「土用の丑の日」に考えたいウナギのこと

7月に入り、ウナギに関するニュースやツイートが多く見受けられました。三重大学の勝川俊雄さん(@katukawa)や共同通信記者の井田徹治さん(@TETSUJIDA)、気仙沼から水産関連ニュースなどを発信しておられる @kaku_q さんのツイートを中心にまとめてみました。 基本的に時系列で並べていますが、まとまった話題がある部分は見出しを付けて、前後を入れ替えたりしています。
自然 土用の丑の日 漁業 水産 うなぎ ウナギ 乱獲 持続可能性
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土用の丑の日を前にして、7月に入ってからウナギの価格高騰を伝える話題が多くなりました。ただ、一方で小売の一部では格安販売も行われているという矛盾。そんな中、ウナギの資源は着実に減っているようです。

勝川俊雄氏:「漁師は乱獲、小売りは乱売、消費者は乱食。この国の魚食には持続性という視点が欠落している」

kaku_q @kaku_q
(朝日)一色産ウナギ 都庁で格安販売 シラスウナギが記録的に高騰して業界全体が苦境に陥るなか、あえて話題を作ることで、首都圏の販路で優位に立ちたいという。 http://t.co/AAXqbU3o
銭本慧 @DJkeykei
『本気でウナギを食べ尽す気か(追記あり)』http://t.co/LdpgDnhc
TETSUJI IDA 井田徹治 @TETSUJIDA
本当に、ウナギは厳しいです。早くなんてかしないと。@DJkeykei : 『本気でウナギを食べ尽す気か(追記あり)』http://t.co/D58nkdcr
勝川 俊雄 @katukawa
【Apes! Not Monkeys!  本館】 本気でウナギを食べ尽す気か(追記あり) 「コンビニだけでなく吉野屋やすき屋も。なんというか、もう恐ろしくてたまらんです。資源状態が危機的であることがこれほど明白であるにもかかわらず」 http://t.co/UFo3ICYw
勝川 俊雄 @katukawa
「少なくなったから守ろう」じゃなくて、「漁期を延ばそう」とかやってるんだお。この国の漁業は。 → シラスウナギ漁期1カ月延長 不漁で鹿児島県 http://t.co/LRAHTkv4
kaku_q @kaku_q
(産経)西友がウナギ蒲焼きを280円値下げ 約1カ月間の長期間 西友では月単位のウナギの売り上げが昨年比で1割以上落ち込んでいるという。 http://t.co/LTGlyk26
勝川 俊雄 @katukawa
漁師は乱獲、小売りは乱売、消費者は乱食。この国の魚食には持続性という視点が欠落している。
勝川 俊雄 @katukawa
持続性を無視して、乱獲をする漁師も、薄利多売をする小売りも、安く食べられてラッキーと言っている消費者も、未来の食卓からウナギを盗んでいるのと同じだと思う。
勝川 俊雄 @katukawa
採算度外視で、シェアをとりに行くような資源状態なの??? → 「一色産ウナギ 都庁で格安販売」稚魚のシラスウナギが記録的に高騰して業界全体が苦境に陥るなか、あえて話題を作ることで、首都圏の販路で優位に立ちたいという。 http://t.co/FFHQmeVm
魚類近衛兵 @gyoruikonoehei
今までも水産物の資源問題に取り組んでいる人たちはずっと警鐘を鳴らしてきたのに、ウナギだってここまで減らないと水産庁も動こうとしない現実。“文化”や“伝統”という言葉を免罪符がわりに自国贔屓が過ぎるんだ、日本は。
マルヤマカ高順 @maruyamaka
ブログを更新しました。 『うなぎ高騰で…』 http://t.co/dOcxgJxk
矢作俊彦 @orverstrand
TVで500円を切る『うなぎ弁当』を開発するスーパー社員の苦労話をオンエアしていた。牛丼屋が鰻丼を出したり、レトルトパックにしたり。こういう大タワケがいるから鱔の稚魚が払底して暴騰するんだ。鱔は食べるものじゃない。奢るもんだ。一年に4、5回、自分に奢るもの。給食みたいに食うなよ。
TETSUJI IDA 井田徹治 @TETSUJIDA
ウナギは安すぎますね。こんなことをやっていると資源もだめになり、業界もだめになり、そしておいしいウナギを提供できないので消費者からはあいそを尽かされる。早く気づいてほしいものです。@arantakashi @TETSUJIDA こんばんわ!西友の鰻値下げには信じられません。
TETSUJI IDA 井田徹治 @TETSUJIDA
このところ、ウナギの話で取材を受けることが多い。ウナギもマグロも今の食べ方は間違っている。昔はこんな食べ方していなかったでしょう?生態系のトップにいる「野生生物」なのだから、もっと大切に食べなければいけない。こんなことをやっていたら業界も資源も両方、だめになる。既になりつつあるが
日本養殖新聞 @nysunagi
今日は「ガイアの夜明け」放映日です。今回は、うなぎがテーマです。はて、モザンビカも気になるところです。
勝川 俊雄 @katukawa
量販店の声を代弁した番組だったみたいだね。 → 『ガイアの夜明け』ウナギ特集の感想まとめ http://t.co/hN7mgfjD
元カレンダー深海生物図鑑 制作スタッフ @Abe_ntc
北里大学海洋生命科学部「ウナギ航海記2012」(5月13日~6月28日)http://t.co/h6elnILz
kaku_q @kaku_q
(河北)天然物、元気にうねる 青森・小川原湖でウナギ漁始まる 漁期は6~11月ごろで、年間約20トンの漁獲量がある。エビやワカサギを食べて育つため、養殖物と比べて、香りが良いのが特徴 http://t.co/smPSxtMk
TETSUJI IDA 井田徹治 @TETSUJIDA
食い倒れジャーナリストのやまけんさんのブログのウナギに関する文章。まさに正しい指摘だと思う。 http://t.co/E9eZtjw8
TETSUJI IDA 井田徹治 @TETSUJIDA
この期に及んでウナギを「値下げ」するスーパーがあると知って驚愕!資源がこんなに悪くなっている時に、いつまで薄利多売の安かろう、悪かろうウナギを売り続けるのだろう。業者はいい加減に自分で自分の首を絞めていることに気づくべき。安けりゃいい、という消費者の責任も重大だが。
TETSUJI IDA 井田徹治 @TETSUJIDA
知人と日本橋の「いづもや」にウナギを食べに行くことにした。この夏、1回だけのぜいたく。http://t.co/LykHbUvX 生醤油焼きは他では食べられない。
日本のウナギ稚魚の採捕量の変化

朝日新聞(2010年7月1日付)より

水産庁のウナギ緊急対策とは?
TETSUJI IDA 井田徹治 @TETSUJIDA
こちらが水産庁の「ウナギ緊急対策」。読めば直ぐ分かる脱力系。「国としても地域関係者による話し合いと検討を促進するよう支援します。」だって。いかにも効果なさそう。現場の関係者は白けていると聞いた。 http://t.co/fEyuuwhP
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コメント

Yoshihiro Sato @yoshisatose 2012年7月29日
お三方のツイートを中心にまとめました。他の方の関連するツイートでお勧めなどがありましたら、ご連絡ください。
Rick=TKN @RickTKN 2012年7月30日
Wikiによればウナギの旬は晩秋から初冬にかけてだという。つまり「土用の丑の日」はわざわざ旬をはずしたウナギを食べている事になる。平賀源内のコピー戦略が上手すぎて、本来の旬を見失うという本末転倒な事態。平賀源内も二百年後にこんな事になるとは思わなかっただろうなぁ。
小川靖浩 @olfey0506 2012年7月30日
もともと土用の丑には「うのつく食べ物」を食べろというのが本来の慣わしで、そこで料理屋がうなぎ料理の店が「今日は土用の丑」としたのが始まりというのは有名な話だけどなぁ
うみんちゅ @DEEPBLUE1219 2012年7月30日
資本主義というやつは持続可能性との相性が徹底的に悪いのだね。700円で10年しか食べられない未来より、3500円しても100年後も安心して鰻が食べられる未来を僕は望みます。
mnnkanjinnno @mnnkanjinnno 2012年7月30日
資源が無限に存在することと人間が全て欲望のままに振る舞うことが資本主義の想定している条件だからねえ。
今泉圭介 @suparobomasterK 2012年7月31日
資本主義が悪いわけではない。漁業組合が本気でサカナを護るつもりが無いのが問題。クジラは守るために国際ルールが作られて、今でもシロナガスはなんとか絶滅しないで済んでるのだから
今泉圭介 @suparobomasterK 2012年7月31日
漁業資源を護るために国を挙げて必要な事。エセ科学であり悪影響しかない稚魚の放流の全面禁止。遡上出来る様に河川の整備をする事、そして「未来の子供達が魚を食える様に今我慢する事」の三点。日本の河川は99%以上がダムあるわけだし「原子力が恐いから自然エネの水力発電しようぜ、これぞエコ」って間違った認識が恐い。自然の力を取り尽くすつもりか、どこのFF7?
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