私のアイコンを無断転載した人とお話してみたの巻。
- nekoi_yuyu
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聞いてみて思ったこと
確かに何かを創作する人にとっては著作権の大切さも無断転載をされた際に起こるトラブルも色々熟知している。 でも、転載する側は「無断転載に対する影響」も「著作権に関する知識」も知らないままネットの波に飲まれている。ネットリテラシーもだけど、前提知識を知る機会が無いんだと。
2012-08-14 23:59:33学校とかでネット上の著作権についてなどの知識を学ぶ機会は得られているのだろうか。
インターネット黎明期の頃は
「ホームページ作成の素材は色々サイトから持ってきてオッケーイ」
とかいう先生の言葉を真に受けて、無断使用&素材サイトから直リンクをする
バカヤロウが溢れていたものだ。
追記
文化庁のサイトに現在指導している資料があるとコメントを頂いた。
最近のネット著作権について文化庁でWeb漫画を公開している。わかりやすい内容だけど、「素人でも著作権をもつことができる」ことに気が付くかは微妙なラインだなぁと思ったりした。 http://t.co/9Efm7xSe
2012-08-15 07:23:06無断転載・使用トラブルは今に始まったことではなく、ホームページ黎明期から絵や文の盗用はあった。 その際盗用側が口にするのが「宣伝になると思った」である。 今回話をした転載者もそうだが、自分が余計なことをしているということに気が付いてないのだ。
2012-08-15 07:30:46知る機会が無いままネットを始める→SNSやアップローダーで好きな絵や写真を保存する→よくわからないけど素敵な絵or写真だし、アップロードした本人も使ってもらえて喜ぶだろう→アイコンにしちゃったぜ☆という流れになっている模様。その時点で特大の地雷を踏んでいる訳だが。
2012-08-15 00:00:01そこを事前知識のある作者や知人に「犯罪すんなこの盗っ人が!」と一括される。怒られた側は”何が禁忌に触れたのかわからない”ので「なんで怒られたの?」と頭の中が「?」になったり「ネットにアップしたほうが悪いんだろ!」と逆ギレしたりする。お互い会話のドッヂボール状態。
2012-08-15 00:00:16会話のドッヂボールになった一例
アイコンを無断で転載されたり、利用されたりすると?
リクエストやプレゼント等で依頼したオーダーメイドアイコンだった場合「依頼主以外に使われるという失態をおかした」という信用問題に繋がるということ。これが結構ダメージ大きいのです。信用が下がったら仕事がなくなる可能性がありますから。
2012-08-15 00:01:23人のアイコンを無断で使ったアカウントで
転載者が作者と違う言動をしたり
罵言暴言を吐いて炎上してしまった場合、
アイコン作者に掛かる負担は計り知れない。
「このアイコンは○○さんだ。こんな暴言吐くんだ。引くわー」
と、アイコンだけを見た人が作者の発言だと勘違いしたり、
「うわー、こんな暴言を吐く人と○○さんは知り合いなんだ。引くわー」
と、作者の繋がりや人間性を疑われたりして、
作者との繋がりを絶つ人もいたりするのです。
無断転載における作者へのダメージは思っている以上に深いのです。そこのところを説明しながら「ダメだよ」と伝えれば、相手は大方わかってくれるような気がします。
2012-08-15 00:02:58大切なのは「なぜダメなのか?」を知ること。
「人の作品盗みやがってこの泥棒猫」と罵倒するだけでは
「じゃあ盗まなくて金払えばいいんだろ」とか
「じゃあ見せるなよ。アップするなら自衛しろよ」と
開き直られたりするものです。
侵害行為としてはどういうものなのかはこちらを参照
おぼえておくといいかも知れないこと
【とりあえずおぼえておこう:1】オリジナルイラストであれ、二次創作イラストであれ、写真素材であれ、玄人素人関係なく著作権は作者のものである。作者が使用してもいい条件などを記載している際はそれに従わなきゃいけない。
2012-08-15 00:04:43日本の著作権法の下では、原則として、
著作権は創作の時点で自動的に創作者(著作者)に帰属する。
ただし著作権は財産権でもあるので、使用者に権利が発生するパターンもある。
ミッキーマウスの著作権が原作者のウォルト氏だけじゃなく、
彼の会社やテーマパーク、オフィシャルグッズの販売まで
カバーしてるのもそのパターンの一例といえる。