具体的提案は実際の測定値に照らして十分実現可能。
島薗進 @Shimazono
4中川尚子・蓮井誠一郎・原口弥生「米・小麦・牛乳の放射能汚染と学校給食」『科学』8月号②なぜ、子どもの体内セシウム濃度の許容値の目安を20Bq/kgとするのか?a)ふだんからあるカリウムの体内濃度と同等以下にすること、b)ベラルーシのBELRAD研究所もこの数値を基準としてること
島薗進 @Shimazono
5中川・蓮井・原口「米・小麦・牛乳の放射能汚染と学校給食」『科学』8月号②c)福島県でWBCカウンター検査に関わっている東大医科研の上昌弘教授も20Bq/kg を要注意目安としていることがあげられている。米・小麦・牛乳をこの数値とするのは、全食品にこの目安をあてはめるのは
島薗進 @Shimazono
6中川尚子・蓮井誠一郎・原口弥生「米・小麦・牛乳の放射能汚染と学校給食」『科学』8月号②現実的でないが、米・小麦・牛乳は毎日一定量を摂取し続けるものなので「メリハリのきいた防護策」になるから。2013年度以降は5Bq/kgとするのは農業に見通しを立てるのを助けつつ子どもを守るため
島薗進 @Shimazono
7中川尚子他「米・小麦・牛乳の放射能汚染と学校給食」『科学』8月号②この提案は学校給食法の趣旨に合致する。また、1999年のO-157食中毒事件の判決の「学校給食には極めて高度な安全性が求められている」との論述にも合致。さらに、子どもの健康を守るために国際的合意である1997年の
島薗進 @Shimazono
8中川尚子他「米・小麦・牛乳の放射能汚染と学校給食」『科学』8月号②G8環境大臣宣言書(マイアミ宣言)の「我々は、暴露の予防こそが子供を環境の脅威から守る唯一かつ最も効率的な手段であることを断言する」また「情報が十分でないときは、我々は予防的な原理または予防的アプローチに則り」
島薗進 @Shimazono
9中川尚子他「米・小麦・牛乳の放射能汚染と学校給食」『科学』8月号②「子供の健康を守ることに同意する」との文言にも合致する。そして「放射能対策を自由に選択できる社会へと市民と行政が共に歩むべき」と、またそう努めるのが「原発の恩恵を受けてきた」「現世代の責務」と結んでいる(了)