蛮天丸さんによる『幻想ハナガタリ』の感想
ただ、嘔吐合同で全感想ツイートしたらめちゃくちゃ疲れたので、今回は短めに 作品も基本短いし 全作者さんの感想流しますが、2ツイートで全部終わるのはご勘弁
2012-07-30 22:19:00『思い出のデタラメガール』 早苗のほろ苦い17歳の思い出のお話です。私は勝手に高二病的なシンパシーを早苗に感じていました。なんだか自分が自分でないような微妙な感覚。正直、あまり思い出したくない部類の事なのですよね。失敗ばかりの17歳という感じで。 #ハナガタリ
2012-07-30 22:22:14でも、あとになって紅茶を飲みながら思い出すという早苗の心境もすごくよくわかります。嫌なことひっくるめて思い出して優しい気持ちになるという終わり方は、ローズマリーの香りとよくマッチしているのではないかとおもいます。私の勝手な気持ちとよく共鳴してました。(おわり) #ハナガタリ
2012-07-30 22:24:03『飼いもの』 ふわふわっとしたさとこい。この作品での風景描写はかなり好きです。とらえどころがないのがこいしによく似てるとおもいます。でも、そんなこいしがさとりのことをよくわからないという、さとこいにしては珍しいタイプの作品ではないでしょうか? #ハナガタリ
2012-07-30 22:27:21アッツザクラの花言葉的に、こいしは受け身なんでしょうか? でもね、こいしちゃん、そんなことで相手から愛されると思うなよ!(謎ギレ) 終わり方的に純粋ないちゃハッピーではないのが、しんみりして良い感じでした。作者さんはこういうときだけ綺麗なふりをするらしい。(おわり) #ハナガタリ
2012-07-30 22:30:38『徒然想い草』 天子と衣玖の出会いのSSを読むのは初めてでした。こういう感じだったらほんわかして素敵ですよね。天子が素直で衣玖が若干意地はってるのが面白い。衣玖さんオトナなイメージをだいぶ覆されました。それにしてもネコ輔さんこういうの書くのか……と純粋に驚き。 #ハナガタリ
2012-07-30 22:34:12ちらっと小耳に挟んだのでは第一稿と大きく変わったらしいので、そっちも見てみたいなあと思います。それはさておき、意外と終わり方好きです。衣玖と天子似たもの同士のようで、望んでいないかいないかという違いがある。これはかなり切なかった……好きだなあ、そういうの。(おわり) #ハナガタリ
2012-07-30 22:36:15『魔理アリ(略)』 勝手に略してごめんなさいだけど、間違ってはないはず。かなりサクッと読みました。内容もかなり軽めなのでいいと思います。(小並感) もっとお互い素直になれっていうか甘えろっていうか……! 菜の花のお陰で二人の距離が近づい……近づきすぎてね?(おわり) #ハナガタリ
2012-07-30 22:39:59『紅魔館の休日』 ガンバレミリアな話。ギャグという認識で間違っていないはずなのだけど、ツッコミ不在なので読み進めながら段々心配になって来ました。これはギャグですよね? 高度なギャグだと言ってくれ! 花言葉という概念を食ってしまいそうなくらいぶっ飛んでます。(おわり) #ハナガタリ
2012-07-30 22:42:34『Pastiche』 短いながらもかなり濃密な作品。こういう阿求の話はほとんどないと言えそう。でも、これ語るのすごく難しい……! とりあえず阿求と男の幸せについてぼんやり考えたものの、これは幸せとは言えないよなあと勝手に思っています。 #ハナガタリ
2012-07-30 22:45:28阿求が真実を言い出せなかった結果不幸なのです、というのとも違う気はしてます。真実を最初から知ってても二人は互いを求め合うのではないだろうかと。中身について考えだすと止まらないので、とりあえず濃密な文章に圧倒されてました。短くてもこんなにいけるものなのだなあ(おわり) #ハナガタリ
2012-07-30 22:48:13『きみのために』 幻想郷にやってきたマミゾウが何を思うかをやたら気にするぬえは可愛いけど、ヘタレじゃないでしょうか。それがまた可愛いといえばそのとおり! でも、確かにマミゾウさんは故郷を置いて幻想郷に来たわけで、そこに思うことは色々ありそうだと気付かされました。 #ハナガタリ
2012-07-30 22:51:32もっとぬえちゃんを傷つけても良いのではないか? と私は思うけど、そんなサツバツ!はなくてよかったかもしれない、この合同の雰囲気的に。しかしこのマミゾウさんいけめ……親分ですよね、惚れる。(おわり) #ハナガタリ
2012-07-30 22:53:06『A Little Goodbye.』 どうしたことでしょう! 私の望んでいたナズ白ではありませんか! ようやく気づいてくれた! そう、ナズ白とはまさにこういうことだよ! 白蓮がナズーリンに弱さをつい見せてしまうのが醍醐味なのであって、なぜ今までそれを誰も書いてく #ハナガタリ?
2012-07-30 22:55:32……そういう自分のイメージ通りの作品が来てかなり嬉しかったのは言うまでもありません。正直、これは読まれるべき。すべて個人的な感情によるものです。みんなはもっとナズーリンのイケメンさに気づくべきだよね!!!(おわり) #ハナガタリ
2012-07-30 22:57:20『虚空の華』 ひとり語りの作品ですけど、これが具体的な物語になってたらどれだけスゴイことになるかなあと考えざるを得ない。中に流れる思いがスゴイことになってます。ううん、これは感想を言葉にすると魅力が失われそうな感もあるので、ここで止めておきます! (おわり) #ハナガタリ
2012-07-30 23:00:11『紫陽花の予感』 秘封です! 秘封なのです! 蓮子の片想い的な雰囲気があちこちにあるので、最初からちょっぴり切ない気持ちになっていました。それは紫陽花の解釈が一風変わったものだということもひとつあるかもしれません。あんまりいうとネタバレになってしまうな…… #ハナガタリ
2012-07-30 23:03:22最後の通り雨のシーンがかなり好きです。描写はかなりはっきりしているはずなのに、そこに透明なふわっとした何かを見たような気さえしています。まさにクライマックスという感じがしました。しかし、メリー可愛すぎてたまらんね。(おわり) #ハナガタリ
2012-07-30 23:05:26『花ふる巫女と、』 これが一番難解でした。一回読んだだけの今では何かをうっかり言葉にするとどんどん変なところに行きそう。霊夢と紫の関係ってこんなに冷たくて残酷なものだったっけ……とちょっと怖くなるくらいの雰囲気がそこかしこに。 #ハナガタリ
2012-07-30 23:07:55花言葉と自分の中の印象がかなりズレているので、今なお苦しんでおります。やっぱりもう一回読まないとうかつなことは言えなそうなのでこのへんで……(ごめんなさい) (おわり) #ハナガタリ
2012-07-30 23:10:10『輝子の部屋』 タイトル含めてちょいちょいギャグを挟んできますが、最後まで読めばわかる。なんかしんみり終わりますこれ。この合同の最後に来ることで映える作品だなって思います。まあ……四千万年も眠っていればそりゃ幻想郷もなくなりますわね。 #ハナガタリ
2012-07-30 23:12:52やっぱりこの作品で一番魅力的なのは、輝夜の口から語られる自らの変化ですね。行動で書いてないからこそ、一層如実にそれを感じさせられます。とにかくこれは最後に置かれてよかったよかった。台詞も好く映えておりました!(おわり) #ハナガタリ
2012-07-30 23:14:31これで全部の作品に軽く触れたかな? ひとつひとつ短いですけど、どれも「花」を感じさせる雰囲気に満ちていて素敵でした。あと何より、表紙の早苗が可愛いのは反則だと思います。(全体の感想おわり) #ハナガタリ
2012-07-30 23:17:14最後に、蛮天丸さんが以前に呟かれていたハナガタリの感想も掲載しました。