「日本には(第一次)世界大戦のような、総力戦を戦う力がない」という、ある意味でまともな現実を直視し、「ならば軍人としてやるべきことは何か?」と己の仕事から逃げなかった人々が頑張った結果が、大陸進出であったり、皇道派と統制派の対立であったと認識しております。
2012-08-15 09:13:39では、諦めれば良かったかというと。諦めた場合、「もうどうにでもな~れ~」みたいな虚無感が蔓延して、内部から腐ったりする危険があるわけです。そもそも、選択肢の先にあるのが、どっちにせよ「14へ行け」なので、後は自分の趣味に合わせた道を選ぶしかありますまい
2012-08-15 09:16:56@Historian_nomad ロシアから転じたソ連が仕返しにくると、勝てないのでちょっとでも国境線を前進させておいたら……あれ、なんか中国と戦争に? なぜ? というのが当時の人々の感覚ではないかと思っております。
2012-08-15 09:24:09@Jiraygyo @bakagane 一億歩譲って華北突っ込むのが避けられないにしてもお前もう少し満洲どないにかなるまで待てなかったのかと……いや待てなかったから突っ込んだんですけどねはい
2012-08-15 09:24:57@bakagane 総力戦の結果「あの」大英帝国とかどうなったかが理解できてれば「総力戦をしないですむには」という方向も見えたんではないかとか
2012-08-15 09:20:29確かに! でも、軍人には、そこまでは無理ですよねぇ。しかも外交は相手、特に大国の都合が絡むので RT @HighTaka: bakagane 総力戦の結果「あの」大英帝国とかどうなったかが理解できてれば「総力戦をしないですむには」という方向も見えたんではないかとか
2012-08-15 09:22:52@bakagane 無理をせず諦めもせず可能な範囲で最大限の努力をした人として私は李鴻章を高く評価するんだが、世間の評判はとても悪いな
2012-08-15 09:29:35@Historian_nomad @bakagane そもそも外に進出してなんとか欧米列強と伍していくという幕末からの国是からすると避けられないことだったし、それ否定すると日本の近代化そのもの否定することになるから、なんというか全部繋がっての結果だよね、としか。
2012-08-15 09:23:06@Jiraygyo はい。諦めるには、諦めるための何かが必要であったのだろうと思います。もうちょっと損害の少ないやり方はなかったろうか、とは思いますが。正直、あまり思いつきませぬ。
2012-08-15 09:25:27@Historian_nomad @bakagane 別に日本に限らず、ドイツ第三帝国もソ連もアメリカ合衆国も大英帝国も、結局イケイケドンドンでやって、大きなつまづきするまで懲りなかったわけで、もう無理だよね世界的に。「理性的に立ち止まる」なんて。
2012-08-15 09:26:52人間の集団で拡大主義によって利益を享受してきた集団が、「どこかで程良い所で理性的に立ち止まる」なんてことができることなんて、ほんとうにほぼ不可能に近いじゃね? と現代の企業ですら、どこかで痛い目あわないと立ち止まれてないんだし。
2012-08-15 09:30:41@Jiraygyo そこでありますよな。今の世界の常識は、「2度の世界大戦のグダグダ」をやっちまった反省から生まれております。あの2回の経験がない昔の人に、今と同じ視点を持てというのは無理があろうかと。
2012-08-15 09:29:40@Jiraygyo @bakagane まぁそうですよねー…… そういえば満洲は期待してたほど資源が採掘できなかったから中国及び南方に進出したとか聞いたことがあるんですが、実際のところ当時の技術的に満洲ではそんなに資源取れなかったンmですかね
2012-08-15 09:29:47南方に進出した先でどうだったかを扱った『石油技術者たちの太平洋戦争』(石井正紀)という本では、結局、タンカーが足りずに採掘した石油をがんがん現地で燃やしてしまうハメになったとあります。やはり、ノウハウなしの机上の計算はうまくいきません。 @Historian_nomad
2012-08-15 09:33:02@bakagane あれは日本が持ってた採掘機を殆ど南方に持っていってしまったのも後に祟った原因でしたね。勿体無い。
2012-08-15 09:35:12@satta7010 技術者も、機械も、虎の子でありましたから。ですが、たくさん失敗したことは、不十分であってもその後の日本の糧になっておりましょう。失敗を経験に変えるためには、失敗した人間や組織を断罪して事足りる、とせぬことであります。我が身、我が事であります。
2012-08-15 09:41:52@Historian_nomad @bakagane 別にあの戦争は日本だけでなく、みんな間違いまくっているし、結果的に拡大したアメリカもソ連も全然反省せずに拡大路線続けてつまづきまくっているしねえ。どこかで痛い目見ないと人間の集団は反省も停止も確認すらできない気がする。
2012-08-15 09:32:36だいたい、負け組になっている企業ですら「今度こそ!」って大博打打ったりするわけで、またそういうものがたまたま成功して人類の進歩に繋がったりするし、「愚かさ」というものが人類文明の原動力だと思うし、仕方ない。賢かったら船も飛行機も作らんと思う(笑)
2012-08-15 09:34:56@bakagane @jiraygyo 日本でも内戦の経験者は慎重なところはありましたな。勢いづいたら火傷するまでとまんないのは米ソあまりかわりません。でも火傷して修正する、と言う点で日本にはいくらでも転換点があったのに・・・
2012-08-15 09:36:05