一二 まっくろなひと
- horror_taiken
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@horror_taiken 私がこれを体験したのは、小学6年生の時でした。その頃、私は生徒会の様な委員会に入っていて、その日は離任式の先生に向けた作文を書きに学校へ訪れていました。
2012-08-04 18:21:52@horror_taiken 一緒に来ていた友達二人は、図書室で先生のお手伝いをしていて、一つ下の階で作業していた私を待っていてくれました。
2012-08-04 18:24:45@horror_taiken 私の方が二人よりも早く終わり、友達のいる図書室に向かい作業が終わるのを待ちました。そして、友達も作業が終わり帰ろうと図書室を出ました。
2012-08-04 18:27:19@horror_taiken 私は左側を歩きながら、1番近い階段から下に下りようとしました。でもその時、何故か図書室から離れた音楽室が気になり、ふと視線を向けました。
2012-08-04 18:29:27@horror_taiken 音楽室の前辺りを真っ黒な服を来た人が歩いていて、普段なら誰か先生だろうと思うのに、何故かその時は、不思議に思い、友達に「今、誰か居たよね?」と尋ねました。
2012-08-04 18:32:13@horror_taiken 端を歩いていた友達は同意してくれたのですが、真ん中を歩いていた友達は見ていなかった様で、もう一度音楽室側を見ました。でも、そこに人影はありませんでした。
2012-08-04 18:35:34@horror_taiken 私たちが話をしていたのはほんの数十秒で、音楽室に近い階段から人影がそんなに早く居なくなる筈はなかったのです。怖くなった私たちは、階段をすぐにおり、下の階に居た先生に尋ねました。
2012-08-04 18:37:51@horror_taiken 尋ねてみると、誰も上がって行かなかったと返されました。先生が居た教室は、階段のすぐ傍。そして、教室の下は職員室。
2012-08-04 18:40:43@horror_taiken ちなみに、真ん中を歩いていた友達は、家族が割と霊感があり家でも不思議な事がある様ですが、その子自身は家族が見えていても分からないそうです。
2012-08-04 18:47:43