広島教採塾さん「模擬授業中の問題行動」についてのツイート。

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レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

文章は書けば書くほど上手くなる。いや、正確に言えば、想いを言葉にすればするほど上手くなる。書くだけではダメ、想いを書くのなら本当の練習になる。想いを書く練習を何十回何百回としていく、これが文章に秀でるコツだ。「魂を文字にする、魂を音にする。」それが言葉だ。皆さん、頑張れ!!

2012-04-23 23:08:59
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

カッコいい言葉だけで遊んでもすぐに化けの皮が剥がれます。言葉がカッコいいかどうかが問題なのではありません。そのカッコいい言葉に行きついた想いの過程が重要なのです。その想いの過程がにじみ出ているかどうかが表現を生かしたり殺したりするのです。

2012-04-23 23:12:28
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

教育心理で出てくるヴィゴツキーは、言語の外言と内言というあり方を説明していますよね。外言としての言語とは伝達の手段、内言とは思考そのもの。言語って、伝達の手段と、思考そのものの二面性を持っているんですよね。これはとっても大事なことなんです。

2012-04-23 23:35:08
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

ヴィゴツキーの理論からはちょっと離れますけど、言語って、思考=想いの部分と、伝達の手段=表現・言葉そのもの・伝え方とが両方合わさって初めてその本当の力を発揮するんですよね。

2012-04-23 23:36:49
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

想いもなく作りだした表現はどうしてもパワーがない。想いがあっても表現が稚拙だと相手を動かしづらい。言葉って思考そのものであり、かつ、メッセージ伝達の手段。 思考と伝達手段の両面を持つからこそ、言語表現を磨くには、想いと表現技術の両方を磨かなければならない。

2012-04-23 23:39:22
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

分かってはいるけれど、なかなかうまく実践できないのが言語表現ですよね。でも、それがうまく実践できると、自分も相手も心地よい。それが共感、それがコミュニケーションの成立、それが感動なんですよね。教採の面接は、そんな言語能力があるかないかを試す舞台です。

2012-04-23 23:41:22
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

だから、個人面接、集団面接、集団討論、場面指導、集団活動、ロールプレイなどと手を変え品を変えて、コミュニケーション能力を試してくるのです。そして、その能力こそ、教師に必要な能力なのですから。

2012-04-23 23:42:31
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

言語の専門家としての眼から見ると、「教採侮り難し」ということになりますね(微笑)。 教育史の人名を覚えるのは何の役に立つの?なんて思うことはありますが、教採はかなり的確に採用すべき人物を選べる仕組みを持とうとしています。

2012-04-23 23:45:14
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

人を想いと言葉で動かすことができるかを試し、専門教科の専門教養があるかを試し、授業や場面指導ができるかを試し、教育に関わる法規や心理学や理論を知っているかを試す。結構、まともな試験制度じゃないですか、ねえ。

2012-04-23 23:48:11
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

教採での模擬授業の際に、面接官が生徒役をする場合は、時として、生徒役に扮する面接官が不規則発言や問題行動をわざとして、模擬授業をしている受験者がどのように対応するかを見ることがある。広島県のように15分も模擬授業時間がある場合は、必ずと言っていいほど、行われる。これも対策が必要。

2012-04-23 23:55:45
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

今、質問がありました。「今年広島県中学校外国語科を受験予定のものです。広島県ではリスニングが出題されるのですが、リスニングが何分程度かかるか教えていただけませんか。以前開かれた教育委員会主催の説明会ではリスニングの音源はないと言われたので。ご存じでしたらよろしくおねがいします。」

2012-04-24 00:02:56
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

ご質問にお答えします。広島県の英語のリスニングは3つの部分に分かれています。第1部は英語で6つの短い会話を聞いて、それぞれの会話に対する答えを選択肢から選ぶものです。ひとつの会話そのものは、Aが聞きBが答え、Aがもう一度何か聞き、Bがさらに答えるくらいの長さです。全部で4行くらい

2012-04-24 00:06:12
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

第2部は、200語前後くらいの文章が朗読され、それに対する質問が2問あり、その質問への答えを英語で記述するというものです。こういった問題が2問出題されるのが第2部です。

2012-04-24 00:09:59
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

第3部は、300語弱くらいのやや長い英語の文章が朗読され、それを聞いて、それを英語で要約するという問題です。これは1題が出題されます。100語程度で要約するようです。

2012-04-24 00:13:11
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

さて、模擬授業中の面接官扮する生徒役による問題行動等に対処する話に戻りますね。

2012-04-24 00:18:20
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

授業の流れを壊さず、適切に場面指導をする。それを自然な形でやらなければなりません。広島教採塾では、15分の模擬授業中に数回、生徒役の「悪ガキ」(笑)が不規則発言、問題行動を起こします。それに対処しつつ、本来の授業を進めることが達成課題です。

2012-04-24 00:20:04
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

広島教採塾で先週の土曜日に行った模擬授業では、次のような問題行動・不規則発言に対応しながらも、本来の模擬授業の授業目標を達成するようなな授業をするということに挑戦しました。

2012-04-24 00:23:14
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

1. 席を離れて、立ち歩く。先生に止められたら、「授業がつまんないんだもの」というような返事をする。特に反抗的ではなく、自然な感じで。

2012-04-24 00:23:21
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

2. トイレに行ってもいいですか? と言い、たぶん先生が行かせてくれるので、行って帰ってきてから1分後くらいに、また、トイレに行ってもいいですか?と繰り返す。また行かせてくれたら、さらに1分後に、トイレに行ってもいいですか?と切り出す。特に反抗的ではなく、自然な感じで。

2012-04-24 00:23:34
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

3. ノートにマンガ(イラスト)のようなものを書いて隣の人に見せる。隣の人とコソコソと話をする。

2012-04-24 00:23:42
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

4. 「先生、お腹がすいた!!」と叫ぶ。

2012-04-24 00:23:55
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

5. 机に伏せて寝る。先生に起こされたら起きるが、またすぐ寝る。

2012-04-24 00:24:03
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

6. 紙の切れ端にメッセージのようなものを書いて回し読みを始める。

2012-04-24 00:24:13
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

7. 目立たぬようにではあるが、あまりこっそりでもなく、キャンディーを食べ始める。

2012-04-24 00:24:22