丸山天寿のインタビュー動画
- Sotobato_Nihu
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『琅邪の鬼』読了。すごく面白かった。僅か300ページほどの長さでありながら、京極堂シリーズ並みに不可解な事件が続出する展開はまさに圧巻。謎解きも見事だし、ラストでチャンバラを入れたりとサービス精神旺盛なのも素晴らしい。歴代メフィスト賞受賞作の中でも五指に入る傑作だと思う。
2010-07-13 09:41:45というかこれ、賞金なし&一般文芸層にはマイナーなメフィスト賞に送ったのはもったいなかったのでは? 日本ファンタジーノベル大賞でも恐らく大賞だっただろうし、もしかしたら乱歩賞でもいけたかもしれない。まあ作者は本格ミステリ好きのようだからメフィに送った気持ちはわかるけど。
2010-07-13 09:46:01@k_akiduki 「琅邪の鬼」は自分も歴代メフィスト賞受賞作の中でも五指に入る傑作だと思います。読み始めこそは地味ですが、中盤、死体が甦ったあたりから一気に加速しましたね。ただ巷では思いのほか読まれていないみたいなので残念です……。
2010-07-13 09:51:37面白いなと思ったのは、作中で誰も「死者蘇生」を否定しない点。死者蘇生が起こったかもしれないという前提で真面目に議論されるのは実に新鮮だった。「死んで蘇った後、また殺されて、しかもまた蘇った」というような仮説とか普通のミステリではまずお目にかかれないし。
2010-07-13 09:53:50「違う違う。儂は本格ミステリより中華チャンバラや邪馬台国ものが書きたいんじゃよ」 QT @k_akiduki: // まあ作者は本格ミステリ好きのようだからメフィに送った気持ちはわかるけど。
2010-07-13 10:00:05@taipeimonochrom 公式サイトでの作者インタビューを読む限り、本格指向の強い作家だと思うのですがどうでしょう? 何せ好きなミステリが『ブラウン神父』『なめくじ長屋』『亜愛一郎』とのことですし。
2010-07-13 10:06:55@k_akiduki メフィスト同窓会で「儂が書きたいのは邪馬台国ものなんじゃよ」と氷川氏に話していたとかいないとか……。もっとこれは本格ミステリ云々ではなくて「中華チャンバラよりは邪馬台国」という意味だったのかもしれません。詳細について氷川氏のコメントをさりげなく期待、です。
2010-07-13 10:10:18@k_akiduki それと『ブラウン神父』『なめくじ長屋』『亜愛一郎』というのは非常によく判りますね。様々な小技の元となる着想、着眼点の素晴らしさは確かに、ここに挙げられた三シリーズにも通じるものがあります。
2010-07-13 10:12:57@taipeimonochrom ああ、そういえばそうでした。あと邪馬台国物といっても、邪馬台国を舞台にした物語なのか、邪馬台国について推理する作品なのかで大きく違いますよね。ミステリファンとしては後者を読みたいところではありますが。
2010-07-13 10:21:42@k_akiduki 御大の「写楽」に触発されて、機内説や九州説を超えた驚天動地の新説をブチあげた新作を期待ですね。萌え対策に関しては、現代編で卑弥呼の生まれ変わりとされる娘っ子が太古より伝えられる秘伝武術の継承者でもあり……とかすれば(以下自粛)。
2010-07-13 10:26:42「丸山さん、メフィスト読者の大半はミステリ読者なんですから、インタビューのゲラ。『好きな作品』のところは、こちらで『好きなミステリー作品』としてブラウン神父ものとかに修正しておきますから」「だから儂の書きたいのは中華モンと邪馬台国ものなんじゃが……」
2010-07-13 10:29:57.@k_akiduki @taipeimonochrom @mysteryEQ 丸山天寿の公式インタビュー動画は御覧になりましたか? いまちょっと確認できないんですが、こちらでもミステリの趣味について語ってたと思います。 http://tinyurl.com/34hcnta
2010-07-13 12:36:52@Colorless_Ideas 公式でそのようなものが出ていたとは知りませんでしたね。では早速帰ったらチェックさせて頂きたいと思います。情報、有り難うございます。
2010-07-13 12:43:58@Colorless_Ideas これ、見ました。それよりも丸山氏が自分を「ボク」と言っていたことに衝撃。すっかり「儂」だろうと思ってました(爆)。
2010-07-13 15:13:24@taipeimonochrom え? 丸山氏ってボクっコだったんですか!? 自分もてっきり一人称は「儂」だとばかり思っていました(汗)。
2010-07-13 15:50:35@Colorless_Ideas それでキャラの変化についてツッこれまた時には、「ああ、ありゃあ、編集の人に言われて仕方なく演じとったんじゃよ。まあ、とにかくそんなわけで邪馬台国は……」と内幕を明かしてくれるという展開を希望(爆)。
2010-07-13 18:33:21@taipeimonochrom 「丸山さん、インタビューお疲れ様でした。これで大半の読者はごまかせたと思います。やっぱりイメージって大切ですからね。きっと丸山さんのこと、北村先生みたいな人だと思ってくれますよ。……あ、あと娘さんももうカンペ下ろして頂いても大丈夫ですよ」
2010-07-13 18:57:17@mysteryEQ 「ふう……途中でついつい『田舍におる』とかいつもの口調が出てしもうたが、まあ次第点じゃろうて……で、ちゃんと演じてみせたんじゃから、次作は本格ミステリじゃなく、前に話した、ホレ、女は卑弥呼しか出てこないいう、邪馬台国のやつを書かせてもらえるんじゃろうな?」
2010-07-13 19:08:29@taipeimonochrom 「そ、それじゃあここまでやった意味がないじゃないですか。ほら娘さんも何か言って下さい……え?どうせなら邪馬台国にタイムスリップした大学生の主人公が卑弥呼と恋に落ちる『王家の紋章』みたいな話がいい?そんなのはハーレクイン文庫とかでやって下さいよ!」
2010-07-13 19:31:18@mysteryEQ 「しかし最近は、ひ弱な男と勝ち気なおなごの恋愛ものが受けると聞いたもんだから、ホレ、最近の腑拔けた大学生と凛とした卑弥呼じゃったら面白いものが書けると思うてな……そうじゃ、何だったら插し絵を入れてもいい。儂の好みだとダーティ松本先生とかの、こう……」
2010-07-13 20:06:11@taipeimonochrom 「って丸山さん、沼正三か団鬼六にでもなるつもりですか!うちはミステリだと何度言ったら分かるんです!ほら、娘さんも断固として反対してますよ。うんうん、もっと言ってやって下さい。え?私だったら風船クラブ先生を押すんだけど……って結局そっちかよ!」
2010-07-13 20:31:48@mysteryEQ 「そりゃあ、この子は内山亜紀先生の本だけでも三十冊以上は取り揃えておる天寿堂の娘じゃから、風船クラブ先生の名前を出してきても何の不思議もなかろうて。しかしそうなると次作を映画化するとしたら、卑弥呼は卑弥呼さんに演じてもらわなくちゃいけなくなるのう」
2010-07-14 07:37:55@taipeimonochrom 「そんな若奥様な卑弥呼はお断りです。しかし確かに丸山さんの作品は映像映えしそうですが、そうなると特撮とか大変そうな気が……え?娘さん、何ですか?……そんな作品にぴったりの制作元を知ってると。ふむふむ、それはTMA……って、またそっち系かよ(怒)」
2010-07-14 09:01:59