- jonathanohn
- 37212
- 13
- 6
- 6
善く戦う者の勝つや、智名もなく、勇猛も無し。『孫子』(名将が戦に勝つのは当前のことで、そこに名誉や武勇はない。なぜなら優れた武将は戦う以前に勝利する状況を作り出すものだからだ。真の戦上手は、戦そのものよりも、有利な戦局作りに多くの力を割く。)
2012-07-31 11:29:04よく「○○は過大評価。○○が指揮した××という戦いは、○○が勝って当たり前の状況だった」とドヤ顔で主張する人を見かけるが、勝ってあたり前の状況を構築した手腕も評価のうち、ということを忘れているだけ、というのが多い。
2012-07-31 11:33:29「ハンニバルは過大評価。ハンニバルが指揮したカンナエという戦いは、ハンニバルが騎兵戦力で圧倒していたので包囲殲滅できたのは当たり前。ハンニバルが勝って当たり前の状況だった」これをしつこく主張している人は見たことがある。
2012-07-31 11:36:23勝って当たり前の戦いを確実に勝つ手腕も重要ですね RT @rudel101: よく「○○は過大評価。○○が指揮した××という戦いは、○○が勝って当たり前の状況だった」とドヤ顔で主張する人を見かけるが、勝ってあたり前の状況を構築した手腕も評価のうち、ということを忘れているだけ、(略
2012-07-31 11:42:40騎兵戦力が優勢なら簡単に包囲殲滅できるなら、ガウガメラはペルシャの、ファルサルスはポンペイウスの大勝だったろう
2012-07-31 11:43:10「騎兵が片翼・両翼を突破できても、後方の敵野営地や敗走する敵騎兵に向かってしまい包囲できず」なんて状況は沢山あった
2012-07-31 11:46:07少数で多数を撃破した戦いはもてはやされるけど、そういう戦いでもよく見ると勝った側のほうがまともに戦った兵力が多いです。兵をうまく統率して必死で戦わせたり、巧みな機動で敵軍の兵を惑わせて遊兵にし、局地的に数的優位を作りだしたりして、全体の数が少なくても実働戦力で圧倒するわけですね
2012-07-31 11:52:27遊軍が多くて実際に主戦場に展開している兵が少ないとか、戦意が低くて兵がまともに戦わないとか、規律が乱れていて兵が命令を聞かないとか。こういう場合は数が多くても無意味ですね RT @rudel101: 確かに。勝って当たり前の状況を引っくり返された事例も多々ありますから。
2012-07-31 11:56:06@sweets_street @bukrd405 「小勢で大勢を完全に包囲殲滅」なんて将軍にとってはこれ以上ない理想形ですよね。
2012-07-31 11:51:13大軍の機動が困難な戦場を設定し、巧みな機動で地形を利用して囲い込んだ後で、敵が数的優位を生かして包囲を突破する前に殲滅。不可能に近いですね RT @Miles_Gregarius: @bukrd405 「小勢で大勢を完全に包囲殲滅」なんて将軍にとってはこれ以上ない理想形ですよね。
2012-07-31 11:58:46特定勢力の軍事部門担当とか一方面担当とかとして優秀だった人が、勢力のトップになると無能をさらけ出すってのはよーある話。ローマ共和国の下で軍を動かしてた頃のポンペイウスは超優秀。たぶん軍事指揮だけならカエサル以上。でも共和国がグズグズになったらダメだった
2012-07-31 11:57:46@sweets_street 局地戦での勝利を全般的な勝利に繋げる流れですね。ドイツ軍の電撃戦は、精強な戦車部隊で敵後方を引っかき回して敵を機能不全に陥れて勝利するという手段をとっていますし。敵がドイツ軍の電撃戦に「慣れて」冷静に火力で圧倒するようになると魔力が消えましたがw
2012-07-31 11:55:42@uchidahiroki @sweets_street 電撃戦は緒戦を耐えられるとどうにも後が続かない様子。まるでビッテンフェルトのような…
2012-07-31 12:05:57戦力集中と機動で獲得した局地的な優位を徹底的な速攻で拡大して敵軍を崩壊に追い込むというのは、遊牧民お得意の戦い方でもあるんですが、これは敵軍がしっかり兵を統率して、陣地や火力で防護されたら通用しなかったりしますよね @uchidahiroki
2012-07-31 12:06:38@bukrd405 カンナエはむしろ「総兵力では大きく上回っていた筈のローマ軍が包囲殲滅された」戦いなんで…
2012-07-31 11:40:45@sweets_street カンナエも、ローマ軍は突出しすぎて縦深が深くなりすぎ、数では上回りながらも戦力の多くが遊兵となっていました。
2012-07-31 11:55:48ハンニバルは突出を誘うために、わざと中央部を手薄にしていますね。そのあたりが戦術の妙です RT @Miles_Gregarius: カンナエも、ローマ軍は突出しすぎて縦深が深くなりすぎ、数では上回りながらも戦力の多くが遊兵となっていました。
2012-07-31 12:07:28マンシュタイン・プランも、一応、そうなるかな。フランスは長期戦をやる気で航空戦力の大半を温存した結果、遊軍としてしまったし、連携はシステムの問題から機能しなかった。対してドイツは、機動力を活かせた。
2012-07-31 12:08:37@uchidahiroki @sweets_street 後方に浸透し指揮統制を破壊するという戦術を「全周陣地を作って後ろに回られようが上級司令部と連絡がつかなくなろうがその場で粘る」という身も蓋もない対策で1918のフランス軍は防ぎきっている。1940までになぜ退化したんだろう
2012-07-31 12:19:14