むかしのスタンダードナンバーって、なんかレトロフューチャーな感じがするんだけど、その後のポップミュージックの進化の過程で削ぎ落とされてしまったロストテクノロジーが眠っているように思えるからってのもあるんだろうな
2012-08-12 23:18:03@kisoem YMOというか特に細野さんは削ぎ落とされる前と後を自在に意識的に動き回れるところが大物たる理由だと思ってるんだけど,それって実はクラフトワークも同じことが出来るんだなって最近気づいた.テクノのオリジネイターだけが持ってる化け物感ってそこかなぁと.
2012-08-12 23:23:34@kisoem 昔よく,そういう本ないか調べたなぁ.高くて断念したことが多いけど.多分にジャズからのアプローチのものが多かったような.でもジャズ目線以外のものが欲しいよね.
2012-08-12 23:25:56"ジャズというスタイルの音楽がこの世に存在しなかったとしたら、広い意味でのポピュラー音楽の世界に「スタンダード」というものは存在しなかったのではないかと思います。民謡、ニグロ・スピリチュアル、流行り歌、ミュージ..."... http://t.co/ZHpmVBrY
2012-08-12 23:27:21@napoli_6 楽譜ものはあるんだけどね。それぞれの謂れを知りたい。いまTumbった記事を今日みてて、なるほどジャズが編纂して初めて「スタンダード」が生まれた、というのは面白いなと思った。
2012-08-12 23:29:25@kisoem 話逸れるかもだけど,ジャズを経由しなければ「スタンダード」にならないかというのは疑問で,たとえば Moon River はジャズの助けが無くてもスタンダードだよねぇとか思う訳で.後,ジャズを経由することで削がれるエッセンスってのもあるよなぁとか.
2012-08-12 23:41:40@napoli_6 あー、たしかに。「ジャズの曲」としか認識していなかったけど、元々はそれが映画やミュージカルの主題歌で、ヒットソングだった、って知った時の、なんか価値観が覆った感じ「込み」での「スタンダード」。
2012-08-12 23:44:20戦後日本のウクレレブームで生まれたLunaというブランドを、ブームが去った後もウクレレを作り続けたキワヤ商会のプロデュースで作った、という「物語」重視でLuna LS-4を買ったようなところがある。
2012-08-12 23:38:18ウクレレ自体にもレトロフューチャーを感じているところがある。マーチンがアコギよりウクレレの生産本数が多かった時期があるとか、戦後日本でウクレレブームが(ロカビリーが台頭するまでのいっとき)あったとか。そのウクレレでスタンダードを演奏する二重螺旋のレトロフューチャー。
2012-08-12 23:36:53"1920年の年間ギター生産数は1149本に達していたがウクレレの生産は何とギターの2倍近い数を記録した。" http://t.co/1iCd0PIM
2012-08-12 23:50:02(承前)子供の頃いきなりラグタイムというジャンルがものすごく好きになって、最初はピアノの練習曲だったのかな、その後スコットジョプリンのレコード探し回ったことを思い出した。あれがなかったら大戦前の時代に惹かれたり、ジャズを辿って古いミュージカル映画を観たり、しなかったかもしれない。
2012-08-13 11:30:53続)それで、子供の頃に私がラグタイムという音楽に感じたものは、紛れもなく「レトロフューチャー」だと思うのですよ。スペーシーなシンセサイザーの音が氾濫する時代に生まれたけど、教室で習うクラシックよりテレビで観るポップスよりも、ラグタイムが一番「今ではない時空」に飛べる感じがあった。
2012-08-13 11:41:15