反原発に見られる宗教的レトリック・手法(大衆迎合編)

参考:完全教祖マニュアル(著:架神恭介・辰巳一世/ちくま新書) これでわかる からだのなかの放射能--正しく知ろう! 放射能汚染と 健康被害(著・安斎育郎/合同出版)
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最低水準の人々に合わせたレベルの話をしよう

neologcutter @neologcuter

【教えを簡略化しよう】 普通の人には難しい話には全く興味がない。宗教においても釈迦は相手のレベルに合わせ、たとえ話で分かりやすく教えたし、ムハンマドも商売人らしく商売になぞらえて話をしている。とかく非インテリ層の一般人にいかに教えを広められるかはとても大切なことだ。

2012-07-12 21:32:53
neologcutter @neologcuter

結論から言うと、必要なのは極限まで簡略化された教えと、御手軽な現世利益なのである。ヒトラーも『我が闘争』でこのように言っている-「どのようなプロパガンダも大衆にあわさねばならず、その知的水準は獲得すべき大衆の最低水準の人々が受け入れられるようにあわさねばならない」

2012-07-12 21:36:18
neologcutter @neologcuter

日本でも小難しい仏教をわかりやすくした教えが出現した。たとえば浄土教。「南無阿弥陀仏と唱えれば極楽に行って成仏できるよ」というとてもシンプルな教えである。

2012-07-12 21:41:19
neologcutter @neologcuter

元々の仏教というのは、論理的思考や修行により、怒りやら欲望やら執着やらをスッキリ取り去って人格的に完壁(仏)になり・・・という小難しいものである。怒りや欲望を完全に取り去れない自分のような凡夫には向いてない。

2012-07-12 21:43:25
neologcutter @neologcuter

反原発だって同じこと。原発を廃止しようと思ったら、まず原発に代わる低コスト・大出力・高安定性の発電方法を考えるべき。放射能の内部被曝を阻止しようと思うのなら、食品中の放射性物質もさることながら、ホールボディーカウンターによる調査も必要になる。

2012-07-12 21:52:42
neologcutter @neologcuter

つまり地道な調査と努力が必要になってくるのだが、一般の人間はそういうのをやりたがらない。それよりプロパガンダそのものの週刊誌の反原発煽り記事を読んで納得している人間なんか多かったよなあ。今ではさすがに減ったが。  http://t.co/evPqr4Os

2012-07-12 21:57:28
neologcutter @neologcuter

VERY7月号「放射能フリーの知恵」ぐらいの内容で納得してる連中が反原発急進派に多いところを見ると、ヒトラーの「知的水準は獲得すべき大衆の最低水準の人々が受け入れられるようにあわさねばならない」が正しいということになっちゃうなあ。 http://t.co/K2m1SOC5

2012-07-12 22:04:20
neologcutter @neologcuter

言っとくけどVERYって、「私の〝キレイ〟が家族の幸せ」がキャッチフレーズの ファッション&ライフスタイル誌なんだけどねえ。ライフスタイルぐらいの薄味な問題じゃないと思うよ。原発からの脱却っていうのは。

2012-07-12 22:07:17

プラシーボ(偽薬)効果でハッピーになれる

neologcutter @neologcuter

【現世利益をうたおう】一般人は難しい哲学なんかに興味はない、一体何を求めているのかと言えば、いうまでもなく現世利益だ。悟りや完壁な人格を得たいとかではなく、「健康でいたい」「給料が上がるといいな」とかそういう次元のものなのだ。

2012-07-19 21:40:31
neologcutter @neologcuter

現に「手からオーラが出て肩こりが治る」といった宗教の信者に入信のきっかけを尋ねてみると、「信じてなかったけど、実際に肩こりが治ったから」といった答えがしばしば返ってくるらしい。必要なのは(理屈ではなく)「ハッピーになったという実感」なのだ。

2012-07-19 21:42:37
neologcutter @neologcuter

「手からオーラが出て肩こりが治る」というのはプラシーボ効果である。「これはとても良く効く薬ですよ」と言って、ただのブドウ糖を飲ませたら本当に病気が治った、というのが、いわゆるプラシーボ効果。これは不安や緊張から来る痛みなどには特に良く効くのだ。

2012-07-19 21:47:31
neologcutter @neologcuter

かつて話題になった「米のとぎ汁乳酸菌」(by飯山一郎)なんかもこれだよな。培養された乳酸菌・光合成細菌・酵母が体内の放射性物質を排出するのだというらしいが、どう考えても素人では雑菌が繁殖してエライことになると思うのだが。   http://t.co/DDcTg0X8

2012-07-19 21:56:52
まとめ 米のとぎ汁乳酸菌(?)なんてやめたほうがいいよ! 飯山一郎(@iiyama16)さんが提唱している米のとぎ汁を発酵させたものを使って放射性物質を体外に排出するということについて、片瀬久美子(@kumikokatase)さん・菊池誠(@kikumaco)さんらが根拠がないだけでなく健康に害があると指摘されてます。 102288 pv 518 79 users 125
neologcutter @neologcuter

中には「下痢」「赤い痰」「目やにが大量に出て目が真っ赤」などの体調不良を訴える声もあるが、その多くが「私のは失敗だったのか」と自作の液体を問題視、もしくはその症状が「毒だし」効果の現れだという見方を示している。・・・宗教で言う「信心が足りなかった」みたいなもんだね。

2012-07-19 21:58:26
neologcutter @neologcuter

大体乳酸菌が放射能に効くのなら、福島・酪王乳業のヨーグルト http://t.co/sS16Eew1 でもいいだろ。 #福島酪王カフェオレ会 でもそう言うと思うよ!

2012-07-19 22:02:47

理想郷を実現させよう

neologcutter @neologcuter

また、現世利益の実現として「どうすれば人を目常的にハッピーにできるのか」・・・これを解決する手段の一つとして、「その人が良いと思うことを素直に実行させる」というのもある。なぜなら、間というのは「こうした方がいい」とは頭で分かっていても、大抵の場合はそれをしないからだ。

2012-07-23 00:40:17
neologcutter @neologcuter

というのは、人間は良いことをする時にも悪いことをする時にも、とにかく「理由」が 必要だからだ。「理由」のない行為はなんだか気持ち悪くって、たとえ善行でもやりたくないのである。無償のボランティアに抱くある種の気持ち悪さもこれに依るものだろう。

2012-07-23 00:42:56
neologcutter @neologcuter

が、これが宗教ならどうなのか・・・宗教なら「教義」により、その「理由」を用意することができ、人々に素直な善行をさせることができる。例:キリスト教の「善きサマリア人のたとえ」 http://t.co/nGtVysTY

2012-07-23 00:47:04
リンク Wikipedia 善きサマリア人のたとえ 善きサマリア人のたとえ(よきサマリアびとのたとえ、英語: Parable of the Good Samaritan)とは、新約聖書中のルカによる福音書10章25節から37節にある、イエス・キリストが語った隣人愛と永遠の命に関するたとえ話である。このたとえ話はルカによる福音書にのみ記されており、他の福音書には記されていない。 「善いサマリア人(じん)のたとえ」、「よいサマリア人(じん)のたとえ」とも表記される。「サマリア人(びと)」は媒体によって「サマリヤ人(びと)」、「サマリヤ人(じん)」、「サマリア人
neologcutter @neologcuter

これは仁慈と憐みを必要とする者を誰彼問わず助けるように、愛するように命じられた教えでもある。そして、これがいわゆるキリスト教の「隣人愛」であり、世界中の全員がこのような隣人愛を持てば地上は神の王国となる・・・ようだ。

2012-07-23 00:51:15
neologcutter @neologcuter

つまり、「神の王国を実現する」というハッキリとした理由があればリスクなども のともせず、良いと思ったことを葛藤なく素直に実行できて、これだけでハッピーになれる。つまり、これも現世利益の一つの形といえる。

2012-07-23 00:56:33