路上駐車氏が見てきたドイツの日本のアニメ、マンガ販売店の現況レポート

再び路上駐車氏( @rojyouchusha )がドイツ旅行に行って下さり、今度は日本のアニメ、マンガ販売店の現在の状況をレポートしてくれました。 関連: 路上駐車氏が見てきたドイツのエロ本販売事情。欧米は日本より厳しいというのは真っ赤な嘘でした。 http://togetter.com/li/289823 続きを読む
マンガ 旅行 ドイツ アニメ 表現規制 海外
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@rojyouchusha
ドイツ、ベルリン・フランクフルト周遊旅行より帰国いたしました。なお、旅行中、また帰国後の調べ物中に色々と政治で動きがありましたが、まずは現地で見てきた日本マンガ・アニメ販売店の現況をお知らせいたします。 http://t.co/GjGII8La
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@rojyouchusha
現地でマンガ店や書店を見に行ってみた結果、少女漫画のような絵柄の女性向けの作品が非常に多い印象を受けました。またCool Japanというほど熱狂的な感じではなく、あくまでささやかに遠い極東の小さな国の文化を楽しむというイメージで捉えてもらえるとちょうどいいと思います。
@rojyouchusha
なお、こちらのサイトを参考にご覧頂くとより現地の状況が良く掴めるかと存じます。http://t.co/wKMbv3sa このサイトはヨーロッパにおける日本マンガ文化について各国のレポートを載せています。
@rojyouchusha
http://t.co/SgeeFkBN こちらはドイツ最大のイベント「Connichi」を主催する団体。ドイツでは中小のコスプレイベントが多数開かれており、その中の1つに遭遇することができました。後述します。
@rojyouchusha
思いのほかマンガ専門ショップは多く、大型書店でも取り扱われていましたが書店での取扱スペースはせいぜい本棚1つか2つ。日本や台湾のように大々的にスペースをとっているという状態は見られません。
@rojyouchusha
売られているマンガには出版社独自に推奨年齢が入れてあります。年齢指定されていない作品もありますが、エルフェンリートが18歳以上推奨、Highschool of the dedが16歳以上推奨、一騎当千が16歳以上推奨等々…となっていました。
@rojyouchusha
ただ、これらのマンガは別に推奨年齢があるからといって区分け陳列されているわけではなく、せいぜい18歳以上推奨作品がビニールパウチされて、その他のマンガと一緒に置いてあります。
@rojyouchusha
なお、出国前に聞き及んでいた韓国製マンガ(Manhwa)についてですが、存在を確認することができませんでした。Tokyo popという会社からは多数の韓国マンガが実際に出版され、http://t.co/meMCvYlhこちらのようなファンサイトもあるにはあるのですが。
@rojyouchusha
思うに、韓国製マンガの絵柄はファンサイトを見る限り日本マンガと大差ありません。そのため現地からすればMangaだろうがManhwaだろうが、絵柄が似ていれば全てひとくくりにされてマンガコーナーに陳列されていると想像できます。そのため発見できなかったのでは、と考えます。
@rojyouchusha
ただし、日本で韓国製マンガであるManhwaのことを調べてみると、「別コーナーで陳列されている」だの、「日本マンガを圧倒している」などと書いているサイトが散見されますが、そういった事実はありません。Manhwaは日本のマンガよりも苦戦している、というのが実情です。
@rojyouchusha
Manhwaという言葉を作り出し、日本マンガと差別化をしてまで売り込みをかけたい韓国政府の意図は理解できますが、人のまわしで相撲をとろうとか、人気にあやかろうとするとこういうことになるという証明ではないかと。日本マンガにはない独自性を再度検証したほうがよろしいと考えます。
@rojyouchusha
これに関連してK-popの売り込みについても、反韓系webで人気捏造の嫌疑がかかっていることを帰国後知りましたが、未調査のためコメントできません。今後北米方面、また再度欧州旅行時に調べようと考えています。
@rojyouchusha
話を戻します。ドイツにおいて日本を含めた全てのマンガというものは大きく2つに大別されます。1つはキャラクターの魅力を前面に押し出した日本マンガのような物。これは「Manga」となります。もう1つはストーリー重視の劇画的なアメコミのような物。これは「Comic」となります。
@rojyouchusha
このMangaとComicが非常に面白く、置かれている場所まで違えば、読者層も全く違います。Mangaはティーンエイジャーが群がっているのに対して、Comicには大人が群がっています。ちなみに、ドイツ版はだしのゲンとブッダはComicコーナーに置いてありました。
@rojyouchusha
本屋やマンガショップで見た感じ、流行っているのはComicの方でMangaはイマイチかな、という印象を感じました。この2つのジャンルの中間を取るマンガというと、日本国内ならば結構たくさんあるのにドイツにはあまり、というかほぼ無いように感じられました。
@rojyouchusha
レイティングの話が出ているようなので、マンガショップと一緒に見てきたアニメDVDやゲームについても触れます。ドイツにおいては映像分野のレイティングに「FSK」というものがあり、あらゆる映像作品に対して様々な年齢制限がかかっています。
@rojyouchusha
FSKは0(白色)、6(黄色)、12(緑色)、16(水色)、18(赤色)と分けられていて、規定の年齢を超えなければ見せてはならない、と取り決めがされています。ちなみに、ドイツ語版魔法少女まどかマギカはFSK12でしたので、12歳以下には見せてはならない、ということになります。
@rojyouchusha
ただし、FSKでレイティングがなされているからといって、日本の都条例ように実質発禁となったりはしません。全ての映像作品はレイティングの上店頭に全て陳列されています。ゲームにも言えることで、ゲーム業界にはより厳しい規制が敷かれており、特に流血物はドイツで非常に売りづらくなってます。
@rojyouchusha
ドイツでのゲーム規制は日本よりも厳しいと有名で、あまりの厳しさに発売中止を余儀なくされたものも少なくありません。また、ナチスドイツを連想させるあらゆる印や描写は法律で固く禁止されています。
@rojyouchusha
余談ですが、ドイツの道端で警察官にナチ式敬礼やハイルヒットラー、などと叫ぶと即逮捕されます(本当です)。ドイツに旅行する際は旅行かばんや服装などにナチスを連想させるものをつけてはいけません。
@rojyouchusha
そんな状況のドイツのゲーム業界ですが、フランクフルトにあるデパート「カールシュタット(Karstadt)」のゲーム売り場を覗いてみると、売れ筋ベストテンには見事にアクションゲームが並び、日本のゲームは圏外でした。
@rojyouchusha
売られていた日本ゲームではグランツーリスモ、ポケモン、ナルトの格闘ゲーム(題名失念)、FFXIV、アルカナハート3、KOFで、それ以外は見かけませんでした。大分偏っているように感じます。
@rojyouchusha
さて、再度話を変えまして、今度はベルリンで遭遇したコスプレイベントについて書こうと思います。場所はベルリンテレビ塔のお膝元、SバーンとUバーンの一大ターミナル駅であるアレクサンダープラッツ駅前。 http://t.co/xeAV1NsO
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@rojyouchusha
駅前が集合場所だったようで、たまたま横で演奏をしていたバンドの曲に乗せて一部の方々が自然発生的に踊り始めました。日本では少々考えられない風景かもしれません。 http://t.co/q5dyXLCa
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@rojyouchusha
このイベントは「Wald und Wiesen Treffen 2012 」というもので、前述のAnimexxで事前告知されていました。http://t.co/cNXLxPgxリンク先でイベントレポートが見れます(ドイツ語)。
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コメント

silly (蓮實 智久) @sillism 2012年8月6日
一過性に燃え上って鎮火してしまうブームよりも確実に定着して愛好し続けられる方が長い目で見たら大事なので、その萌芽が目を出してきていると考えるべきなのだろうか?オタク的感性の持ち主は世界中にいると思うので金を稼ぐのも結構だが世界の同志のオタライフがサポートできるようになると良いなあ・・・