現代日本文学翻訳・普及事業(JLPP)廃止?
- booksbanana
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これ残念だなあ…。個々のチョイスはともかく、一定の成果は挙げていたと思うけど。 QT @kasamashoin: 文科省:日本文学作品の翻訳事業廃止 http://t.co/ik8Vg5SB
2012-06-21 07:00:18文科省の翻訳事業廃止についてはまだ詳細がつかめてないので大したコメントができないのですが、少なくとも受け身で「訳される」ことと、こっちから「訳して持ち込む」ことは文化的にも政治的にも全然意味合いが違うんですけどね。一緒くたにしてはいかんです。
2012-06-21 10:27:29中国が中国現代小説の日本語翻訳に金出してくれるというのに→文科省:日本文学翻訳事業を廃止 http://t.co/9XNHnkMl
2012-06-21 10:53:29文科省に事業を仕分けられた、文化庁の事業「現代日本文学翻訳・普及事業」・レビューシートはこちら(PDF)→ http://t.co/doEodsUO ●文化庁の「現代日本文学翻訳・普及事業」サイト→ http://t.co/yqb4pXi0
2012-06-21 11:11:37今回仕分けされた現代日本文学翻訳・普及事業の対象作品リスト。(文化庁サイト) http://t.co/UpcUFWRk 最新の第5回の選定作品は太宰治(独)から目取真俊(仏)、町田康(英)、舞城王太郎(英仏)まで。 http://t.co/YX4SB5Fb
2012-06-21 17:51:12外国で日本文学の授業を教えるとして、これらの作品が使えるか否かでどれだけの違いがあるかを想像してみてほしい。過去に私もこの事業で出版された『抱擁家族』を授業で使ったことがある。
2012-06-21 18:01:58「現代日本文学翻訳・普及事業」についての行政事業レビューの録画。 http://t.co/gqIZUmlj 3:22:00 ぐらいから。
2012-06-21 18:02:04仕分け人(市川眞一氏)が、アメリカのあるオレゴン州の大学図書館を調べたら宮部みゆきや東野圭吾の英訳本(民間で出版された本)が既に所蔵されている、と指摘。民間の事業で十分だと言いたいのだろうか。 3:40:00 くらいから。
2012-06-21 18:08:08仕分け人(藤原和博氏)。翻訳出版をしていなかったトッパンが受託していることを問題視。それから宮部みゆき『火車』をなぜあえて訳すのかと。
2012-06-21 18:17:03鳥飼玖美子氏「契約未了の作品が多いのは何故か。本気でないのではないか。また質の保証はどうしているのか」文科省の人の答えが甘いな…。
2012-06-21 18:22:55まあアカデミックな翻訳のペースは民間で考えるよりもゆったりしたペースであることは間違いないが、国のお金を使うならプロジェクト管理はしっかりやらないとな…。
2012-06-21 18:25:00小池保氏。韓国の例などを引きながら、国家事業として行うなら戦略性が必要と指摘。世界に売り込むうえでの「文脈」があるのかどうか。こういう事業は途中でボルトを締めるべきと。
2012-06-21 18:27:12納期が遅れがちなのは翻訳者が少ないからではないかという文科省からのコメントを受けて、鳥飼氏「翻訳者の養成は多言語で、日本語教育と関連づけながら長期的に行ってほしい」
2012-06-21 18:38:25南学氏「翻訳の利用についてcitation indexのような統計的指標はないのか」むむむ…統計的指標…
2012-06-21 18:40:31市川氏、出版された書籍一冊あたりのコストを9000円余りと計算。文化発信ではなく普及としてみれば売り上げの数字が貧弱ではないかと指摘。コストの議論はそぐわない気もするが…。
2012-06-21 18:54:21小池氏。翻訳は日本人の自己認識にも関係するのに海外にばかりベクトルが向いているのは何故かと。これは国内への広報の問題に絡めてのコメント。
2012-06-21 19:03:42廃止3名、抜本的改善3名の同数でとりまとめ役の徳久審議官の判断で廃止決定と。国の文化発信を考慮しつつ民間に委ねるところは委ねると。また翻訳者の育成は重要とのコメント。
2012-06-21 19:10:02今回仕分けされた文科省の事業は、翻訳者への支援プラス一定部数買い取り→大学図書館などに配布という、出版社にとっては手厚い助成だった。仕分けのビデオを聞いてみると文科省がこの事業の意義を理解していない様子だったのが一番の問題だったと思う。運営についても問題を指摘されていた
2012-06-21 19:27:05